夢空間塾 書・遊ing 『 なんでもありの句の会 』

ア-ト書・・『 創作書の世界 』を・・・『 愉しい書の世界 』を・・・そして『 なんでもありの句 』を・・・

12月の『何でもありの句の会』

2013年12月16日 | ブログ展

 

 

     我家には

           大きすぎて居場所なく

                     徘徊するダルマ君    (ウィルバ-)

 

       襟巻を 

           巻かれて案山子の

                           冬景色    (町  子)

 

        母へお歳暮

             勢い余り

                        大好きです       (賀 子)

 

    秋の夜の

             まあ美しくや

                        三日の月             (昌 暘)

 

    幸せの

              紅の橋

                        オルセームセオ      (Ranko)

 

    はしり去る

              年を重ねて

                        幾歳月                (恭 子)

 

    日だまりで

             妙案浮かぶ

                       午後三時             (町 子)

 

    父・母・姉・甥に

             すごいと拍手され

                   4mのダルマさん赤くなる  (ウィルバ-)

 

    偶然と

             偶然 鉢合わせ

                        カレ-ナン            (賀 子)

 

     吾亦紅

             可愛くもなく

                        わらべ歌            (昌 暘)

 

     山合を流れる

             小川何処へ

                     せせらぎなぜ急ぐこと     (恭 子)

 

     何をする

             あと何年

                      私の最終歴               (Ranko)

 

     もみじ葉の

             紅きに

                      胸が ときめきを            (町 子)

 

      影ぼうし

             追って坂道

                      家路着く                 (恭 子)

 

 

      個展無事終わり

             4m無事終わり

                     明日は馬ちゃんに挑戦   (ウィルバ-)

 

     恋なんて

             ひとつやふたつ

                         吾亦紅                         (昌 暘)

 

 

      散り行く

             紅葉じっとみつめる

                         老女                         (恭 子)

 

      思い出深し

             彼の人と歩く

                        サントノ-レ通り        (Ranko)

 

       ほめられず

             何事も無きが

                        いい一日                     (町 子)

 

       今年も一杯楽しんだ

             来年はどんな作品

                        うまれるかな?           (ウィルバ-)

 

       買う 歓ぶ

             笑う 喋る

                       すこし変わる                   (恭 子)

 

 

慌ただしく過ぎ行く年の瀬

何かを忘れた そんな年の瀬かな

でも確実に 明日も来るし 新しい年は来る

しかし 永遠には来ないだろう

そんな年の瀬かな

 

2013.12.16  今川昌暘67歳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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