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Nゲージジオラマ製作&クリスマスローズ栽培奮闘記

鉄道ジオラマの製作過程や苦労した点などの記録&クリスマスローズ栽培の月々の管理、作業についての記録

Nゲージ ジオラマ製作(わっしー号の製作)~その1

2015年07月25日 10時07分30秒 | 鉄道模型Nゲージ

思い付きで、いろいろなものを製作しており、ジオラマ製作、本来の手順とは、かけ離れますが、今回、渡良瀬渓谷鉄道のわっしー号の製作にチャレンジしています。車両は、まだまだ、技術不足、経験不足で、満足ができるものはできません。寸法も、写真など参考に決めており、忠実なモデルではありません。あくまで、わっしー号「もどき」としてご参照願います。

①罫書き・・・厚紙に正面図、側面図を罫書きます。上下、対で書くと同じ寸法のものが書ける。車体は厚紙2枚を重ねます。窓、ドア部など、重ねたときに立体感が出るよう、形、寸法を変えてます。

②切り出し・・・まず、窓、ドア部を切り抜きます。カッターナイフで切り抜いていますが、細かい部分は、5mm巾の刃の付いた切り出しカッター(?)を使っています。紙を90°づつ回しながら、常に左から右へ(または上から下へ)カットするようにしています。特にコーナー部を確実にカットするよう注意のこと。窓の切り抜き後、全体をカットして切り出します。切り口に"かえり"が発生しているので、平らな木などで、軽くこすって"かえり"を取ります。その後、切り口に瞬間接着剤を塗布して補強します。

 

③貼り合わせ・・・二枚を貼り合わせて1枚にします。同じ寸法で切り出しても、まったく同じにカットできません。カットのズレがあるので、平均して窓が重なるよう、若干位置を調整しながら接着します。接着は、木工ボンドを薄く塗り接着し、固まるまで、平らな板に挟んで、重しを載せて、変形を防ぎます。

 

④補強・・・2mm角の角材(ヒノキ)を裏面に貼りつけて、補強します。

⑤天井・・・天井にはバルサ板(2mm厚み)を貼り付けます。バルサ板の厚み分、側面パーツの高さをカットして下げます。(最初から、その分を引いてカットしてもよいが、窓部が弱くなるので注意が必要)

⑥組立・・・天井と側面パーツを接着します。直角に接着するため、角材の切れ端などでちょっとした冶具を作りました。冶具にくっつかない様、角材にガムテープ(表面がつるつるのもの)を貼ってます。(くっつくが、はがすことができる)。接着は木工用ボンドで、薄く引き伸ばして塗る。(はみ出さない様に)。固まった後、正面のパーツを貼ります。これは、瞬間接着剤(ゼリータイプ)を使いました。正面のパーツは、貼り付け前に天井のカーブをカットしておきます。

    

       

⑦天井の仕上げ・・・天井のバルサ板を紙やすりで削り、カーブをつけます。厚紙でカーブの板ゲージを作り、チェックしながら、仕上げていきます。バルサ板なので、割と楽に整形できます。

⑧スカートなど・・・正面にスカートをつけます。カップラがあるので、干渉しない範囲で形を決めます。スカートは厚紙をカットします。底部は、動力ユニットが収まるよう、スぺーサーなど取りつけます。動力ユニットはTOMYTEC製TM-06Rを使用します。

    

塗装前の仕上がり状況です。

  

次回は、塗装行程です。

以上

 

 

 


Nゲージ ジオラマ製作(合掌造り民家)

2015年07月22日 09時03分36秒 | 鉄道模型Nゲージ

以前に、合掌造りの民家(試作)を紹介しましたが、今回、再度、製作しました。形状は、前回のものと同じですが、作り方を変えました。

①厚紙より切り出し・・・家の展開図、および、壁、柱、屋根をそれぞれ切り出します。家の基礎部は発泡スチロールです。

 ②色付け・・・切り出したパーツに塗装します。壁の一部は、木目調のテープを小さく切って貼りました。

③壁、柱の貼り付け・・・展開図のパーツに壁、柱のパーツを貼り付けます。

④屋根・・・かや葺きの屋根の感じを出すために、ハケの素材をつかいました。百円ショップで売っていた卓上用のハケです。解体して、素材を取り出し、屋根パーツに貼り付けます。素材は、芒草(中国名。日本訳では、すすきの一種らしい。以下、い草と呼ぶことにします)。厚紙から切り出した屋根に、一回り小さい形で3mm厚みのバルサ板を貼り付けます。まず、屋根の下部にい草を貼り付けます。接着は木工用ボンドを使いました。貼り付け後、はさみで先端を切りそろえます。

 

  先端をカット 

④屋根全体・・・屋根全体にい草を貼り付けます。バルサ板が隠れる程度に束ねて、貼っていきます。側面も同様に貼ります。貼り終わったら、はさみで両端を切りそろえます。ボンドだけでは、固定できない い草もあるので、部分的に瞬間接着剤を使って、貼りつけます。

⑤組立・・・展開図のパーツを組み立てます。発泡スチロールを骨にして、発泡スチロール専用の接着剤で貼りつけます。屋根を載せ、頂上部(斜めにカットしておく)のバルサ材をボンドで接着します。(取り外しできる様に全面に接着してません)。細かい部分の塗装をして、完成です。

  

以上

 

 

 


Nゲージ ジオラマ製作(柵の製作)

