「金は天下の回り物」といいますが、本来の意味は「貴賎」や「貧富」が固定したものでないことを表すものだそうですが、通常は「金のない状況をそう苦にするものではない」という意味で使われていますね。
直接的に言われているのは「金銭というものは一か所に留まってはいない」というもので、金持ちのお金もいつまでもそこにはなく、貧乏な人間のところにだってお金がまわってくる、というのが表面上の意味となります。(Yahoo知恵袋より転載)
英語ではMoney comes and goes.
若しくはMoney goes around and around.と言うようで、ニュアンスとすると「いく金くる金」「金はぐるぐるまわります」って感じですね。
さて、本来の意味とは違うのですが、手元にあった小銭の発行年を見ると平成28年と比較的新しいモノもあれば、昭和52年と40年前のモノもありました。
40年前の硬貨、果たして今私の手元に届くまで、一体何千万人の手を経てきたのでしょうね。どういった経由で縁があって今の小銭入れの中に納まっているのでしょう。ちょっとしたロマンを感じたりします。
やはりaround & aroundなんですね。
さて、この写真、ライターです。営業バッグの奥底に眠ってたものです。
良く見ると北海道苫小牧市の飲み屋のグッズなんですね。勿論、私は行ったことないのですが何故か手元にあるのです。
多分、東京か藤沢のどこかの飲み屋でタバコを吸うときに店のスタッフに貸して貰ったままポケットに入れたんでしょうね。
そんなライターも元々誰かの忘れ物で、そのライターを忘れた人だって別に苫小牧のその店に行ったわけではなく、どこかの飲み屋で貸してもらったんでしょうね。または出張の方が置き忘れたとかね。
そうやって何人かの手に亘って、津軽海峡を渡って私のところにやってきたんでしょうね。たかが小銭、たかがライターですが、長い時間や距離を経て人から人へ移動してるんですね。
そのライターは個体としては世界に一個しかないわけで、硬貨もその年度に沢山作られたうちのたった一つなわけですから、その出会いってとても不思議だし、何となく感謝してもいいかなって思っちゃいますね。
今日は寒いですね。
皆さん外出時は暖かくしてくださいね。
下はロードワーク中にいた親父顔の猫でございます。