閑古鳥

　１１月末から就職書類を大学に送り続けて、約２ヶ月。大学側から追加書類の記入依頼があったりする以外は、全く返事がありません(=。=|||) ちなみに、一番最初に応募し１次を通過した母校シラキュース大学マクスウェル・スクールからは、丁寧な不採用通知を頂きました(参考記事)。まぁ、これは予想通りですけど...他にも次々と不採用通知が届く日々。新たな助教授職の募集が１月になっても出てくるのは有難いですが、就職書類、博士論文、訂正中の学術論文の３つを同時に書き続けなければなりません。特に就職書類は時間をかけても報われない可能性が高く、書き終えた後の達成感がありません(゜ε゜) 精神的・体力的にキツイ状況でも、彼女がいれば励ましてくれるのでしょうが...PhDを取るまでは完全独身を貫く覚悟だったのでただ彼女ができなかっただけ、代わりに少女時代「Way to Go：頑張って」に励まされながら机に向かおうと思います。カムサハムニダm(_ _)m ファイティング！

追記：U-23サッカー日本代表が韓国代表に勝ってU-23アジア選手権に優勝しました...広いアジアで隣り合った２つの国が決勝に残れたのは、強いライバル関係が生んだ相乗効果のおかげでしょう。勝った時こそノーサイドで紳士的に振る舞いたいものです。

センター試験への復讐

　毎年センター試験の時期を迎えると、苦い記憶が蘇ります。20年前自分が同試験を受験した際、英語で60%にも満たない点数を取ってしまいました。このビハインドを二次試験でも挽回できず、第一志望の地方国立大学を不合格となり、泣く泣く首都圏の中堅私立大学に入学した悔しい想い出があります(≧へ≦) 勿論実力も足りなかったのですが、つい意気込んで勉強し過ぎてしまい、センター試験前日に３９度の高熱を出したことも敗因の一つでした。38歳の大人(今の自分)でも失敗を繰り返しているぐらいですから、経済事情で塾にも行けない18歳の青年が健康・精神のケアを完璧にこなしながら進学塾の精鋭と闘うのは酷というものです。こんな経験から、一発勝負で人生が左右されるセンター試験という制度には今でも疑問を持っています。
　30代を過ぎて英語を仕事で使用し始めた頃から、この積年の恨みを晴らすべく、毎年センター試験の英語科目を解いてきましたヽ(`Д´)ノ 昨年及び一昨年は点数が伸びず190/200のままだったのですが、今年は194点の新記録を樹立！最近発音矯正に取り組んでおり(参考記事)、毎年２～３問落としていた発音・アクセント問題で間違えなかったのが大きいです。ただ、センター特有の「ひっかけ」問題に今年も沈み、夢の満点はお預けとなりました(=。=|||)
　完全な負け惜しみですが...特に下記の問題は個人的にヒドイと思います：

問９：Wood (A) be used as the main fuel, but nowadays fossil fuels (B) widely

① (A) used to (B) are used
② (A) used to (B) have been used
③ (A) was used to (B) are used
④ (A) was used to (B) have been used

正解：①

　問題を複雑にしたいのでしょうが、１つの文章に同じ単語「use」が三度も使用されている文章なんて不自然そのもの(#゜Д゜) 私は②を迷いなく選択して間違えました。英語の文法書によれば、「nowadays」や「these days」は過去との比較で使用されるため、現在完了形ではなく現在形を使用するのが正しいとのこと。特にこの問題では、Wood(過去の主要燃料)とfossil fuels(現在の燃料)が比較されているので、間違いなく①が正解なんですけど...実際には、nowadaysは現在完了ともよく使われます(^ ^; 自分の間違いを正当化するつもりはありませんが、未来の国際社会を担う受験生の皆様には、こんな細かい文法より是非「use」が三度も使用されているこの文章を不自然だと感じる力を身に着けて欲しいと思います(ましな例文：Nowadays wood, which was used as the main fuel, has been replaced by fossil fuels)。ちなみに、最近のセンター試験には英文和訳などがなく、英語の選択肢で統一された読解問題から日本の英語教育の進歩を感じましたd(- -)

　

就職はメンタル勝負

　初めての就職先である中央官庁から数えて、これが４度目の就職活動なのですが、改善されないメンタルの弱さに呆れています(＝。＝)ふ～… 応募書類を出したら心配しても無駄！不採用通知を見て悔やんでも遅い！今できることは博士論文、訂正中の論文、今後の応募書類作成にベストを尽くすこと！！こんな単純なことが分からず、落ち込んで作業が進まなかったりする...年齢だけ重ねて全く成長していないですね┐(-_- )┌
　そんな状況を見かねてか、自分の隣にオフィスを持つ最近ラトガース大学に就職してきた助教授(30歳...8歳年下)から昨日メールを頂きました：

「就職活動大変だよね！僕も去年まで同じ立場だったから、気持ちがよく分かるよd(- -) 君には助教授職だけが選択肢じゃないって知ってほしいな。参考に、いくつか外国人も応募可能なインターン募集要項を添付しておくよ(^ ^)/」

　８年半フルタイムで働いて、PhD取得後インターンに降格ですか... 悪気はないんでしょうね...日本人は若く見えるし( ー"ー;) ただ、実力勝負のアカデミアに年功序列などなく、１０以上の論文掲載を持つ彼が現時点では上。ぐっと耐えて、「Thanks, Professor!」の一文を返すのでした。
　

仕事始め

　新年が明け、大学が再開し、クリスマスを含めた大型連休後の職員・学生間の話題は当然「休暇中なにしてた？」となります。まぁ、自分は大学で博論・再提出用の論文・就職書類の３点セットを書いており、休暇中に特別なことはしておらず...わざわざオフィスに「Happy New Year!」と挨拶に来た方々を、微妙な表情にさせまくる何とも心苦しい思いをしています(^∀^;)
　そんな来客の中で最も印象的だったのが、自分が昨年教えた20代前半の女子学生：

女子学生：Hey, ○○(ファースト・ネームを呼び捨て)! Happy New Year!! How was your vacation?

自分：Nothing special...how about you?

女子学生：(以下、日本語訳）えっとー、クリスマスは～　彼氏とロックフェラー・センター行って～ クリスマス・ツリー見て～ それで...夜はエヘヘ(/∇＼*)恥ずかし～
それでね、新年はマイアミとオーランド旅行して～　ディズニー・ランドとユニバーサル・スタジオで遊んで～
※話しながら彼氏との写真も見せつける...かなり年上...というよりオッサン真の勝ち組

自分：へー、楽しそうだね(^ ^;

女子学生：○○は本当にどこも行かなかったの？もしかして、いつも通り研究？人生は、楽しまないと駄目だよ(v^ー°) - You should enjoy your life! じゃーねー (^o^)/

自分：...

　15歳年下の教え子から、人生訓を賜る縁起の良い新年となりました。

　

新年：フォースの覚醒

　読者の皆様、あけましておめでとうございますm(_ _)m 昨年はこのどうしようもないブログを度々訪れて頂き、誠にありがとうございました。今年は助教授への就職とPhD取得という本ブログの最終局面を迎えており、皆様にアメリカの学会で生き残れるか否か、という緊張感を少しでも伝えられればと思っております。同時に、逆境を笑い飛ばす精神も忘れず、ときにはくだらない事も書くと思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。
　本年皆様が、フォースとともにあらんことを - May the Force be with you！※昨日STAR WARSの新作を観ました。初期STAR WARS世代には、堪らない内容となっておりますd(- -) 自分のフォースも覚醒して、仕事と論文掲載を運んできてくれないかなぁ...