しょうやの Hercules Life

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スティーズカスタムのプチチューニング

2009年03月25日 | スピニングリール
先日イグジスト・スティ-ズカスタムのオシレーティングポスト脱落によってドライブギヤが損傷し、解体復旧作業の全てを投稿したが、解体・組み立て作業を複数回繰り返した事でスティーズの解体も何の問題もなくなってきた。ドライブギヤの損傷に気づくのが遅かったので何度もバラしては組み直し・・・を繰り返したので確かに苦労はしたが、その分得たものは非常に大きいように思う。

さて、実はスティ-ズを解体した時に内部に使われている全ベアリング(以下BB)11個の寸法計測もやっておいた。まぁ・・・サイズを測ってもBB交換が出来るかどうか解らないので無駄な計測になるかもしれないが、やれる時にやっとかないと組み終わった後に再度バラして計測するのは面倒なんでね・・・
全11個のBB計測(外径・内径・厚み)も終わったので、早速インターネットでA-RB互換表を確認した。俺のIVCBにも何個か使用しているシマノの高性能防錆オープン型BBである。さ~て・・・スティーズのBBに合うサイズのA-RBはあるかなぁ・・・

んんッ??? オイオイ・・・ マジかよ!・・・

なんと!スティ-ズに使われている11個のBBのうち、9個のBBがA-RBに適合するサイズがあるではないか!
しかも唯一A-RBにサイズがなかった2個のBBはラインローラーの中のBB2個で、これは標準でオープン型BB。しかも防錆BB(CRBB)だ。元々オープンならあえて交換する必要なし!って事は・・・それなら残り9個のBBをA-RBに交換してやろうか・・・という俺の厄介な性格に炎がついてしまった。

何でわざわざA-RBに換えるのか・・・?それは俺なりに理由がある。

 ・オープン型BBが大好きな事。
 ・A-RBはガンメタでカッコイイ事。
 ・防錆効果が高い事。
 ・シマノ製であのステラにも使われており、BBの精度も含めた信頼度が高い事。
 ・俺のIVCBもBBを一部A-RBにした事で巻き心地がUPした事。

といった感じかな。中にはショボい理由もあるが・・・






これがイグジスト・スティーズカスタム2506に標準装備されている全BB11個だ。
画像の黒いBB(一番下の2個)がラインローラー内に使われているオープン型防錆BB。今回はこの2個以外をA-RBに交換する。

イグジスト・スティ-ズカスタムに使用されているBBのサイズはこんな感じ。(外径*内径*厚み)
※この投稿で表記している「No,○○」という番号はパーツリストに表記する番号を使用しております。




A-RBのBBサイズ表記は「内径*外径*厚み」で表記している。
No,7の「スプールメタルBB」なら 7*11*3 という表記になる。発注の際は間違えないように!ってこんな事普通の人はしないよね・・・






これがNo,7のベアリング。これはスピニング持ってる人なら見た事ある人は多いよね。






No,15のBB。ローターを固定するナットの中に内臓されているBBだ。






No,28のBB。ラインローラー内に2個もBBが入ってるなんてさすがイグジスト・・・って感じ。
ここのBBはオープン型防錆BBなので交換しなかった。(A-RBに適合するサイズがあればここも換えたが・・・)
でも2個もBBが入っているのに回転がイマイチ・・・ここを何とか出来ないモンかねぇ・・・






No,58とNo,61のBB。No,58がピニオンギヤの上側を支えるBBでNo,61がピニオンギヤの下側を支えるBBだ。
ピニオンギヤを挟む感じでBBが内蔵されてる。






No,80のBB。ドライブギヤの回転に連結しているオシレートギヤの軸部にあるBB。これはハンドルノブ内のBBと同じサイズ。
しかし・・・新品未使用を解体してるから内部はキレイですねぇ(苦笑)






No,82のBB。これはドライブギヤの両軸を支えるBB。当然2個ある。ハンドルとハンドルキャップを外すと僅かに見えるBBだ。






誰でも知ってるハンドルノブ内のBBです。

このBB(No,28以外)をA-RBに交換しましょう。でも・・・投稿が長くなるのでここから先は次回に持ち越しです。
えッ?A-RBに換えたからって性能が大きく上がるのかって?ズバリ!変わらないと思うよ!(爆)
ここまで来ると自己満足の世界なんだから、別にいいじゃん!


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