2015年07月15日 07時32分09秒 | 鉄道模型Nゲージ

ブログで、鉢底ネットで柵が作れることを知り、実際に、作ってみました。

①鉢底ネット・・・植木鉢のそこの穴の上に敷くプラスチックのネットで百円ショップの園芸品コーナーにある。買ったネットは、四角の升目が大きく、少しカットして使いました。カットする位置は、下記の通り。カッターナイフでカットできます 。

 

②接着・・・カットした部材を瞬間接着剤で接着します。後で、はがせるよう荷造りテープ(表面がつるつるのもの)の上で作業します。部材を並べて瞬間接着剤をたらします。余分な液は、ティッシュペーパーで吸い取ります。つまようじなどで、接着面を押し付けて、固まるまで保持します。4,5時間放置し完全に固まったら、取り外します。無理にひっぱると、接着面が外れるので、カッターナイフをすき間に差し込み、あおりながら、すこしづづ、はがしていきます。

③塗装・・・はがし終わったら、余分な接着材がはみ出したところを取り除きます。(カッターナイフで慎重に作業)。塗装して、完了です。

以上

 


Nゲージ ジオラマ製作(道路の製作)

2015年07月12日 18時11分20秒 | 鉄道模型Nゲージ

自動車道路(歩道つき)を製作しました。厚紙に色を塗った簡単なものです。

①塗装・・・厚紙(両面白)に塗装します。色はダークグレイを使いました。薄い色を3回ほど、重ね塗りしました。紙が反り返るので、裏面も薄い色(少し色がつく程度)で塗ります。半乾きになったら、新聞紙(朝刊)に挟んで、上に平らな板を置いて、重しを乗せて、乾燥させます。(押し花の要領)

②中央線・・・乾燥後、カッターナイフで切り出します。道路幅は44mmにしました(道路34mm、歩道5mmX2)。次に中央線を引きます。中央線は、白ペンキの修正液(ペンタイプの修正液)で書きます。ペンを少し押しながら、一定の角度、速さで一気に線を引きます。定規は、面取り側を下にして、にじまないようにします。線が同じ幅、濃さで書けるよう、練習が必要です。

 

③歩道・・・紙は白ボール紙を使いました。表は白、裏がグレーのボール紙の裏面を使います。裏面に、修正液で白線を一本書きます。乾燥後、白線にそって5mm幅にカッターナイフで切り出します。(片側の縁が白線になる)。

 

④歩道の接着・・・道路に歩道を接着します。接着はテープのり(百円ショップ)を使うと簡単です。

 接着前

 接着後

⑤横断歩道・・・道路に横断歩道を書きます。横断歩道は、製本テープ(白い紙で裏にのりがついている。百円ショップ)を使います。製本テープに横断歩道を描きます。線の間隔は、2mm幅X20mm長さです。カッターナイフで不要部を切り取ります。

   

⑥横断歩道の貼り付け・・・裏のテープをはがして、のりつけできるようにします。真ん中の部分のみテープをはがし、はさみで切り取ります。他の部分は、そのままにします。この状態で、道路に貼り付けます。貼り付け後、両側のつながっている部分を、カッターナイフで切り取ります。(白い紙のみ、カットするつもりで軽く切る)

⑦横断歩道(完成)

完成した道路です。

以上


Nゲージ ジオラマ製作(樹木の製作)~その2

2015年07月09日 14時26分35秒 | 鉄道模型Nゲージ

桜の木に続いて、樹木(単独)および街路樹を作成しました。

(1)樹木(単独)・・・⓵桜の木の製作と同様に、アレンジワイヤーで幹および枝を作ります。今回の樹木は、フォリッジクラスターを直接、枝(ワイヤー)に貼り付けます。接着はボンド(木工用)を使います。接着しやすいように、また、フォリッジクラスターを固定しやすいように、枝の先端のワイヤーを曲げておきます。

   ②フォリッジクラスター貼り付け・・・フォリッジクラスターを細かくカットします。(実際は、山などの製作時に出た切れ端を保存しておき、それを使っています)。枝先きにボンドを塗り、その上にフォリッジクラスターの切れ端をのせて接着します。フォリッジクラスターはあまり小さいと固定が大変なので、最初は、大き目のものを使い接着します。

  

   ③完成・・・全体のバランスをみながら、また、緑の少ない部分にはフォリッジクラスターをつけたして接着し、完成です。

(2)街路樹・・・⓵ベースの製作。紙粘土で直径15mmm程度の円形のベースを作ります。型紙(厚紙に15mmの円をくりぬき、2枚を重ねた)に紙粘土押しつけ、中央部を少し高く整形して、型から外し乾燥する。中央部に,つまようじで穴を開けて置きます。

 ②幹の製作。木の幹は、つまようじで作ります。つまようじの先端から20mm程度のところでカットします。

③木の幹の製作。紙粘土で作ったベースに土色の塗装します。乾燥後、ベースの中央に、カットしたつまようじを刺します。つまようじの根本にボンドを塗って差し込み、固定します。接着後、つまようじに茶色の塗装をします。

 

④フォリッジクラスターの切り出し。20mm程度の大きさにフォリッジクラスターを切り出します。指で、木の形になるよう、余分な所をちぎり取って整形します。

⑤仕上げ。③のつまようじ先端にボンドをぬってフォリッジクラスターに突き刺します。木の幹が、フォリッジクラスターの真ん中になるよう、また、全体が垂直になるよう注意しながら、突き刺します。

 

街路樹をならべた風景です。

 

以上