前回、バラスト敷きを紹介しましたが、手間がかかるるので、何か良い方法がないか模索した結果、荷造りテープ(ガムテープ)を使うと簡単に、きれいにできることが分かりました。荷造りテープ(紙製品の茶色で、表面がつるつるしたもの)は、ボンド水溶液では、接着しません。よって、ガイドにしていた角材に荷造りテープを貼ると、ボンドが乾いた後で、ガイドとバラストを分離することができます。
前回のやり方では、ガイドの角材を外すとき、バラストが角材にくっつき、形がくずれてしまい、修正に手間がかかりました。今回のやり方では、ガイドの角材は、外さないままで、ボンド水溶液を垂らします。ボンドが乾いて固まった後、ガイドの角材を外します。したがって、形が崩れることなく、仕上げることができます。
①準備・・・ガイドに使う角材などに荷造りテープを貼ります。バラストと接触する側面、および、下面、(上面)にテープを貼ります。また、ベースにする板の表面にも、テープを貼ります。荷造りテープは、前述のとおり、紙製品の茶色で、表面がつるつるしたものを使います。
②バラスト敷き・・・ベースの板(テープを貼った面)に、バラストを載せるプレート(ポリスチレン板から切り出したプレート)を置いて、プレートにあわせてガイドの角材をセットします。クランプで軽く固定します。湿らせたバラストをガイドの中にいれ、つま楊枝などで、平らにならします。ボンド水溶液をスポイドでところどころに垂らします。ボンドがバラストの上に浮いてきたら、垂らすのをやめ、余分なボンドをティッシュペーパーで吸い取ります。(ティッシュをバラストの表面に当てると吸いとってしまう)。そのまま、ボンドが乾くまで放置、バラストが白っぽくなり、固まったら、クランプを緩めます。ガイドとバラストがくっついているときは、境目を折るように少し力を加えると外れます。
③完成品・・・下の写真の右側が、今回のやり方でできたバラストのパーツです。形が崩れることなくできました。左側は、前回紹介のやり方(ガイドを外す)でできたもの。
以上