＜脳死判定＞７５例目 ４０代男性、臓器提供へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080829-00000166-mai-soci

＜脳死判定＞７５例目　４０代男性、臓器提供へ
8月29日22時55分配信 毎日新聞

　国立病院機構東京医療センター（東京都目黒区）にくも膜下出血で入院中の４０代の男性が２９日、臓器移植法に基づき脳死と判定された。患者は脳死で臓器提供する意思を示すカードを持ち、家族が心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓（すいぞう）、小腸、眼球の提供を承諾した。同法に基づく脳死判定は７５例目、臓器提供は７４例目となる。

　心臓は国立循環器病センターで４０代男性に、両肺は岡山大病院で１０代女性に、肝臓は大阪大病院で５０代男性に、腎臓は東京女子医科大病院で３０代女性に、膵臓と片方の腎臓は広島大病院で４０代女性に移植される。

　眼球は地域のアイバンクがあっせんする。

国内７３例目の脳死移植実施

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/173472/

 

市立札幌病院で脳死と判定された５０代男性から提供を受けた国内７３例目の脳死臓器移植が２７日、行われた。

　心臓は東北大で拡張型心筋症の２０代男性に、片方の肺も東北大で肺リンパ脈管筋腫症の４０代女性に、もう片方の肺は福岡大で特発性間質性肺炎の６０代男性に、肝臓は信州大で先天性肝・胆道疾患の１０代男性に、片方の腎臓は市立札幌病院で慢性腎不全の３０代女性に、もう片方の腎臓は北海道大で１型糖尿病の４０代男性に、それぞれ移植。

　北海道大の４０代男性に移植する予定だった膵臓（すいぞう）は、医学的理由で断念された。

　提供者の男性は脳血管障害で入院していた。