荘園不動産の日記(大田区蒲田の街の不動産屋です。)

大田区蒲田の荘園不動産です。
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7月12日木曜日

2007-07-12 19:32:51 | 日記帳
定刻通りに出社しました。

今日は、宅建業法第64条の6に基づく研修がありました。
会場は、大井町の「きゅりあん」です。
テーマは、不動産取引における宅建業者としての留意点
1.消費者契約法改正に伴う宅建業者としての注意点。
2.賃貸借・特約上のポイント(東京ルール施工後の実態)
で、13:00から16:00で休憩無しのぶっ続けです。

消費者契約法改正で適格消費者団体と言うものが作られる
ことになり、現在、4団体が内閣総理大臣の認定を受けるべく
申請中なのだそうです。
今迄の、トラブルは、起った後の調停だったのですが、
今度は、事前予防の観点から、未然防止、拡大防止を目的と
して、差し止めを行うことが出来るのです。

つまり、退去するときに、そんなの知らない!契約書にある!
というトラブルにならないよう、契約を結ぶ時に、こんな契
約内容です!それは、おかしい?!と言うときに事前に相談に
のってくれ、おかしい契約書(契約内容)を作った人に、おか
しい!と警告を発するのです。(おかしいときです)そして、
警告から1週間以内に、なんらかの対処をしないと訴訟提起さ
れるのです。

いいことではないでしょうか、消費者、お客様の立場がちゃんと
不利な形でなく、公平、公正に守られるのですから。
此処、2,3年で随分変りました。特段、何かをしなくてはならない、
ということでもないような気がします。

契約に先立って行う重要事項の説明も随分丁寧になってきたと思
います。いろんな勉強会に出ると、説明責任を真剣に考えている
人が沢山いらっしゃいます。
売上げや利益やシェアの争いもさることながら、信用を価値として
考えいる、若い経営者の方も沢山いらっしゃいます。

でも、こういう仕組みが作られる背景は、今の世の中信用できな
いものが増えたからではないでしょうか。
ミートホープ竿だけ売りや中国・・・いろいろありますが、国も
信用できない時代です。
信用第一、これがこれからのビジネスで、結構大きなポジションを
占めるのではないでしょうか。

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