山の仕上げを始めます。すでに、山の形は、プラスタークロス貼りまで完了しています(すでに紹介済み)。塗装してから、ターフの貼り付け、樹木の貼り付けの順で製作していきます。
①塗装・・・下地の塗装を行います。塗料は、KATOのアンダーコート(アース)24-305を使いました。1回目は、うすめて薄い色を塗ります。プラスタークロスは水を吸うので、太めの筆に、塗料をたっぷり含ませて、塗ります。塗料が1か所にたまらない様、さっと広げて延ばします。(塗料が1か所にたまると濃くなっています)。それでも、自然に濃淡が付きます。
塗装前
1回塗り
②塗装(重ね塗り)・・・少し濃い目にうすめて、重ね塗りをします。全面に塗るのではなく、筆で、部分的に塗って、ティッシュペーパーで、ぼかして、濃淡をつけます。2、3回塗って濃淡を調整します。

③ターフの貼り付け準備・・・ターフはKATOの緑色ブレンド(24-314)を基本に、黄色、深緑、黒の3色を足しています。均一に振りかけるために、穴あきのお玉(百円ショップで購入)を使ってます。接着剤は、木工ボンドを水3:ボンド1の割合で薄めて使います。貼り付ける面が水平になるよう段取りします。

④ターフの貼り付け(1)・・・貼り付け面にボンド水溶液を筆を使ってぬります。一度に広い範囲はできないので、何回かに分けて行います。たれない程度に、割とたっぷり、水溶液を塗ります。穴あきお玉にターフ(緑色ブレンドのみ)を少しすくい、20cm程度上から、振りかけます。お玉の柄の横を軽くたたいてやると均一に粉が落ちてきます。(事前に、練習しておくと良い)。

⑤ターフの貼り付け(2)・・・乾いたら他の3色のターフを指でつまんで、適当に振り撒きます。薄いところには深緑を、濃いところには黄色のターフをまくと、バランスが良くなる。黒は、ほんの少しとする。完全に接着するため、スポイドで、ターフの上にボンド水溶液をたらします。1滴づづ、少し離れた所にたらして行きます。垂らした液は、ターフの上でまるまっていますが、すぐに、ターフに浸透していきます。水平に保たないと、また、液が多すぎると、液とともにターフも流れて、剥げてしまいます。うまくいかない部分も出ますが、また、後で、補修します。境界部分も別途仕上げます。境界部分に、筆で水溶液を塗り、穴あきお玉で、ターフをうすく振りかけます。濃い部分から、だんだん薄くなるよう振りかけます。指で軽く押さえて、接着を確実しますが、注意しないと、指について剥げることがあります。(慎重に)

次は、樹木(フォーリッジクラスター)を貼り付けます。
以上