片付けられない症候群2005

以前、「片付けられない症候群」という記事を書いた。

偶然、同じ時期に今年も同じことを考えている。
１２月の大掃除を前にしているからだろうか。




義母はまさに「片付けられない」ヒトだ。

もう70代なので、大掛かりな片付けはできないが、
「ここまで」くるのに、その間の時間は何してたの？
と思わずにはいられない。

となると、やはり「片付けられない」ヒトなのだろう。

ワタシたちの親世代は、「もったいない」世代でもあるので、
物を捨てることに抵抗がある。

それはいいことだと思う。

だが、義母の場合、もったいないからと言ってレジ袋を大量に取っておく一方で、
使いもしない調理器具を買って、そのまま置いておいたり、
同じ食材をいくつも買い込んで、賞味期限切れにする。

レジ袋よりお金がかかってると思うんだけど、そのムダには。

「もったいない」と思っても、「ムダは省こう」とは思わない？



義母が入院して、冷蔵庫の中だけはチェックして、
賞味（消費も）期限切れは処分し、冷蔵庫清掃もした。

そう、掃除もあまりしていない。

押入れは中身がいっぱいのまま、ふすまがはずれている。
開けると大変なことになるので開けない、という。

和室においてある花瓶の花が枯れていたので、
処分した。

ところがその水を捨てたら、すごい悪臭。

いったい何日、いや何ヶ月？放置してあったの？！

あまりの匂いに花瓶に漂白剤を入れ、熱めのお湯をいれてつけおきした。
明日匂いの元を掃除するつもり。

でも、他のことはやらない。

大量のレジ袋やビニール袋も、そのまま置いておく。

だって片付けてもどうせ元に戻るだけだもん。