二刀流 (羽生結弦と大谷翔平)

大谷翔平のMLBの試合の感想

06/09(金) H SEA 第一戦

2023-06-10 | 試合の感想
Game Day https://www.mlb.com/gameday/mariners-vs-angels/2023/06/09/717824/final/box

https://baseballsavant.mlb.com/gamefeed?date=6/10/2023&gamePk=717824&chartType=pitch&legendType=pitchName&playerType=pitcher&inning=&count=&pitchHand=&batSide=&descFilter=&ptFilter=&resultFilter=&hf=playerBreakdown&sportId=1#717824

 今日は初回からまるで90-100球投げた後かのように、疲労困憊でした。[初回のストライク率45.2%、降板時54.6%]
 (スタッツ的には全球種で球速と回転量(SPF以外)が通年の平均値より低下。)

 大谷翔平を長らく見ていた人なら分かるでしょうが、明らかに休養日が足りず(*)、先発するには不適格なコンディションでした。
本人の発言では、ブルペンで投げていたときから今日は調子が悪かったそうです。(* 65試合/72日間で [公休日7日+休養日2日] なんと96.9%も出場)

 こんな状態ならば、思い切って先発登板を回避し、中7日と登板間隔が空いていたロングリリーフの左腕Tucker Davidson (27) に投げさせるべきでしたね。
このようなひどい状態では他の投手ならば、3回以内にノックアウトされていたでしょう。
何度も言いますが、全責任は無能なネビン監督と「(FAで出ていく) 大谷を使い倒す (“中4日”登板)」と公開提案したミナシアンGMにあります。
 
大谷翔平の“2失点帳消し弾”に指揮官「とても感心」 1か月勝ちなしも「心配してない」 https://full-count.jp/2023/06/10/post1393728/
> 彼も同じことを言うと思うが、修正してくれるだろう。彼はそういう男だ

[追記]
大谷翔平、オールスターまで再び中6日以上の登板間隔も ネビン監督「これから計画していく」 https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202306110000225.html
> 疲れというのは、試合の中でのことだと思う」


 いや、修正しないといけいないのは、大谷本人ではなく、あんただよ!! 
駄目だこりゃ。エンゼルスのコーチ陣は、大谷翔平の疲労を全く理解していない。 
(勝率5割を割り、負けがこむと途中解任されるので、DHで酷使、先発で酷使)


 彼らが大谷翔平のことをきちんと考えているか、人間的に配慮しているかどうか、明日のSEA第二戦にスタメン出場させるかどうかで明らかになるでしょう。
(当然、登板翌日は休ませるべきです。エンゼルスはまるでブラック企業。現在、Troutも酷使されている)

 次の先発登板は、貧打のSEA(H)と違い強力打線のTEX戦(A)になります。今日のようなコンディションで登板すると序盤でノックアウトされる可能性が高い。
中5日のスケジュールだとDH出場を数戦欠場しない限り、体力は回復しないでしょう。

          コンディション     今後
 先発前日      要充電   結果が出ていない以上、休養
 先発登板(DH出場)  最大負荷 
1.登板翌日      疲労困憊  強制休養
2.DH出場
3.DH出場
4.DH出場
5.先発前日      要充電   結果が出ていない以上、休養
 先発登板(DH出場)  最大負荷  今後の登板内容によってはDHを放棄することも検討すべき。現ルールではあまりにも負荷が高すぎる。

 ※これでも疲労が回復するとは思えません。

 今季はWBCからの勤続疲労、公休日無視の中5日固定・二刀流登板、DHで酷使(65試合で休養2試合のみ)、ピッチクロック、ピッチコム使用、を考慮して
今の状態ならば、完全回復させるには、1週間位休む必要があると思う。

 TEX戦で同様の登板内容ならば、間抜けなネビンはどう言い訳するのでしょうか?

 「彼は疲れていると言って来なかった」「休みたいとも言わなかった」

 (過去と同様) こう言い訳するに決まっています。

 別のスポーツ競技で考えてみてください。例えばサッカー。
あるチームのスター選手が疲労困憊でスタメン出場を続けているが、低調なパフォーマンスで、チームの結果も思わしくない。
「彼を休ませて別の選手を使え」とファンは当然、言います。そうなる前に監督は強制的にスター選手を休ませるでしょう。

 なぜエンゼルスは、その当たり前のことが出来ないのか?

 もちろん、適切な時期に休みを取るのも一流のアスリートの証です。練習やプレーするのと同じく、休みを取るのも同じくらい重要です。
周りから言われて休むのではなく、自ら申し出るくらいがいい。取り返しの付かない状態になってからでは遅い。今はその一歩手前でしょう。
これが大谷翔平、唯一の弱点です。(過度な練習で怪我がちだった羽生結弦と似ていますね)
この記事についてブログを書く
« 大谷は先発登板の前日試合は... | トップ | 明日は大谷を休ませるべき »
最新の画像もっと見る

試合の感想」カテゴリの最新記事