35歳からのアメリカ行政学・公共経営PhD挑戦

ノンキャリ国家公務員を辞め、アメリカ行政学・公共経営のPhDに挑戦するオッサンのブログ(毎週1回更新...たぶん)

修士留学と奨学金

2013-06-23 23:13:32 | 公務員を辞めてから修士留学まで
 公務員を辞めて海外出張のある民間コンサル会社に就職し(前回記事参照)、インドネシアでは仕事で初海外!英語実践初使用!インドネシア勤務後は相当英語を使えると会社内でも評判になり、英語への自信はは深まるばかり←完全な勘違いと後に判明 今度こそはPhDも合格しちゃうぞ( ̄ー ̄)といつものように勘違いパターンに入っていったのです...が、しかし!死を考えるぐらい落ち込んだんで(=_=) どんな人間も成長するってことで(^ ^; このときばかりはPhDだけでなく修士課程(Master of Public Administration/Public Policy)も受験しました(^o^)/ 今思えば、この決断に本当に救われました(T-T)
 以前も書きましたが、修士留学となると問題はお金です。一定レベルのアメリカ大学院PhD(博士課程)は学生に授業料免除と生活費を支給しますが、修士課程に合格しても大学院側が奨学金を出すことはほとんどありません。さらに、アメリカの有名大学院修士課程は年間授業料200-300万円とバリ高い(-_-#) ただ、合格した大学からの奨学金ではなく、日本人の大学院留学支援を目的とした民間の財団や政府系団体の奨学金をもらう方法はあります。行政学・公共政策大学院留学で応募可能なのは、フルブライト奨学金、平和中島財団奨学金、本庄国際財団奨学金、世銀奨学金あたりでしょうか。えー、自慢ではないですが、面接に行くこともなく応募した奨学金すべて書類審査で全滅しました(-。-;) 従いまして、修士留学のための奨学金合格方法については他の情報源を当たってください←雑魚だな ちなみに、上記奨学金のなかには学位取得後日本への帰国を条件とするものもあり、自分のように将来アメリカで教授職を目指す方々には不便な面もありそうです...負け惜しみ
 PhD奨学金付合格の大前提を知らなかった私は、この年の受験においても当然3度目のPhD全滅を喰らい((( ;゜д゜)) 辛うじて2つの修士課程(ニューヨーク大学ワグナー行政大学院とシラキュース大学マクスウェル行政大学院)から合格を貰います。ここで、会社を1年で辞めて修士留学するのか、するならお金をどう工面するのか、どっちの修士課程に行くのか、という人生の選択を迫られるのでした...つづく。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
学費について (渡辺)
2016-02-07 22:09:59
いつの楽しく拝見しています!
ところでこの記事に学費が200-300万円とありますが、ご存知だと思いますがアメリカでは学費バブルが問題になっており、毎年最低でも10万円以上値上がりしており、円安の影響もあるかもしれませんが、有名私立大学では学費のみで450万円/年が今の平均のようです。
学費の高騰分、見兼ねた卒業生が寄付金を募り、資金難の学生に対して多少なり援助することも増えてきています(私は国際関係学で修士課程に在籍中ですが、学費は年間450万円、卒業生ネットワークから約150万円の援助を受けています。)
現在では、成績優秀であるか、相当の資産を持っているか、ローンまみれになる覚悟が無いとアメリカの修士課程は厳しくなってきています。
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Re: (ブログ主)
2016-02-08 02:56:02
渡辺さん

 コメントありがとうございますm(_ _)m 当時は円が90円台でしたから...大分計算も変わってきますね(^ ^;
 ドル建てだと$45,000の授業料で、自分が思い当たるのはハーバード大学Kennedy School(Public Affairs ランク3位)、プリンストン大学Wilson School(5位)、コロンビア大学SIPA(29位)でしょうか。
 一般的な知名度の高いIvy Leagueに入られることは、実務で活躍される場合にメリットが大きく、値段が高いのだと思います。Top10でも年間$25,000-30,000の大学はいくつかあります。例えば、インディアナ大学ブルーミントン(ランク2位) - 年間$26,000。シラキュース大学Maxwell(1位)は2年ではなく2回の夏学期を含めた13ヶ月の修士プログラムで$57,000 (年間$29,000相当)。両校とも、Research Assistantや単位交換など授業料を更に安くする方法がたくさんあります。
 仰る通り、Ivy Leagueに行くことはお金持ちor Gifted People-天才-の特権という認識があると思います。ゆえに、より大きなチャンスが転がっているのかもしれません。ただ以前ブログでも書きましたが、行政学PhD入学を目指すのであればIvy Leagueのネーム・ヴァリューはあまり有利に働かないので、ランキング上位の州立に行くのがお得です。
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