将門ブログ

このブログは、歴史上の人物『平将門』公を探求する、ポータルサイトです。

10「将門の寵妃たち」

2008年01月10日 | 将門の乱
今回は「将門の寵妃たち」を調べみました。

【君の御前】
将門の正室。将門の同盟者・平真樹の娘が、将門の妻(君の御前)として嫁いだとされています。しかし、『将門記』では源護の娘とも読めますし、「女論」において良兼との争点は妾・桔梗の前だと思えます。承平七年(937)将門が平良兼らの連合軍と戦い将門が敗れたとき、桔梗の前や子供らと葦津江に隠れましたが、良兼に発見されて殺されています。
「后神社」
http://www3.ocn.ne.jp/~thirao/nyoron.htm

【桔梗の前】
将門の最愛の妾です。ある説では将門の弱点を、藤原秀郷に教えたために将門が敗れたと言われてしまう可愛そうな人物に仕立てられています。関連する史跡に、桔梗の花が咲かないのは、将門の怨みの念のせいだという説がほとんどです。
「桔梗塚」
http://www.xiangs.com/Masakado/shiseki/chiba/kikyou1.shtml
http://www.city.toride.ibaraki.jp/index.cfm/13,343,80,378,html
「城峰山の桔梗」
http://nire.main.jp/rouman/fudoki/14sait45.htm

【小宰相】
王宿(佐原市)の佐野庄司の娘・小宰相を、将門が見初めて妾としました。後に「竹袋城」(印西市)に迎えて寵愛したといいます。この小宰相が、桔梗の前だという説もあります。

【御代の前】
市川市菅野にある「御代の院」は、京都の人・菅野氏夫妻を祀るといいます。妻「御代の前」は女スパイとして将門軍の内情を探索して、夫に知らせたことから大野の落城を早め、将門調伏に功績をたてたといわれています。女スパイながら、将門の妾になったという説があります。
http://www.jona.or.jp/~hp/ichi/moto/s-006.html

【和歌御前】
結城市粕礼にある「鷲神社」には、将門の愛妾・和歌御前の小祠があります。下野の沼田庄に居たところ、将門が略奪したといいます。美女でよく和歌を詠みところから、和歌御前と呼ばせたといいます。この和歌御前は、玉村の娘だったという説もあります。

【車の前】
千葉県旧沼南町大井にある「福満寺」には、将門の愛妾・車の前との関わりが深いです。近くの妙見堂跡で、亡くなった車の前を火葬したと伝えられています。
http://members.jcom.home.ne.jp/bamen/shounanooi2.htm

【片目の姫】
取手市市之代にある「姫宮神社」(片目の姫宮)には、将門の妾(または娘)のお姫様が祀られています。
http://www.norichan.jp/jinja/renai/himemiya.htm

【駿河の前】
将門の妾。
「間物伝説」
http://www.asahi-net.or.jp/~yk7y-kmi/sub31.htm

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/取材:源六郎/平将門関連書籍将門奉賛会


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1 コメント

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将門様の寵愛された姫君は (小俣公司)
2016-11-12 17:16:23
将門様の御寵愛された姫君の中に、「芙蓉の前」という方は、おられたのでしょうか。お教えください
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