35歳からのアメリカ行政学・公共経営PhD挑戦

ノンキャリ国家公務員を辞め、アメリカ行政学・公共経営のPhDに挑戦するオッサンのブログ(毎週1回更新...たぶん)

骨折り損

2017-05-12 10:46:38 | Post-PhD生活 -就職浪人-
 かなり手広く仕事に応募していると、こういうことも起こるんだなと感じさせるようなインタビューでした(前回記事)。アーカンソー大学クリントン公共サービス大学院は、アーカンソー大学のキャンパスではなく、ビル・クリントン大統領の記念館ともいえるClinton Presidential Center内にあり、大統領センターの事業の一環として公務員向けトレーニングを提供しています。テニュア・トラック助教授というタイトルで公募していたものの、学術的な組織とはいえず、自分の希望するものではありませんでした(=。=|||) 実際、電話面接を実施した方も、授業を担当している講師陣ではなく、クリントン大統領センターの事務方のトップの人でした。大統領センターが学生を集めるために、「アーカンソー大学」の名前のみ借りているように感じました。

 インタビューをしていて衝撃的だったのは、年間に担当する授業数を訊くと、「いやー、実はテニュア・トラックというタイトルで助教授を公募するのは初めてなんだよ。候補者の資質によって決めようと思っている。もしかして研究する時間とか必要なの?」との返事 Σ(゚〇゚;) たしかに、ウェブに掲載されていた公募の内容は、非常に短く、詳細が記載されていませんでした。そのくせ、たくさんの応募書類を要求しており、インタビューの準備にも相当時間を使いました(-_-メ) 仕事がない現状では、何事にも色よい返事をしておかなければならないので、向こうが期待している公務員トレーニングに興味をある旨伝えておきました。ただ、おそらくこちらの機関にお世話になることはないと思います。買い手市場とはいえ、応募する側も時間を使って書類を書いたりするわけですから、手探り状態でたくさんの候補者とインタビューをしながら、具体的な仕事内容を詰めていくようなことはやめてほしい ヾ(*`Д´*)ノプンプン


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4 コメント

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こんには (やすこ)
2017-05-16 14:04:21
残念です( ˊ̱˂˃ˋ̱ )そろそろ日本帰国ですか。
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Re: (ブログ主)
2017-05-16 19:06:23
やすこさん

 不思議なインタビューでした(^ ^; こちらの質問にはハッキリ答えて頂けず、2回目の電話インタビューがあるかもと言われ、電話を切りました。

 師匠に頼ってラトガースに残るのは、良くないと感じています。7月初旬には一旦日本に戻りますが、それまでに仕事が見つかるよう努力し続けたいと思います。英語で行政を研究できる環境があれば、日本を含めどこの国でも行くつもりです。
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Unknown (PeachJello)
2017-05-23 22:51:10
これ、アメリカっぽいですね~。すべて細かく決まってないというか。交渉でつめていくやり方なんでしょうか。普通の大手大学は5年間のstrategic planで何人もが何ヶ月もかけて話し合って、コンサルタントなんかもよんで、鳴り物入りで大学の経営方針を決めてるくせに、プラクティカルなことになると、さて、どうしよっか?って感じで鷹揚なんですよね~。
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Re: (ブログ主)
2017-05-24 00:00:36
PeachJelloさん

 新しい中堅キャリア向けオンライン・コースを起ち上げあるための教授(or インストラクター?)職だったのですが、電話面接ではラトガース大学でどのようにオンライン授業が行われているか...とか聞かれました(^ ^; 情報収集に使われたとしか思えません。
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