作品『 某 弱 な 恋 』 今 川 昌 暘 作
2024年卯月
『なんでもありの句の会』
おかしいな
攻撃するから
撃ち返す (昌暘)
曇りガラス
晴れし明日の
あなたいろ (ペパ－ミント)
書と俳句
出会い導きし
友がいて (よ)
カ－テンの
ピンク色褪せ
春愁 (柊子)
幾重もの
波絞しぶきと
雨音と (ペパ－ミント)
こえがわり
グングン背が伸び
おっさん化 (ウィルバ-)
古希からの
書と俳句 今
我を支う (よ)
人生に
開き直りも
使いよう (ミナトのヨ－コ)
制服の
身体に沿わぬ
新入生 (ペパ－ミント)
人として
生きていこうと思うけど
どこかで急に豊かになりそう (姫)
わすれえぬ
ことつらつらと
木瓜の花 (柊子)
もう少し
構って欲しい
後期高齢者 (昌暘)
さくらサク
家族がふたり
減りました (ペパ－ミント)
桜花
いのちを託し
お見送り (ミナトのヨ－コ)
物事を
考える事ができなくなって
いつまでたっても (姫)
わが庭の
裏の青空
チューリップ (柊子)
パンダの死
沢山のファンに
偲ばれて (ウィルバ-)
平和ボケ
我が身大事の
日本人 (昌暘)
春嵐
真夜中の今
吹き荒れて (よ)
いろいろの
色冴えわたる
花祭り (柊子)
桜咲き
希望胸に
入学す (ウィルバ-)
飲むほどに
酔うほどに
二人の夜は更けて (よ)
見なければ
いけない母も
いまは無く (昌暘)
無意識に
桜の花に
手を振って (ウィルバ-)
ふといま
いままで使ってない筋肉
いま使ったかな (昌暘)
後悔とは
最終の最後まで
頑張らない人 (昌暘)
ゲレンデが
溶けるほどの
恋したい と GGもボケ (昌暘)
夕やけが
やけに寂しや
喜寿の海 (昌暘)
夕暮れの
風爽やかな
日曜日 (昌暘)
泥だらけ
数馬酒造も
水不足 (昌暘)
ただ水さえ
あればいいのに
数馬酒造 (昌暘)
名酒竹葉も
やっと再開の
能登の銘酒 (昌暘)
あの頃の
マス寿司談議に
華が咲き (昌暘)
朝ボラけ
豆曳き曳き
まだ生きている (昌暘)
何度時も
哀しき時も
腹は空く (昌暘)
桜木も
誇らしげに咲く
穴水町 (昌暘)
明日何にする
君は何する
万華鏡 (昌暘)
私めに
何があろうとも
侮るなかれ (昌暘)
ながらえながらも
この歳まで
頑張ってきた
自分に銅メタル
2024.4.10
今川昌暘
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます