しょうやの Hercules Life

ヘラクレスの飼育を中心に日常の出来事・その他なんでも…

昼休みにスティーズカスタムのO/Hをやってみた!

2009年05月09日 | スピニングリール
このブログでも度々コメントをもらってるたまバザさんから昨日TD-ZのO/Hしたとメールを頂き、たまバザグチさんのブログを覗くと最近スピニングのO/Hに関する投稿があった。しかし、このお2人・・・リールへの愛着や情熱がビンビン伝わってきますねぇ~♪こういう投稿見ると俺もワクワクしてくる♪と、いう事で俺もそれに触発されてしまい、ほとんど使っていないスピニングリール「イグジスト・スティーズカスタム」のフルO/Hを今日昼休みにやってみた(爆)

今回O/Hをやった理由は主に2つ。1つは以前発注したスティーズ用に買ったA-RBを所有する2台のスティーズのうち、1台には以前組んだんだけど、もう1台のスティーズには組み込んでなかったので今回A-RBを組み込むのが1つ。もう1つは使用するグリスなどを確認するため。スピニングは解体・組み立ては全然難しい事じゃない。けど、どういったグリスをどれくらい塗るか?で使い心地が微妙に変わる。俺的にはスピニングのO/Hは歴史が浅いので「グリスを何処にどれくらいの量を塗るか?」って部分がまだ明確に確立されていないので、試行錯誤している・・・って感じかな。

今回のO/HではグリスはIOSグリスを使用。IOSグリスは主に各ギヤ・駆動部に使用する。あと駆動部やベアリングには今回車のエンジンオイルをスピニングに初使用してみた。車のエンジンオイルはリール用の低粘度オイルに比べると比較的粘度の高い部類のオイルになると思う。個人的にスピニングは巻き心地は軽くない方がいい。。ハンドル回転にやや重みがあり「しっとりシルキー」な巻き心地が好きかな。それにスピニングはO/H後とある程度使用した状態ではハンドル回転の重さが変わってくる。O/H直後よりある程度使った状態の方が当然だがグリスなどが馴染むので巻き心地が軽くなる。だからO/Hする時は「これはチョット重いかなぁ・・・」くらいに仕上げておくのが今の俺的にはベストって思える。






というわけで作業開始です。まずはスプールとハンドルを外す。
リアルフォー系のスピニングのO/Hは絶対に一番最初にハンドルを外した方がいいです。
解体中に外そうとするとトラブルに見舞われる可能性があります(あくまで推測ですが・・・)






このスプールメタルリングを爪楊枝か細いドライバーで外す。
実は・・・この撮影後にこのスプールメタルリングが「びよ~ん♪」っと飛んでいった(汗)探すのに15分もかかったし・・・(汗)
スピニングはこういった細かなパーツが多いので紛失に注意です。ちなみに俺はこういった紛失しそうなパーツは予備を持ってるので紛失しても問題ない。
でも見つかってよかった・・・(苦笑)






サクサクと解体していきます。画像の赤○のネジ2箇所はプラス・マイナスドライバーどちらでも使用可能のネジになる。
俺はこの2箇所は必ずマイナスドライバーを使う。理由はマイナスドライバーの方が外しやすいから。






メインギヤですね。こいつがなかなか外せない・・・
左右に「カタカタ」っと細かく我慢強く揺すっていると「ポロッ!」っと外れます。焦らずやる事!無理クソ外すのは厳禁です!






バラバラです・・・ちなみにこれ全パーツです。思ったより少ないでしょ!?
スプール・ローター・ボディー・ハンドル・ギヤ以外は細かなパーツばかりですね。細かなパーツが多いだけで構造は複雑ではありません。






組み付け時の画像がなく、いきなり完成画像です(爆)ゴメンナサイ・・・
理由は解体時に飛ばしたスプールメタルリングを探すのに時間がかかりすぎて昼休み中にやったから撮影してる時間がなかった(汗)

巻き心地は・・・メッチャいいですねぇ~♪かなりシルキーです。新品購入からさほど(ほとんど?)使ってないリールで購入時も巻き心地は良かったけど、間違いなく新品購入時よりかなりイイ感じになってます♪ステラってこれより巻き心地いいんだろうか・・・この状態がどれくらい維持されるのかな・・・このまましばらく使って様子みてみようと思います。グリスやオイルの選定は色んな組み合わせを色々試してみようと思います。スピニングのO/Hに皆さんどんなオイルやグリスを使ってます?参考にしたいので自分でスピニングリールのO/Hやってる方は是非コメントください!それでは、たまバザさん!グチさんさん!コメント待ってま~す(爆)


