平成27年12月19日(土)、名古屋市名東スポーツセンターにおいて、第16回愛知県ボッチャ競技大会を開催しました。
「ボッチャ」は、ヨーロッパ生まれの重度脳性麻痺者や同程度の四肢重度機能障害者のために考えられたスポーツで、パラリンピックなどの国際大会で競技種目にもなっています。ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤と青それぞれ6球ずつのカラーボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。
今大会は、県内各地から74チーム222名が集まり、3人1チームで10コートに分かれて、各コート3チームのリーグ戦を行いました。
各コートでは、真剣な表情で投げる顔や飛び上がって喜ぶ姿が見られるとともに、お揃いのユニホームなど思い思いの趣向を凝らしたパフォーマンスもあり、とても楽しい大会になりました。
この大会は、あいちボッチャ協会・愛知県障害者スポーツ指導者協議会の協力により運営されています。
障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプス)を使い、自分の意思を介助者に伝えて、巧みにボールをコントロールします。
試合終了後にはグループごとに表彰式が行われ、メダルを手に笑顔いっぱいで記念撮影をする姿があちらこちらで見られました。
当日、審判等の運営にご協力いただきました、あいちボッチャ協会・愛知県障害者スポーツ指導者協議会の皆さん、養成研修会を修了し課外実習で協力してくださった皆さん。ありがとうございました。