癌治療(分子標的薬)が3年目に入った。
つまり、ステージ4と診断されてから、2年以上、元気に動けているということ。
転移が見つかったから、切除しなかったと術後すぐに聞いて絶望。そこからの復活。
今はまだひと月おきに、通院。加えて、CTやMRIも撮りに行っている。
でも自分の足で、誰の手を借りることもなく、病院に通えていることも感謝!
3年前は、もう皆んなとドライブすることはないのだろうかと死をも考えていたけれど、今年は金華山城へ行くのことができた。岐阜城ともいう。
ここは、ロープウェイで上がれるのだけど、ハイキングコースもあり、片道だけの利用者もちらほら。
麓でガイドさんに登山口を聞いていた軽装の50代くらい?の女性は、プラスチックのサンダルだった😳(体型から日頃スポーツをして鍛えている人には見えなかった。)
ガイドさんは、「(思わず)その靴でですか?」「気をつけていってきて下さい」と言っていたけど、きっと心配されていたと思う。すぐそばにいた私でさえ、すごく気になった。私はいくつもの山城を歩いたことがあり、知識と経験があったから。
私達はしばらくして、ロープウェイで上り、整備された階段や道を歩いた。
それでも道路とは違い足元は硬いし、でこぼこで、傾斜もついている。縁が欠けているところもある。
当然、すぐそばは削られたような斜面になっている。守りを固めるため当然だ。
ここは戦うための城だったのだから。
だから、思わず、ふらついた箇所があり、筋力が落ちたなぁと実感した。
帰り道、慌ただしくレスキューの人たちが上がってきた。
何事だろう?と気になって見ていたら、やがて一人の中年女性がタンカで運ばれてきた。
朝のことがあったので、足元をみたら、きちんとトレッキングシューズを履き、服装も山登りのもので、額からは血が出ていた。
どうも転倒されたようだ。
朝見たサンダルの女性は無事に登れたのだろうか??とまた思いだした。
こんなにちゃんと装備をして(新品ではない装備を身につけているということは)、山歩きの経験者に違いない。それでも、こんな怪我をしてしまうことがある。
これから山城に行く人は、せめて靴は山道を考えて選ぶのが賢明だと思う。
家族水入らずの日帰り旅を今年も与えてくださった主(しゅ)に感謝します❣️