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12 コメント

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以外に同じ部品!? (たまバサ)
2009-05-09 22:50:53
イグジストスティーズカスタムの内部構造にはとても興味がありました。以外にも外見とは異なり内部構造はTD-Zとほぼ同じ点数の構造ですね。

スプールメタルの止め具は、TD-Zの場合はOリングでした。
小さなマイナスドライバーでも外しにくく傷つきやすいので私もこの辺のパーツは予備を持っています。

「スピニングの回転は少し重いほうがよい」同感です。
私の場合ベアリングのボール内はIOS-02を使用しますが、ベアリングと主軸の接触部、スプールシャフトなどの摺動面などはF0グリスにしました。それで重い場合はISO-02を微小滴下。
今のところとてもシルキーな回転です。
経時変化でどの程度変わってくるのか楽しみです。

いじればいじるほど自分のリールに愛着が沸いてきますね(笑)
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コメントありがとうございます。 (しょうや)
2009-05-09 23:30:56
たまバサさん。こんばんは。しょうやです。
今のところ僕はベイトにはF-0グリスでスピニングにはIOSグリスを使用してます。TD-Zのパーツリストを以前たまバザさんのブログで拝見しましたが、TD-Zとスティーズの内部構造の違いはオシレーティングポスト周辺とハンドルの固定方法くらいじゃないでしょうか?あとはパーツの形状が少し違う程度で基本構造は同じですね。僕とたまバザさんはほぼ同じ時期にスピニングのO/Hをやり始めましたよね!スピニングのO/Hはやる前は少々不安でしたが、やってみると以外に簡単でしたよね!?自分でメンテすると愛着が沸きます(笑)これまで僕はスピニングの使用頻度が低かったのでスピニングは買っては少し使って売却・・・を繰り返していましたが、たまバザさんのお陰でスピニングの重要性を再認識できたし、自分でO/Hするようになった事で愛着も沸くのでもう売却する事もないでしょう(爆)自称ですがメーカーのO/Hより自分でメンテした方が回転は断然いいように思います。事実メーカーにメインギヤの交換に出したスティーズはメーカーから戻ってきた状態より自分で組み直した状態の方が回転がシルキーですからね。今回のIOSグリス+車のエンジンオイル仕様は静かな部屋の中でハンドルを回してもリールから数十センチ離れるとハンドルをやや強めに回しても回転音がほぼ聞こえないくらいシルキーですね。
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オイル紹介です☆ (dsk)
2009-05-10 01:49:17
ivcbの時にコメント残しました^^

僕がスピニングのオーバーホールに使っているグリスですが、ショウヤさんの求めるグリスに近いのではないかと思い、投稿しました^^

タミヤ(模型で有名な) の アンチウェアグリスと言うのがあります^^

グリス自体は粘度があり、iosオイルの説明にあるように、非ニュートン系? 回転している方向に対して戻ろうとする?感じのグリスです^^ 表現下手ですいません(笑)

グリスはたくさん使いましたが、スピニングにはこのグリスが良かったですよ^^

あと、お勧めのオイルは、

サンライズと言う自動車関連メーカーの、

プロテクタオイラー?
プロテクタオイル?

って言うのがあります。

耐水性や保護能力に長けており、ios01より個人的には良い感じがしました。

はっきり言って、自己満足の世界だと思いますし(笑)、実際に飛距離が伸びたのかと言われると、状況やラインさまざまな要因がありますので、絶対にこれが良いとは言いませんが、安定したように感じました。

僕もショウヤさんの様に、いじるのが好き(釣具いじるのが一番楽しいかも・・笑)なので、参考に意見しました^^

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流石です! (グチ)
2009-05-10 08:58:29
しょうやさん、こんにちはグチです。
個人的に自分のリールは、自分でメンテしたり、修理するようにしています。中を見ることによって、メーカーの技術進歩や手抜きも見えるので・・・・汗
でも、まだまだ私なんか素人に毛が生えた程度ですよ・・


個人的な意見ですが、リアルフォー系のスピニングのメインギアを外すのに反対側のドライブベアリングカバーを先に外すとメインギアが外しやすいと思います。
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コメントありがとうございます。 (しょうや)
2009-05-10 14:04:00
dskさん。こんにちは。しょうやです。
貴重な情報ありがとうございます。ベイトリールの場合、やたらめったら高回転仕様にしても扱いにくいリールになるだけだし、オイルはズバリ「リールとの相性」ですからね。僕のリールは考えられるだけ高回転にしてあるつもりです。その性能を極力下げずにキャストできるリールに仕上げたい・・・って感じでしょうか。そうすれば飛距離は勝手に伸びます。僕の1600IVCBは結構イイ感じに仕上がってきてはいますが、売却した先代の3600IVCBに比べたらまだまだなのでインターネットで調べてみますよ!
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コメントありがとうございます。 (しょうや)
2009-05-10 14:04:23
グチさん。こんにちは。しょうやです。
僕もリールは自分でメンテしたい派ですし、DAIWAのスピニングは巻き心地がすぐに悪くなるという不快感もあったので「それなら自分で・・・」ってのがありましたからスピニングリールのO/Hにも着手しましたが、やってみるとさほど難しい事でもなかったですね。

