修学院の九華三昧

 一茎九華四季折々の話題を写真で紹介させて頂きます。

薩摩寒蘭「天山」 !!!

2021-10-25 11:29:34 | ②古典園芸

薩摩寒蘭「天山」、寒蘭の柄物が増えたのは初めての事です。

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◆2016/11に5本立で買った薩摩寒蘭「天山」です。 九華も此れぐらいに作れれば嬉しいのですが、バルブの有無でしょうか、まぐれでしょうかぁ !!! 2009/10にも上木5本立を買いましたが、増えることなく枯れてしまいましたぁ !!! 右の日向寒蘭「日豊」は40年前から増えもせずに、花を咲かせてくれています。
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香炉峰の雪いかならむ !!!

2021-10-21 06:25:32 | ⑥東国巡り

「香炉峰の雪いかならむ」と問われても 学の無い私には分かりません、興味があれば 直にWebで検索すれば 大凡の意味が分かる便利な時代となりました。 しかし、意外にも即興で解説する博識なタレントさんを見ました。 
BS日テレ10/19放送「ぶらぶら美術・博物館」のMC山田五郎さんです。


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◆展覧会監修 山下裕二先生が「香炉峰は中国の名峰。戦争画として戦闘機を大きく描きながら、同時に雄大な中国の自然も描こうという龍子ならではの突飛な発想です。」との解説に、番組レギュラーMCの山田五郎さんが「香炉峰の雪は簾をかかげて看る」とも掛かっているのでは?との発言です。
◆早速「香炉峰の雪は」を検索した処、「白居易」が左遷され、景勝地「香炉峰」の麓に新居を構え、詠んだ詩句を、
清少納言が「枕草子」第280段「雪のいと高う降りたるを」で、中宮定子が「少納言よ 香炉峰の雪はどんなであろう」と仰せになるので、女官に御格子を上げさせて、御簾を高く巻き上げたところ、お笑いあそばす。 
「簾を上げる」が正解だったのです。
 川端龍子画伯は戦前の人、白居易の詩、清少納言「枕草子」の一節を掛けたのではと、現代人には考えつかぬ博識を山田五郎さんは説かれましたぁ !!!
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