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『宇宙の魅力D cosmic charm』 今 川 昌 暘 作
2023年10月
『なんでもありの句の会』
ひと様に
遅れまじや
西国の道 (昌暘)
あくがれ
絶筆99歳
墨のあと (ペパ-ミント)
人恋し
郵便受けを
覗く秋 (柊子)
順応は
こだわり捨てず
水ごころ (ペパ-ミント)
己が主義
周りなんかも
気に不成 (昌暘)
無知に
もがきながらも
生きようか (み)
音の調べにまた
酔いしれ夜想曲(ノクターン) (昌暘)
唇を
盗む月夜の
秋うらら (柊子)
父親(おやじ)をも越え
師匠も越えた 歳 (昌暘)
飛び立たむ
最後の旅へ
あの空へ (よ)
いまのいま我を
追い越してこそ 若 (昌暘)
一世紀
母 生きてきし
何思う (よ)
夢も消え
いい塩梅と
命つき (昌暘)
秋の風
恋しがったり
泣きボクロ (柊子)
傍にいて
せめて一夜
星月夜 (よ)
栗取れた
カップケ-キを
リスと焼き (ウィルバ-)
いま中国も少子化
フルタイムチルドレン (昌暘)
歩きたし
秋の六甲
ふたりして (よ)
美味しいぞ
ケ-キも煮物も
パンプキン (ウィルバ-)
人生の
各駅停車
そぞろ寒 (柊子)
263円
飛びつき籠に
葡萄惨事 (昌暘)
もうすぐだ
リハ-サル開始
サンタさん (ウィルバ-)
生きるとは
昨日よりも
今日元気 (昌暘)
過去 現在
行きつ戻りつ
山男 (ミナトのヨーコ)
さぼるとは
したいことあり
愉しこと (昌暘)
声高に
鳴くこおろぎ
秋を告げ (ミナトのヨーコ)
淋しさを
重ね重ねて
赤い薔薇 (昌暘)
秋深し
エビス片手に
観月す (ウィルバ-)
歓喜の輪
若き采配
四球も評価 (昌暘)
木の実がない
母は子を連れ
山里に (ミミナトノヨ-コ)
楽しんで
生きてるなら
101歳もいい (昌暘)
缶ビ-ル
おでんさかなに
一人酒 (姫)
祝賀会
君は主役違うと
ミエセスくん (昌暘)
人生
勝ち負けじゃないよ
勝ちは価値 (ペパ-ミント)
まるで王女様と
衣装褒められても (昌暘)
散歩道
少々の坂
息切れし (姫)
老いたちの
アレはいつだったと
指を折り (昌暘)
勉強 仕事
遊び三昧
今日もフル稼動 (ペパ-ミント)
勝ち負けも
人生喜怒哀楽
またあした (昌暘)
秋 浅し
ふと過去の人を
思い出し (姫)
人生は
あれやこれやで
面白い (昌暘)
きれいすぎ
六甲の山
七変化 (姫)
愉し夢
もう忘れたと
また眠り (昌暘)
もう10月
今年も あと僅か
何が出来たのか
何をし忘れたか
また反省の
2023年に
2023.10.11
今 川 昌 暘
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