僕もメインギヤを外す時は反対側のドライブベアリングカバーを先に外していますよ!メインギヤをカタカタ揺すって外した瞬間にドライブベアリングも一緒に落ちるって感じですね。ドライブベアリングカバーを外してからメインギヤを外そうとしてもそんな簡単に外せないので反対側のドライブベアリングカバーを外さないとメインギヤはまず外せないんじゃないでしょうか・・・組む時もメインギヤを先に組んでから、ドライブベアリングとドライブベアリングカバーを組んでます。ちなみにハンドル(左巻きの場合)のついているほうのドライブベアリングカバーは僕は最近は外さないですね。この中にはドライブベアリングワッシャーが入っていますので、もちろん巻き心地に問題があれば左側のドライブベアリングカバーも外しますが、今のところ外さなくても巻き心地に問題もなく組めていますね。
このドライブベアリングカバーを止めているビスや内部に使われている小さいビス、ラインローラーを止めているネジや紛失しそうなパーツ、パッキンなどはひと通り予備を持ってますね。イグジストなどのDAIWAのリールは皆さん巻き心地の「アタリ・ハズレ」を気にしますが、これも自分でO/Hをして高性能グリスやオイルを使ってメンテすれば解決できる場合も多いんじゃないかと思いますね。事実僕のスティーズも解体前(購入時)より巻き心地は格段に良くなっていますからね!
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はじめまして(^^♪ (natural)
2009-05-24 20:29:31
はじめましてm(__)m最近このブログのOHページを良く見させて頂いてます。この度はちょっと質問したいことがありまして・・・
イグジストのオーバーホールを最近するようになったのですが、どうもギヤ関係のセッティングが上手くいかないのか、ゴロついた感じになってしまいます。
そもそも自分で始めた理由なのですが新品後1回の使用でゴロついたり、シャリ音が出たりし、クレームに出すも戻ってきたらまた。。。ってことだったので自分でしちゃえ!!!となったわけなあです。

ギヤを組むんでカバーをし、ネジを締めるまでギヤが左右に少し動きますよね。。そこでネジを締める時その動くギヤは右側いっぱいに寄せて構わないのですか(?_?) 
いきなりの意味不明な質問、長文失礼しましたm(__)m
よろしければギヤを組む際などのコツなど、アドバイスを頂ければなと思います。
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コメントありがとうございます。 (しょうや)
2009-05-26 15:10:23
はじめまして。naturalさん。しょうやです。
イグジストの「ゴロつき」に関してはまずメインギヤとピニオンギヤの消耗によるものがあると思います。でも新品1回使用でゴロつきとの事なので、今回は「メインギヤとピニオンギヤの消耗」によるものではないと想定してお話しますね。僕もまだイグジストのO/Hに関しては実績がないんで何とも言えませんが、内部に使うグリスをやや多めに塗る事だと思いますね。僕の経験上グリスを少なくすると「ゴロつき・シャリ音」は大きくなるように思います。グリスも粘度の高い「しっとり」したものがいいように思いますね。僕の場合、メインギヤやピニオンギヤなどへグリスを塗る時はギヤ山がグリスで埋まるくらい塗ります。
△がギヤでグリスが▼だとします。すると△▼△▼△▼△とこんな感じでギヤの凹凸をグリスで埋めるって感じです。説明が下手ですがご理解いただけましたか?最初は歯ブラシでギヤに大まかにグリスを塗り、綿棒でグリス内にエアーなどが入らないようにキレイに塗って整えていきます。各ギヤへのグリスUPは「そこまで神経使って塗る必要あるの?」ってくらいじっくり時間をかけて丁寧に塗っていきますよ!塗るグリスの量も結構多めです。グリスをここまで多めに塗るとハンドル回転が若干重くなります。でも使ってたら馴染んでいくらかは軽くなってきますよ。現地点では巻き心地の向上させたいのであればハンドル回転がやや重くなるのは仕方ないと思ってますし、僕はスピニングはハンドル回転がやや重いくらいが好きですね。

「ギヤ」の組み込みの件ですが、メインギヤの事ですよね?
リールが完全に解体された状態からの組み上げ手順ですが、まずグリスUPしたオシレートギヤ(77~81)を組み付けます。その後メインシャフト(12)とオシレートギヤ(78)を組みますが、メインシャフト(12)下部にある溝(78と組み合わせる部分)には溝が埋まるくらいグリスを塗りこみます。その後オシレーティングポスト(71)を組みます。そこまで終ってから、グリスUPしたピニオンギヤ(58~62まで組んだ状態)をメインシャフト(12)に挿入します。この時メインシャフトには低粘度オイルを塗ります。ここまで終ってからグリスUPしたメインギヤ(84)を組みます。メインギヤを組む時はメインギヤを挿入しながらドライブベアリング(右側の82)を同時に組みます。この時に82のベアリングとメインギヤのどちらかを先に入れてしまうと微妙にやりにくいように思うので、メインギヤを組みながら一緒に82も同時に組むとやりやすと思いますよ。こういった手順でやればピニオンギヤとメインギヤが噛み合った状態でメインギヤとドライブベアリングがしっかり装着されていたら、ギヤが動くといっても「カタカタ」と僅かに左右に動く程度だと思います。ここまで組み込んだら、ここから先はギヤを左右に動かすなどの行為はやめたほうがいいでしょうね。ここまで終ったら、ドライブベアリング(左側の82)をメインギヤに乗せて、ボディーカバー(85)を装着し、即ボディーキャップ(72)を装着します。その後、89のドライブベアリングカバー(89)を装着って感じですね。これでリール本体の組み付けは終了しているはずです。適切に組まれていなければボディ-カバー(85)は装着出来ないと思います。説明を割愛していますが、ベアリングには低粘度オイルを注し、各駆動部にはグリスやオイルを塗ります。

ちなみに()内の番号はパーツリストのNo,になります。最後に・・・組みつけていく過程で各駆動部の動きが気になるところですが、僕は組立時や解体時は各駆動部は絶対に動かさないほうがいいと思います。回転を確認するのはローター(19)を組み付けるまでやめたほうがいいですね。ハンドル・スプールを組み付け完成後もいきなり高回転でハンドルを回すのはやめたほうがいいと思います。万が一組み付けが間違ってたら内部パーツを破損させる可能性もあるのと、ギヤに塗ったグリスやオイルを全体に馴染ませるためにハンドルはスローに回転させたほうがいいと思います。僕はO/H後は超ゆっくりハンドルを回し、異常がない事を確認してから約1分くらいスローリトリーブさせてグリスを馴染ませますね。

時期は解らないですが、スティーズのO/H方法もブログに投稿したいと思っています。でも先日やったばかりなので次のO/Hがいつになるか解りません(汗)実際のところ僕もまだ試行錯誤している段階ですので、現地点ではいつになるかは未定です。書いたコメントがお役に立つかどうかわかりませんが、また何かありましたらコメントください。宜しくお願いいたします。
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ありがとうございますm(__)m (natural)
2009-05-26 21:20:15
意味不明な質問に、詳しい説明をしていただいてありがとうございます。。自分の手順と違うところがあったり、グリスの量も自分は少なめでした・・・
その辺りを考慮してもう一度やってみたいと思います。
詳しく説明して頂き感謝いたします。また、質問させて頂くと思いますが、宜しくお願いします・・・汗  ブログのアップ楽しみにしてます(^^♪
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コメントありがとうございます。 (しょうや)
2009-05-26 22:56:56
手順に関して色々と記述しましたが、基本は自分のやりやすい方法でいいと思います。でも巻き心地を気にするならグリスの量は多めがいいと思いますよ!僕も一番最初のO/HではIVCBと同じようにグリスは少なめにしたんですが、シャリ音が出ましたからね・・・僕はIOSグリスを使っていますが、このブログに度々コメントをくれるたまバサさんは「F-0グリス」を使用しています。僕はF-0グリスはIVCBに使用していますね。この「自分にあった巻き心地」を得るには色んなグリスを試してみるといいかも知れないですね!僕に満足なグリスもnaturalには合わないかもしれないですし・・・
ちなみに「IOSグリス+車のエンジンオイル」でメンテした僕のスティーズカスタムはハンドルを普通に回したくらいではハンドル音が聞こえないくらいで、意味無く部屋でハンドルをクルクル回したくなるほど凄くシルキーな巻き心地ですよ!IOSグリスは高価ですが、僕はおしみなく塗ってます(苦笑)僕もスピニングに関してはO/Hを始めたばかりなので、この巻き心地がどれくらい保たれるのか・・・正直解らないですから、お互いこれからも試行錯誤して情報交換しましょう~♪スピニングのO/Hなんてコツさえ掴めば難しい事はないですよ!
僕みたいな奴が勝手きままに書いてるチンケなブログですが、また是非遊びに来てください!宜しくお願いします♪
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