前回、不幸は突然やってくる!IVCB「ピンボルト」のお話【前編】 ・ 【後編1】 ・ 【後編2】 と大げさにも3回に別けてIVCBのピンボルト交換方法を紹介したが、折れてしまったピンボルトの画像付き説明がなかった。今回何と折れたピンボルトを交換する機会があったので紹介しておきましょう!
【今回用意したもの】
・ボール盤(ホームセンターで以前購入した中国製。あると本当に何かと便利です。5,000円程度で購入)
・ドリル刃(今回は1.5mmと2mmを用意)※2mmは必ず必要になります。
・ピンバイス(なくても特に問題はない)
・交換用ピンボルト ※今回はUltraMAG純正のジュラルミン製ピンボルトへの交換です。
・ネジ止め剤
それでは作業開始です。
まずはリールのフレームをここまでバラします。俺は折れたボルトの除去にボール盤を使うのでここまでバラした方がやりやすい。今回はこの状態までバラした状態で送ってくれたので作業時間はかなり短かった。
無残にも折れてしまったピンボルト・・・
まずは折れたピンボルトの中央にマーキングする。今回はピンバイスを使って下穴処理という形でマーキングしてみた。
ピンバイスがない場合はマジック等でマーキングしてもいいね。
折れて埋まったピンボルトをボール盤で除去する。ただそれだけの作業と言ってしまえば話が終る・・・
最初に1.5mmのドリルでピンボルトに施したマーキングに沿って真ん中に穴をあける。ようは下穴です。
ドリルをゆっくり徐々に下ろしていくとスコンッ!っと抵抗が軽くなるのでそこでStopする。
あまり深くまでドリルで彫るとドリルがフレームを貫通!なんて悲劇が起こるのでボール盤のドリルを目一杯下げた時に丁度いい位置になるように架台の高さを調整しておくとよい。
これが1.5mmで下穴を開けたところ。次に2.0mmのドリルで穴あけをする。この2.0mmのドリル刃でネジ穴に埋まっているピンボルトが全て除去できる。
万が一、ここで1.5mmの下穴が明らかに中央からズレていると思ったら、2.0mmは避け、1.8mmなどを使うといい。
「ネジ山を削っちゃいそうで・・・」ってのが一番不安なところだと思うが、ぶっちゃけた話、少しくらいならネジ山が削れてもピンボルトの固定に全く問題ないです。最初のマーキングと1.5mmのドリルでほぼ中央に下穴が開いていれば、2.0mmのドリルで問題なく全て除去できるはず。
ドリル刃は0.1mm単位でサイズがあるので、初めてやる方は1.0~1.3mmのドリルで下穴加工し、1.8mmや1.9mmと少し径の小さいドリル刃で仕上げれば失敗する可能性は相当減るんじゃないかな。俺は1.8mmや1.9mmを使った事ないので埋まったピンボルトが全て除去出来るかどうか解らないがネジ山を削ってしまうのがどうしても不安な方は1.8mmや1.9mmでやってみてから2.0mmでの最終加工が必要か判断してもいいだろう。次もしやる機会があれば1.8~1.9mmでやってみようと思います。
2.0mmのドリル刃を使うとこんな感じで折れて埋まったピンボルトが全部除去できる。
ネジ穴の中には多少ピンボルトの削りクズが残るのでエアーなどで除去する。
工具の取り扱いに慣れてる人ならいきなり2.0mmでやってもOKなんじゃないかな。
ここまで終れば、あとは鼻クソほじりながらでも出来る作業。ピンボルトにネジ止め剤を塗って取り付けて完了です。
ネジ止め剤は空気と遮断される事で固着が始まるタイプを使用する。
実はこのIVCBは俺のリールではありません。ピンボルトが折れたので交換してほしいとお願いされたんだよね。そんなに難しい作業じゃないけど他人様の大事なリールとなるとやはり緊張するね(笑)このネタは是非ブログに投稿したかった内容なので今回は喜んで(?)作業を引き受けさせてもらったけど、俺はメーカーでも業者でもないから今後はもうやりません(苦笑)そんなに難しい作業じゃないけど、作業を引き受けちゃうと「じゃあ俺もやってくれ・・・」って歯止めが利かなくなるからさ・・・ぶっちゃけ俺に簡単に出来る作業なんだから誰にだって出来るよ(苦笑)
今回はリールを画像1枚目の状態までバラして送ってくれたから、実作業時間は15分ほどでした。だってリールが13時過ぎくらいに届いて14時ちょい過ぎには持ち主さんに発送したからね・・・
心配な人はルーターを使ってもいいようです。実はルーターでの修復はブログにコメントして頂いた方から教えてもらった方法。俺はせっかちだから作業性の高いボール盤を使う。1.5mmのドリル刃でボール盤やハンドドリルで下穴を開け、仕上げの部分をルーターって方法が一番確実かもしれないですね。ルーターはホームセンターで乾電池式の激安品が1,000円程度で売ってます。
ボール盤を使う場合、説明にも記述したが仕上げに1.8mmや1.9mmを使うと更に失敗は減ると思う。俺は2.0mmでやるから1.8mmや1.9mmを使った事ないので埋まったピンボルトが全て除去出来るかどうか解らないが、不安なまま2.0mmでアタックするより、安全に1.8mm~1.9mmでやってみて2.0mmが必要かどうか判断してもいいと思う。
しかし、 ピンボルトはアルミ製だと金属疲労で簡単に折れちゃうよ!このIVCBの持ち主さんも「まさかそんな簡単には折れないでしょ!」と未交換のまま使用しており、メンテしようと思ったら折れたそうです・・・(涙)皆さん!今すぐIVCBのピンボルトをチェックしとけ!メンテを頻繁にやる方は特にね!人気爆発中のこのブログ(???)を見た人達からピュアフィッシングに大量のピンボルトが発注されて在庫なくなるぞ!って・・・そんなワケね~わな・・・
俺はメーカーでも業者でもないから、引き受けるからにはもちろん無償でやるつもりだったんだけど・・・
「お礼」という事でこんなに沢山のルアーがリールに同封されていました。大変恐縮です・・・依頼された方の誠意を尊重して、ありがたく頂きました。大切に使わせていただきます!ありがとうございました!
何かヤフオクの出品画像みたいだけど、これはヤフオクではありませんのであしからず・・・(苦笑)
【今回用意したもの】
・ボール盤(ホームセンターで以前購入した中国製。あると本当に何かと便利です。5,000円程度で購入)
・ドリル刃(今回は1.5mmと2mmを用意)※2mmは必ず必要になります。
・ピンバイス(なくても特に問題はない)
・交換用ピンボルト ※今回はUltraMAG純正のジュラルミン製ピンボルトへの交換です。
・ネジ止め剤
それでは作業開始です。
まずはリールのフレームをここまでバラします。俺は折れたボルトの除去にボール盤を使うのでここまでバラした方がやりやすい。今回はこの状態までバラした状態で送ってくれたので作業時間はかなり短かった。
無残にも折れてしまったピンボルト・・・
まずは折れたピンボルトの中央にマーキングする。今回はピンバイスを使って下穴処理という形でマーキングしてみた。
ピンバイスがない場合はマジック等でマーキングしてもいいね。
折れて埋まったピンボルトをボール盤で除去する。ただそれだけの作業と言ってしまえば話が終る・・・
最初に1.5mmのドリルでピンボルトに施したマーキングに沿って真ん中に穴をあける。ようは下穴です。
ドリルをゆっくり徐々に下ろしていくとスコンッ!っと抵抗が軽くなるのでそこでStopする。
あまり深くまでドリルで彫るとドリルがフレームを貫通!なんて悲劇が起こるのでボール盤のドリルを目一杯下げた時に丁度いい位置になるように架台の高さを調整しておくとよい。
これが1.5mmで下穴を開けたところ。次に2.0mmのドリルで穴あけをする。この2.0mmのドリル刃でネジ穴に埋まっているピンボルトが全て除去できる。
万が一、ここで1.5mmの下穴が明らかに中央からズレていると思ったら、2.0mmは避け、1.8mmなどを使うといい。
「ネジ山を削っちゃいそうで・・・」ってのが一番不安なところだと思うが、ぶっちゃけた話、少しくらいならネジ山が削れてもピンボルトの固定に全く問題ないです。最初のマーキングと1.5mmのドリルでほぼ中央に下穴が開いていれば、2.0mmのドリルで問題なく全て除去できるはず。
ドリル刃は0.1mm単位でサイズがあるので、初めてやる方は1.0~1.3mmのドリルで下穴加工し、1.8mmや1.9mmと少し径の小さいドリル刃で仕上げれば失敗する可能性は相当減るんじゃないかな。俺は1.8mmや1.9mmを使った事ないので埋まったピンボルトが全て除去出来るかどうか解らないがネジ山を削ってしまうのがどうしても不安な方は1.8mmや1.9mmでやってみてから2.0mmでの最終加工が必要か判断してもいいだろう。次もしやる機会があれば1.8~1.9mmでやってみようと思います。
2.0mmのドリル刃を使うとこんな感じで折れて埋まったピンボルトが全部除去できる。
ネジ穴の中には多少ピンボルトの削りクズが残るのでエアーなどで除去する。
工具の取り扱いに慣れてる人ならいきなり2.0mmでやってもOKなんじゃないかな。
ここまで終れば、あとは鼻クソほじりながらでも出来る作業。ピンボルトにネジ止め剤を塗って取り付けて完了です。
ネジ止め剤は空気と遮断される事で固着が始まるタイプを使用する。
実はこのIVCBは俺のリールではありません。ピンボルトが折れたので交換してほしいとお願いされたんだよね。そんなに難しい作業じゃないけど他人様の大事なリールとなるとやはり緊張するね(笑)このネタは是非ブログに投稿したかった内容なので今回は喜んで(?)作業を引き受けさせてもらったけど、俺はメーカーでも業者でもないから今後はもうやりません(苦笑)そんなに難しい作業じゃないけど、作業を引き受けちゃうと「じゃあ俺もやってくれ・・・」って歯止めが利かなくなるからさ・・・ぶっちゃけ俺に簡単に出来る作業なんだから誰にだって出来るよ(苦笑)
今回はリールを画像1枚目の状態までバラして送ってくれたから、実作業時間は15分ほどでした。だってリールが13時過ぎくらいに届いて14時ちょい過ぎには持ち主さんに発送したからね・・・
心配な人はルーターを使ってもいいようです。実はルーターでの修復はブログにコメントして頂いた方から教えてもらった方法。俺はせっかちだから作業性の高いボール盤を使う。1.5mmのドリル刃でボール盤やハンドドリルで下穴を開け、仕上げの部分をルーターって方法が一番確実かもしれないですね。ルーターはホームセンターで乾電池式の激安品が1,000円程度で売ってます。
ボール盤を使う場合、説明にも記述したが仕上げに1.8mmや1.9mmを使うと更に失敗は減ると思う。俺は2.0mmでやるから1.8mmや1.9mmを使った事ないので埋まったピンボルトが全て除去出来るかどうか解らないが、不安なまま2.0mmでアタックするより、安全に1.8mm~1.9mmでやってみて2.0mmが必要かどうか判断してもいいと思う。
しかし、 ピンボルトはアルミ製だと金属疲労で簡単に折れちゃうよ!このIVCBの持ち主さんも「まさかそんな簡単には折れないでしょ!」と未交換のまま使用しており、メンテしようと思ったら折れたそうです・・・(涙)皆さん!今すぐIVCBのピンボルトをチェックしとけ!メンテを頻繁にやる方は特にね!人気爆発中のこのブログ(???)を見た人達からピュアフィッシングに大量のピンボルトが発注されて在庫なくなるぞ!って・・・そんなワケね~わな・・・
俺はメーカーでも業者でもないから、引き受けるからにはもちろん無償でやるつもりだったんだけど・・・
「お礼」という事でこんなに沢山のルアーがリールに同封されていました。大変恐縮です・・・依頼された方の誠意を尊重して、ありがたく頂きました。大切に使わせていただきます!ありがとうございました!
何かヤフオクの出品画像みたいだけど、これはヤフオクではありませんのであしからず・・・(苦笑)
私の3台のピンボルトの交換も終えて不幸に襲われることなく使ってます。
前回のベイトドラグの件ですが、私はフルロック派です(笑)
昨日、50UPを釣ったときに完全にフルロックしていなかったため、ドラグが出たときは少しやり辛かったです。
しかし、Avail製のスプール交換でフルロックやルアーの根掛かりの回収(切る)での作業に戸惑っています。
さて少し内容が変わりますが、先日とある番組で「日本の鮎が消えてなくなる」とありました。
一体、原因は何だろうと思い番組を視聴することにしました。
以前、地元で水不足により鮎が海から川へ登れないということを聞いたこともありましたので。
結局のところ、番組内容はバスが琵琶湖の鮎を食べつくしてしまうということでした。
それと、日本の在来種が絶滅してしまうということでしたね。番組内でとある大学教授が日本の在来種が絶滅を防ぐために、人工的スポーニングエリアを作成して産卵を防いだりしていました。とある池で4年ほど
前から行って800万匹の産卵を防いだ(殺した)そうです。
番組最後には、在来種を小学生に池に放流するイベントなどもあり、バスは最低最悪のイメージでしたよ。
将来、琵琶湖にもこの人工的スポーニングエリアを普及していくそうです。
そして2015年には、誰でもバスを絶滅できる道具を作成すると教授は意気込んでいました。
老舗の鮒寿司の女将さんなどは「バスは獰猛ですから」と言っていましたが、彼女はバスを釣ったことや
襲われた!?ことがあるのかなと思いました(笑)
先日、しょうやさんに琵琶湖でのリリース状況について教えてもらいましたね。(ガイドやプロの人はどうしているんでしょう)
まぁ、相変わらずバスが悪者扱いされるのが悲しいです。確かに増えているので減らすための対策なら仕方ないと思うのですが、日本から絶滅するまでやろうとする教授の考えには賛同できませんね。
矛盾することですが、バスの補食する鮎は自分は大好物の1つです。それからバスに関わって利益を得る方や自分のように釣りで楽しんでい人も大勢いますから。
せめて、番組のスポンサーも次回はバスフッシャーのプロ級の人にバスボートで小学生ガイドさせてバス釣りの楽しさを教えて欲しかったです。
(爆釣は当然で両I氏ぐらいの方でやってほしいですね。無闇な殺生はせず、きちんとバスをリリースして、最後はルアーやロッドもプレゼントで)
そうすれば、もう少しバスに対してのイメージもよくなるのではと思い続けるこの頃です(笑)
しょうやさんの方では番組は放送されたのかな??
僕は最近仕事が忙しく、その放送がされたのかも解りませんので見ていませんが、トシさんのお話を聞く限りBassには相当悪いイメージしかない感じですね。私の住んでる地域は長野の山間部です。この辺りでは魚釣りというと渓流での岩魚釣りが主流なんですが、僕がブラックバス釣りやるというと10人中100人は話の雰囲気からBassにあまりよいイメージは持っていないようですね。最近はバス釣りやる事を言いたくないという心境にもなります。ですので面倒な場合は「名古屋にアオリイカを釣りに行ってました」という事もあります。先日、お酒を呑みながら話している時に僕の陽焼けを見て「何故そんなに焼けてるんだ?」と聞かれたのでブラックバスを釣りに行ったというと「あんな釣りはダメだ!」とオッサンに完全否定されました。何を説明しようとしても話さえ最後まで聞かず「ダメだ!ダメダメ!」の一点張りです。ここまで言われた事は初めてで酔ってたこともありさすがに頭にキタので「何も知らないクセに人の話を最後まで聞かないで、何もかも全否定するような奴はBassがどうのこうのの前に人として最低だね」って言ってやりました。さすがに周りは凍りつきましたね~(苦笑)何せ僕は妻の実家に婿養子に入ってまだ1年です。まさか僕がそんな毒吐くとは思ってなかったんでしょうね。そこから言い合いですよ!実はそのオッサンをあまりいいように思ってない人が多いのでボロックソに言ってやりましたよ!
そんな話はどうでもいいんです。僕はBassだけが原因で在来種が減少しているとは思いません。現に別の専門家によっては在来種の減少はBassだけが原因ではないという人はいますからね。琵琶湖の漁師さん達も絶対Bassだけが原因じゃない事は解ってるはずです。でも、将来在来種を絶滅させる【可能性がある】と言われたら正直何も言えませんね。可能性はないとは言い切れませんから・・・それにBassが存在するメリットってBass釣りに関係する人意外に全くないですからね。ですから琵琶湖の在来種を生活の糧にしている人から見ればBassが悪者扱いされるのは仕方ない事なのかも知ません。学校のクラス内で財布がなくなると真っ先に不良が疑われるのと同じ事ですかね・・・
しかし、その教授・・・何かムカつきますね(苦笑)
私も過去にivcbのフレームを折ってしまった事があるのですが、諦めてフレームを交換しました・・・。
本当にモラムユーザーには為になるブログですね。
IARの件では、私も同じ様な症状が見られ「こういうもんなんだ。」と思っていたので、スゴク参考になりました。まだまだ未熟です・・・。
中でも一番ド肝を抜かれたのは、メインシャフト最下部にあるベアリングの件です。あの部分のメンテで、上にある黒い樹脂のギアを外す時に私は、ギアをニッパーで破壊して、その度に新しい物に交換しています・・・。というのも、以前に無理に外そうとしてギアを差し込むピンごと抜けた事があるので、それ以来は・・・。しかし、あの部分を外さなければ最下部のベアリングに注油できん・・・。という訳で、破壊行為に走っていたのですが・・・あの部分のフレームに穴を開ける。という方法を見て「ハッ!!!」としました・・・。これで破壊しなくて済むし、注油も手軽に出来ると思うと、感激しました。
初めてのお邪魔が長文になり失礼しました。これからも覗かせていただきたいと思っています。その際には、メンテの事など、ご指導ヨロシクお願いします。
私自身も初めはナカシンさんと全く同じでしたよ。ABUは長年使い続けていますが、当初は「ABUはこんなモンだよ」という感じでした。でもABBが好きで使い続けてました。私がここまでチューンに拘るようになったのはABUの長い歴史の中で一番好きになったIVCBが一番問題児だったからです(苦笑)外観のあまりのカッコよさ・抜群の飛距離に反して、ピンボルトは折れるし、IVCBはあまり利かないし、スプールやハンドルはお粗末だし・・・それらの問題をインターネットで調べたんですが解決方法があまりなかったんです・・・「何で?皆不満はないのか?俺だけ・・・?」って思う時期もありましたね。だから自分で色々調べたんです。時にはショップに迷惑をかけたこともあります(汗)これまで自分が感じてきた不満や疑問を抱きながらもABUが好きで使い続けてるユーザーはきっといると思い始めたブログですが、ナカシンさんから頂いたコメントを読むと始めて良かったと本当に思います。個人のブログですのでやれる事に限界はありますが、お役に立てるブログにしたいと思っております。また是非遊びに来てくださいね!
今回は、IVCBのギア鳴りについてご相談したい事があり書き込みしました。現在、4台のIVCBを所有しているのですが、どれもハンドルを回転させると、「ジャッ、ジャッ」というギア鳴りが激しく、随分頭を悩ませています。恐らく、メインギアからだと思うのですが、組み付けが悪いのかと何度も組直したり、グリスの問題かな?と、市販のリールグリスは、かなりの種類を試しました。でも、たいした効果は得られませんでした。現在はIOSグリスに落ち着いていますが、いま一つ納得できません・・・。
以前に、どこかのHPで、IVCB、UM、のメインギアはジュラルミン製でギア鳴りが激しい。という内容を目にしました。素MAGはブラス製らしく、私は素MAGも所有してますが、素MAGでは何度バラして組み直してみても、気になる程のギア鳴りはありません。
このギア鳴りは、リール自体のアタリが付いてくれば改善されるのか・・・?それとも、ジュラルミンギアの定で仕方ないのか・・・。
しょうやさんのIVCBはどうですか?良い改善策などあればアドバイスください。
ナカシンさんがおっしゃっている「ギヤ鳴り」とはハンドルを回転させると「ジャッ・・・ジャッ・・・ジャッ・・・」っていう極僅かに微振動を伴うような音の事ですよね?ハンドルをはじくように高速回転させると解りませんが中速~低速域でハンドルを回転させると解りやすい音ですよね。私は特に気になりませんが、IVCBやUltraMAGのハンドルを回した時のこの音を気になさる人はいます。私のIVCB全7台を確認してみましたがその音が鳴るリールはありませんでした。
ナカシンさんが色々と手をうっても改善しないと嘆くという事は非常に大きな音がすんでしょうか・・・あくまで推測ですが、この音はグリスやオイルで多少緩和される場合もありますが「ギヤの磨耗」の影響が大きいように私は思います。ですから適切なメンテをしても改善されないようでしたらメンテでは改善出来ないように思いますよ。どうしても音が気になるようでしたら新しいパーツに取り替える必要があると思います。しかしながらメインギヤのみの交換で改善されるかと言われるとメインギヤに連結しているピニオンギヤも関連してくるかと思います。どっちが原因か?と言われると見た目的に判断するのはまず無理かと思いますので、どちらか片方だけ交換して改善される場合もあれば、両方換えないといけない場合もあるかと思います。
ちなみにメインギヤは4,200円でピニオンギヤは3,045円(共にパーツは左右で異なります)になります。必要でしたらパーツNo,もお知らせする事は可能です。おそらくこの手のパーツはメーカーに在庫はあると思います。両方換えるとなるとステキな値段ですね・・・(汗)リールからこの音がしても機械的な異常ではないのでパーツの交換は基本的に不要ですが、どうしても気になるなら、定期的なギヤ交換は自分の理想的な状況をキープするためのランニングコストと割り切るしかないのかもしれません。DAIWAのTD-Zもハンドルを回すと「シャラシャラ」と音がするようになりますが、TD-Zユーザーはメインギヤやピニオンギヤは「消耗品」と考え、自分の気に入った状況で使用するにはこれらのパーツは定期的な交換が必要と割り切っている方も多いです。
この音に関しての原因ですが記述させて頂いた内容でかなり自信はありますが、私は時に気にした事はないですし、実施に検証したわけではないので、あくまで「私の推定」という事を付け加えさせてください。自分が確信を持っている事でしたら自分の発言には責任を持ちますが・・・この音を気にする人はナカシンさん以外にもきっといらっしゃると思いますので、機会があれば今後色々と検証してみて投稿したいと思います。お役に立てる回答になっているか解りませんが、また何かありましたらコメントください。宜しくお願いいたします。
ピニオンは新品に交換してみたりもしました。メインギアはチョット高かったんで、手持ちのIVCB3台のを取っ換え引っ換え、いろんな組み合わせを試みましたが、効果はありませんでした。
こんだけやっても効果がないんだから、こういうもんなんだ・・・。と思ってたんですが、他の人のはどうなの?と気になり、でも周りにABUを使う人も詳しい人もいないし・・・。と思い書き込みしました。
やっぱり、こういうもんだと思う事にします(笑)あまり気にしすぎてもね・・・。確かに、同じ様な事を言われる方を、ネットで何度か見た事もありますし・・・。これもコイツの個性と思いたいとおもいます(笑)もし何か解かれば、こちらこそまた、アドバイスお願いします。お仕事頑張ってください。
今日友人から預かっている3600IVCB(フルノーマル)を見るとギヤ鳴りがしましたので、試しに僕のIVCBのメインギヤ・ピニオンギヤと交換してみたら、ギヤ鳴りはなくなりましたよ。メインギヤはジュラルミンでピニオンギヤはブラス(真鍮)ですのでメインギヤの交換が効果があるかも知れませんね。まだ1台だけですのでハッキリした事はいえませんが・・・
でも、この音はいくら新品に換えてもまたいつかなります。私のIVCBだって今はギヤ鳴りはないですが、このまま使い続ければいつかなりますよ。どのリールを使ってても100%満足出来るリールってそうはないですからギヤ鳴りが妥協できるのでしたら機械的に異常があるわけではないので、現状のままでいいと僕は思いますよ。でもこういう事があったときにを自分でバラして調べてみたり修繕したり出来るのもABUの魅力ですよね!
今回のギヤ鳴り、しょうやさんがギヤ交換で直った、とおっしゃられてるのが正解かと思います。
その前に、まずギヤ鳴りか、ベアリング鳴りかははっきり特定しておく必要がありますね。
キャストした時、「ガー」「ジャー」と音がするのは、大抵ベアリングです。リトリーブ中もスプールのベアリングは回転しているはずですが、低速では音がしないけど、高回転では音がするケースが多いです。
これと同じで、どこのベアリングも音を発するケースはありますので、まずベアリングが痛んでないかどうかは要確認です。
その上でギア鳴りが出ていると確信できたら・・・あとはどのギアかという事だけなんですが、実はこの音、メーカーに言わせると「正常の範囲内」である事があり、つまり個体差があるんですね。
製造段階で、フレームやギヤー、シャフトの寸法に誤差が生じる場合があります。この寸法誤差が悪い方に出てしまうと、ギアのかみ合わせが若干ですが悪くなり、音も巻き心地も悪くなってしまう事があるんです。でも、メーカーが「正常の範囲内(設計どおり)」だと言われればそれまで。これが気になる人は、最初から音がしない「個体」を選ぶしかないですね。
もし、使用中にギヤ鳴りがしてきたとしたら、部品の磨耗によるものと言えますが、これを交換したとしても、先に述べた「誤差の範囲で」またギア鳴りになる可能性はありますね。
部品はいくつも関係しあって機能してますんで、それぞれ全てが「正確に」製造されてないとうまくいきませんが、その品質をどんだけ厳しくするかは、メーカー次第ですよね。
部品買い替えてギア鳴りがするのが嫌でしたら・・・メーカーに修理に出して、「この音を消してください」と言うのが一番です。が、「正常の範囲内です」と返される覚悟が必要です(笑)
しょうやさんが今まで1度もギア鳴りがないのは、もしかしたらものすごく「当たり」ばかりを引いているのかもしれませんね。
ただ、現時点では正常品は全くギア鳴りはしないのかもしれないですし、使ってる間にしてくるもので、部品の磨耗と言えるかもしれないですけどね。
あとダイワのスピニングリールの音ですけど、「ラインローラーのベアリング」を変えると直る事が多いです。それでダメなら、ストッパーをオフにして回して音がしないようなら、「インフィニットストッパー」が原因ですね。これも個体差がありまして、むしろ音が大きい方が、ストッパーがよく利く事があります。
ダイワのリールで、ストッパーが逆転してしまう事が結構多いはずです・・・
貴重な情報ありがとうございます。僕のいう「ギヤ鳴り」とはリールを低速で巻いた時の方が感じる事が多いです。このギヤ鳴りを何故嫌うのか?ただ巻いた時に違和感がある。というような単純な事ではなく、スピナーベイト(特にBカスタム)はスローリトリーブ時のブレードの「ブルブルブル・・・」っという回転抵抗が非常に小さいルアーです。50mとかロングキャストすると全くブルブル感が伝わってこない場合もあります。こういった状況下でギヤ鳴りの酷いリールを使うとリールから発せられるギヤ鳴りの微振動がスピナーベイトのブルブル感を消してしまうんです。これはかなりのストレスになります。だからジグやテキサスなどのボトムで操作する釣りには大してストレスを感じません。これをメーカー側が「共用範囲」という事で片付けてしまうならば、このリールは巻き物には適さない。という結論になります。でも・・・ギヤ鳴りのしないリールもあるわけだから、それじゃあ面白くない。
個人的にギヤ鳴りに関しては解らない事が多く現在も勉強中って感じですが、現地点では①グリスやオイル抜けによるギヤの磨耗②ピニオンギヤ、メインギヤの噛み合わせの相性③ピニオンギヤとメインギヤの材質による相性。この3点が原因ではないか?っと思ってます。量産されているパーツですから多少のギヤの噛み合わせによる相性はあると思います。だから必ずしもギヤを変えれば解決できる問題だとは思ってません。ただ・・・メーカーに「異音がする」って修理に出して解決してもらおうなんて事を思ってないんです(笑)ここまでリールをイジってると「自分で」やらないと気がすまないんですよ(苦笑)
例えばギヤ鳴りのするリールのギヤを交換してギヤ鳴りが直ったとします。でも、その解消された要因がギヤ交換によるものなのか?それともギヤの噛み合わせの相性なのか?それは1台では判断できません。この答えを個人で出そうと思えば非常に長い時間がかかると思います。だから僕は「ギヤ鳴り」に関してまだ投稿していないんです。正確には「いま手元にある情報だけではギヤ鳴り解消の投稿が書けない」ってのは本音です。これは奥が深い問題だと思ってます。厄介なテーマですが、自分で納得できる結論が出せるまで検証しないと気がすまない性格なんで、どれだけ厄介な事でもメーカーのお世話になるつもりは今の僕にはないですね(苦笑)