山口さんは英語がからっきしダメ。
マネジメントもダメ。
PCもイマイチ、エクセルやPPTも使えないのでプレゼン資料はおろか、手持ちの簡単なものさえ作れません。でも営業に出なければなりません。

でも資料がありません。どうするか?
「朴ちゃん、なんかいい資料ある?」
と雨に濡れた捨て犬の眼でご飯をねだってきます。
「いい資料ってどんな商品ですか?どんな運用ニーズがある先ですか?」
「いやいや、なんでもいいんだけどね。なんか面白いもの。なんかある?」
「山口さん、大体何を何処にどうやってセールスしたいんですか?それを言ってくれないと分かりませんよ。」
「ま、まあそうですな。でも、ほら!アポ入れちゃったから、何か資料あるでしょ?」
と言って人の机を勝手に開けて資料を物色するんですよ。

パワハラとは言わないんでしょうね。上司が下手だからこの場合。
でも人の机を勝手に開けて資料を漁るなんて、どうも犯された気がしてくるんですよね。どちらかというとセクハラに近いんですね。
で、山口さんは資料の中身の説明も出来ないのに持っていくわけです。
その資料をどうしているか?
行きやすく、世間話で済む先にただ置いてくるだけなんです。
当然に数字は上がりません。上がらないどころか、取引の芽を徐々に摘んでいく山口さんなのでした。
残された時間は限られているのでした。

写真は本編と全く関係ない神田の名店、元希!昨夜久しぶりに伺いました
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