
今回の上京の主たる目的だった、紙テープ時代のオーブンリールテープのデジタル化完了。中味は郷土水俣の偉人、徳富蘇峰が1952年に帰郷した際の座談会の録音。
和紙のテープに磁性粉を塗っていた時代の2トラックモノラルテープ。時代といい内容といい、さすがに自分でやるのが怖く、友人の相島さん(相島技研)に持参してお願いしたもの。
何しろ古い物なので、テープが切れるのが怖く、テンション(テープを引っ張る力)が一番弱いといわれる、最高クラスのナグラのデッキでお願いし、試し聞きをしたら、クリアな再生音がとびだしたが、90秒程でやはりテープ切れ発生。でも切り口を見ると最初から切れていたものをつないであった箇所と判明。ゆっくりやってもらうことにして、集まったオーディオ仲間と、お酒を飲みながらのオーディオ談義に移行し楽しい時間を過ごした。
そのCD化が完了、昨日オリジナルテープとCDが送られてきた。7号リールで19センチ/秒のスピードだったので、録音時間は32分弱。89歳とは思えない元気な声が飛び出してくる。大成功だ。丁度今年は生誕150周年で、色んな催しがある。きっと素晴らしい資料となることだろう。
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