前回の記事で、将棋ソフトの代表格といえばボナンザだとしました。無料であること、強いこと、オープンソースであること、話題性があることが理由でした。
では、純粋にもっとも「強い」将棋ソフトはどれかといえば、激指(げきさし)といっていいと思います。
世界コンピュータ将棋選手権で2002年に初優勝してから現在まで4回優勝しています。
ほぼ2回に1度優勝していますので、尋常じゃない強さです。
しかも優勝していない年も3位以内の好成績をおさめたことが多いです。
2009年は調子が悪かったようですが、最新の2010年の選手権ではまた優勝しました。
もともと東大の研究室の有志が開発したプログラムです。
公式ページ → 将棋プログラム「激指」のページ
上記のサイトで思考ルーティンについても詳しく説明されています。
簡単にいえば、過去のプロ棋士の棋譜を統計的に利用することで、この局面からありえる局面を確率的に発見していくということのようです。
上級者の対局だったらこの局面でどのように指し、どういった局面に進むか。それを過去の棋譜データベースを基にして読んでいくんですね。
コンピュータ将棋のイメージにもっとも近い思考ルーティンのようにも思います。
まず、人間の記録(プロ棋士の棋譜)があり、それをコンピュータは膨大に蓄積し、それをもとに最善手を選ぶ。このソフトと対局する人間は、過去の最強のプロ棋士たちすべてと戦うことを意味する。こんなイメージではないでしょうか。
むしろボナンザの全幅検索、評価の自動生成は、かなり珍しいというか革新的だったのかも知れません。
いずれにせよ、2010年現在、最強の将棋ソフトは、この劇指であるといっていいと思います。
市販版としては、下記の劇指定跡道場2が最新版です。
前回の記事で、有名な将棋ソフトはどれもアマチュアが勝てないほど強いから、その意味で違いはないと書きました。ということで、将棋を市販する側も工夫しているようで、この劇指定跡道場2は、定跡を学べるようになっています。
序盤の定跡を学ぶだけでなく、定跡の途中からコンピュータと対局できるのは大きいですね。将棋倶楽部24のレーティングをあげるのに役立ちそうです。
では、純粋にもっとも「強い」将棋ソフトはどれかといえば、激指(げきさし)といっていいと思います。
世界コンピュータ将棋選手権で2002年に初優勝してから現在まで4回優勝しています。
ほぼ2回に1度優勝していますので、尋常じゃない強さです。
しかも優勝していない年も3位以内の好成績をおさめたことが多いです。
2009年は調子が悪かったようですが、最新の2010年の選手権ではまた優勝しました。
もともと東大の研究室の有志が開発したプログラムです。
公式ページ → 将棋プログラム「激指」のページ
上記のサイトで思考ルーティンについても詳しく説明されています。
簡単にいえば、過去のプロ棋士の棋譜を統計的に利用することで、この局面からありえる局面を確率的に発見していくということのようです。
上級者の対局だったらこの局面でどのように指し、どういった局面に進むか。それを過去の棋譜データベースを基にして読んでいくんですね。
コンピュータ将棋のイメージにもっとも近い思考ルーティンのようにも思います。
まず、人間の記録(プロ棋士の棋譜)があり、それをコンピュータは膨大に蓄積し、それをもとに最善手を選ぶ。このソフトと対局する人間は、過去の最強のプロ棋士たちすべてと戦うことを意味する。こんなイメージではないでしょうか。
むしろボナンザの全幅検索、評価の自動生成は、かなり珍しいというか革新的だったのかも知れません。
いずれにせよ、2010年現在、最強の将棋ソフトは、この劇指であるといっていいと思います。
市販版としては、下記の劇指定跡道場2が最新版です。
激指 定跡道場2 優勝記念版
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売り上げランキング: 92
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前回の記事で、有名な将棋ソフトはどれもアマチュアが勝てないほど強いから、その意味で違いはないと書きました。ということで、将棋を市販する側も工夫しているようで、この劇指定跡道場2は、定跡を学べるようになっています。
序盤の定跡を学ぶだけでなく、定跡の途中からコンピュータと対局できるのは大きいですね。将棋倶楽部24のレーティングをあげるのに役立ちそうです。