障害者スポーツ振興センターだより

愛知県社会福祉協議会内に設置され、障害のある方の自立と社会参加が促進されるよう、各種スポーツ大会等を実施しています。

第35回愛知県車椅子バスケットボール競技大会を開催しました。

2015年08月05日 | 事業報告

さる8月2日(日)、枇杷島スポーツセンターにおいて、愛知県車椅子バスケットボール競技大会を開催し、県内から9チーム95名の選手が集まり、白熱した試合が行われました。

開会式

 

今年で35回目を迎えるこの大会は、車椅子バスケットとツインバスケットの2競技を同時に開催しています。

試合風景1

試合風景2

 

車椅子バスケットのコートの大きさ、ゴールの大きさ等は、すべて一般のバスケットボールと同じです。バスケット用の車椅子の特徴として、軽量かつ高剛性な仕様で、タイヤがハの字に開いており、すばやいターンが可能です。また、転倒防止用に後方にも小さな車輪があります。

パラリンピックでは、1960年のローマ大会から競技が行われており、夏季パラリンピック公式種目です。次回2016年のリオデジャネイロ大会でも選手たちの活躍が期待されています。

試合風景3

 

また、ツインバスケットボールは日本生まれの競技で、障害レベルに応じて高さの違う2つのゴールに得点をするものです。一般的な車椅子バスケに参加できない四肢麻痺者(脊椎損傷等)にも楽しめるように考案されました。

試合風景4

 

試合開始直後から選手たちの動きのスピードに圧倒されます。

試合風景5

 

また、会場で観戦して気付かされるのは、選手だけでなく、マネージャー、その他の携わっている人の熱意です。タイムアウトで選手たちが戻ってきた際、水分補給や体調管理等のケアに取り組んでいる方々のてきぱきとした動作や、チームサポーターの熱気を感じられるのは、会場観戦ならではの醍醐味です。

タイムアウト風景

 

「百聞は一見にしかず」ということわざがありますが、ぜひ一度、皆様も会場で観戦してみてください。

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[試合結果]

*車椅子バスケットボールの部

 キャッツ 38-14 フェローズ

 名古屋 21-42 クラブ東海  

 ワールド 54-2 フェローズ

 クラブ東海 41-34 キャッツ 

 名古屋 19-52 ワールド

 優勝:ワールドBBC  準優勝:クラブ東海  第3位:キャッツ

 

*ツインバスケットボールの部

 (一回戦) フェニックス 25-30 愛知ツイン  エクスプレス 25-28 KINGS

 (3位決定戦) フェニックス 12-55 エクスプレス

 (決勝) 愛知ツイン 12-52 KINGS

 優勝:KINGS  準優勝:愛知ツイン  第3位:エクスプレス


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