一通のメールが届いた。
ことの次第は、こうだ。
画像診断で、癌は小さいけれど(ステージ1)、できている場所が悪いから転移しているかもと言われ、二転三転して手術をしてもらえることになって・・。
その間、多くの人に祈ってもらっていた。
手術に向けて沢山の検査をした。
麻酔をかけて気管支から細胞をとったり、造影剤を入れてCTやMRIも。
手術前に調整をしないといけないような持病なし。検査ができなくなるような異物もアートメークもしていない。
画像診断の技術はすごく進んでいる。
それでも切って開けてみないと分からないこともあるんだね。
手術後、まもなく集中治療室で目覚めて…。なんか、早くない??って思ったら、執刀した医師から、がんを切除しなかったことを告げられ、手術の強い痛みと点滴やらエコノミー症候群予防の足のマッサージャーやらで身動きできない。
眠ろうにも天井の灯が眩しいし、すぐ近くに他の患者さんの声も聞こえて眠ることがきず、痛みから解放されなかった。😭
午前の手術だったから、目覚めてからは長い長い1日だった。
頭の中では、すぐにでも祈りのリクエストを送りたい! 賛美を聞きたい!と絶望の淵で、独りもがいていた。
やっと翌朝になって、同じ集中治療室ながら、個のスペースに移動。
もう1日、ここでと言われ、そんなの嫌だ〜!
すぐに部屋に戻って、祈りと賛美のためにスマホを使いたい!
スマホがもしも手元にあれば、快適そうな空間ではあったけど、私の関心はお祈りの支援を頼むことの一点のみ。
頼るは、主(しゅ)のみ‼️
それで、相部屋にストレッチャーで連れて帰ってもらい、声もよく出ない、点滴もついたままの状態で、ひたすらスマホを打った。
思いつく限りの方々に、連絡を入れた。
現状の報告と祈りのリクエスト。
その時の牧師先生の一人がメールをくださった。
お忙しいからと連絡を遠慮していた。
一年以上経って、どうしているのか、悪い方向にいっていないか、先生も心配してくださっていたかもしれない。
ある姉妹に私の近況を知らせたので、先生が連絡をくださったのだった。
私が元気に活動していることが励みになると書いてくださっていた。
私のほうこそ、励まして頂いている。
信徒は牧師は心身ともに強靭なかたと思ってしまうけど、同じ人間。
私たちが知らないだけで、辛いこと、いっぱいあるんだろうなあと思う。
先生を励ませたのなら、こんなに嬉しいことはない。
もし私のブログを読んでくださって、励まされたよっていう人がおられたら、ほんと、嬉しい❤️