『ひとこと君に (言)』 今 川 昌 暘 作
2022年2月
『なんでもありの句の会』
ギュ－っとね
７ 秒 ル－ル
オキシトシン (賀子)
死は自然
一万年も
生きるなかれ (昌暘)
六甲の
うりぼうつれて
初もうで (姫)
いまを超え
あしたが見える
雪ぼたん (昌暘)
おせいの書く
大阪弁は
ゆるしたる (ひろみ)
芸術も
アスリートだよと
吾に問い (昌暘)
たよりつつ
頼られたいナ
浅き春 (賀子)
春寒に
ハワイ恋しや
ハイビスカス (Ranko)
年金を
まるまる儲ける
院長さん (昌暘)
ほしいもの
ほんの
ひとつふたつ (賀子)
北風が
冷たき寒さを
つれてきた (姫)
リゾットの
評価友は
〇をつけ (Ranko)
民主化の
進みゆくのか
暴走団 in中国 (昌暘)
針金の
ごとき枝にも
恋のヨカン (賀子)
我が格言 無視の
吾をただただ恥じ (昌暘)
北風が
寒さとつめたさ
連れてきた (姫)
堂々と
舞台中央へ
モデルデビュー (Ranko)
半ば急ぎ
焦り無用と
首ぽっくり (昌暘)
眠れぬ
真冬の真夜中
星もなく (よ)
遠くから
思い寄り添う
荷が届く (Ranko)
ワークと頭脳は
半々で丁度いい (昌暘)
初来日で
百才になった
サガン (ひろみ)
賢いやつは
記憶力もいいが
無駄もなし (昌暘)
友 偲び
眺める六甲
冬景色 (よ)
芸術家は
未来を見れる
頭脳あり (昌暘)
激しい揺れに
起こしてくれた
猫の声 (ひろみ)
頭脳なしか ただ
いまを走るのみ (昌暘)
凍てる夜
こごえそうな
満月や (よ)
辛さ知り
明日を生き抜き
幸 求む (昌暘)
こころざし
定まり青く
春の空 (柊子)
名声は
苦楽の中に
有るのかも (昌暘)
深々と
積ゆく雪
沈みゆく町 (よ)
風邪コロナ
花粉症
ありすぎの春ざかり (み)
だんだんと
弥勒世界に
近づきて (昌暘)
しなやかに
樹齢重ねて
春を呼び (柊子)
近づきて
まだまだ未練の
三途の橋 (昌暘)
まん防で
予定白紙と
なりました (柊子)
おの生かし
他者も生かすか
風車 (昌暘)
戻っても
おしゃべり上手に
出来るかな (み)
厄年の
厄落とし
ありすぎる年 (み)
あると思うな
不幸災難
無理ばかし (昌暘)
遊歩道
導く北風
ひゅるひゅると (柊子)
虚構の
人生もまた
現世界 (昌暘)
送り人
いま生きびと
見送りて (昌暘)
『あした』の言葉に
夢ありそうな 今 (昌暘)
ベンツから
乗り換えたのが
車椅子 (18-81)
屈託の
無き生き方など
できぬ我 (昌暘)
批判もいいが
その対案なしで語る
冬の風 (昌暘)
憂国の
時代変遷
哀し吾 (昌暘)
時代の流れに
少しづつ ズレつつある
日本文化も大衆も
2022.2.9
今 川 昌 暘
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます