肺移植後の事。

過去「肺移植はしない」と思った事がある。

理由はまずお金がかかる事だった。
移植費用にもかなりの金額がかかり、その後の薬代でもかなりの出費になると聞いていた。

２年程前に身障者１級の申請が通り１年位前に移植も視野に入れたのだが、今思い返してみると主治医に言われた事があった。

「今は国の経済も圧迫している為、行く行くは１級の医療費助成もなくなるかもしれない」と・・・

そう言われたのもあって肺移植に進めない自分がいた事を。




１級を申請してもらってても、年収によっては医療費助成がない。
今は範囲内の給与なのだが、もしお舅さんが亡くなった時はどうなるんだろう？
旦那に全ての収入が入ってくる形になるのは目に見えてる。
そうなった場合、範囲内から漏れてしまうかもしれない。

となると、もし肺移植できたと仮定して移植後の免疫抑制剤の補助が出ないという事になるんだ。
そう考えると医療費だけで恐ろしい金額になる。
絶対払えない金額なのは目に見えてる。


移植後に私も元気になり、働けるまで回復すれば問題はないのだが、移植後も今と変らない状態だったり入退院を繰り返したら・・・


国に頼るのは良くない事なんだが、やはりこういう時に公費負担がある病気とない病気の差が出てくる。

というか、今現在、膨大な医療費を払ってても、何の補助もない生活を過ごしているLAM友の方が沢山いらっしゃるのだけど。


やはり生活するのには「お金」が必要な訳で。
どうしたら現状打破できるんだろう？

あんまり考えると気胸になるので最近は「なるようにしかならない」と思いながら過ごしてきたのだが・・・


お舅さんにもお姑さんにも両親にもいつまでも元気でいてもらいたい。
甘えてるなぁ。

でも、これが本音。