修学院の九華三昧

 一茎九華四季折々の話題を写真で紹介させて頂きます。

幻の九華「元字 覆輪」(2) !!!

2019-01-28 09:20:16 | ①一茎九華

東洋蘭の愛好家には「南陽梅」と言った方が分かり易い事と存じます。
今の九華マニアは「元字」と呼んでいますが、2017年の7月我が家で芽変りが発生しましたぁ !!!
但し、残念でしたが、翌年の猛暑で株中から枯れ込みが発生、手の施しようが無く1週間で全株が枯れてしまいましたぁ !!! 葉元が細菌に侵され黒く枯れ上がる現象で、薬で止める事が出来ません。
「丁酉(ヒノトトリ)に生まれ 戊戌(ツチノエイヌ)に枯れにし 元字の芽変り 覆輪のことは 夢のまた夢」
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◆旧ブログ「修学院」では1年に渡ってレポートしましたが、その時の記録写真を再掲載します。
≪続き≫
先ずは普通の「元字」、「南陽梅」の花です。


2018年4月「コンペ覆輪」の篠から咲いた花と、同株バックから咲いた花を見比べて下さい。




◆此の花を見るとコンペが花弁にも強く現れているのが分かりますねぇ !!!  花弁の先には“こぶ”状の突起が出ています。 兜の形はオケラの手の様で肥厚して、前からは藁頭巾を被った雪国っ子に見えます。
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◆此方は普通に咲いた「程梅」の花2枚と、右端は初花の「程梅」(同株では無い)ですが、丸みが違いますねぇ !!!

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幻の九華「元字 覆輪」(1) !!!

2019-01-27 09:40:24 | ①一茎九華

東洋蘭の愛好家には「南陽梅」と言った方が分かり易い事と存じます。
今の九華マニアは「元字」と呼んでいますが、2017年の7月我が家で芽変りが発生しましたぁ !!!
但し、残念でしたが、翌年の猛暑で株中から枯れ込みが発生、手の施しようが無く1週間で全株が枯れてしまいましたぁ !!! 葉元が細菌に侵され黒く枯れ上がる現象で、薬で止める事が出来ません。
「丁酉(ヒノトトリ)に生まれ 戊戌(ツチノエイヌ)に枯れにし 元字の芽変り 覆輪のことは 夢のまた夢」
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◆旧ブログ「修学院」では1年に渡ってレポートしましたが、その時の記録写真を再掲載します。





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◆芽変りは縞や耳摺りの所謂「本斑」では無く、「コンペ覆輪」で中国では「水晶覆輪」と呼んでいる芸なので、葉が委縮して矮鶏性になり、葉先が鉤爪状で凝っています。
◆2018年4月には芽変りの篠から花芽が上がり、とても変わった花が咲いたので“続き”もご覧下さい。
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