虫愛でる主婦の日記

茅ヶ崎在住25年を超えました。
このブログも20年目を超えました。よく続くねぇ

ノーベル賞

2012-10-12 23:02:35 | 日記
 
先日、ノーベル医学生理学賞を山中伸弥氏が受賞した。

分化万能性をもつ幹細胞となるiPS細胞の開発、で受賞。
あまねく世界の人々の役に立つ、
ノーベル賞受賞資格『人類のために最大たる貢献をした人々』に最もふさわしい。


(※iPSとは Induced pluripotent stem cells の略なんだけど、なぜ i が小文字か?
  アップルの i-Pod のようにあまねく世界に広がってほしい、との遊び心から名づけられた。
  山中教授はとても楽しい心の持ち主だ)


『日本、日の丸の支援がなければ受賞できなかった』とのコメントを言っていたのが印象的。

この言葉を聞いて、
山中教授の愛国心が、世界中の難病患者を救うんだ、と思った。

愛国無罪、などと言って、『愛国心』を都合のいいように利用して
国民の不満層に暴動略奪を起こさせ、
それをまた放任する中国とは、やっぱり根本から違う、と。

(※そもそも『愛国無罪』なんて言って、法をその時の政府の都合のいいように解釈するような国は、法治国家ではない。)

そして、昨日ノーベル文学賞が発表され、
中国の莫言氏が受賞した。

中国は大喜びして、大歓迎の様子。
中国人が受賞したノーベル賞は、これが初めてではない。

劉暁波、という活動家が、2年前のノーベル平和賞を受賞している。

この時は、劉暁波氏が投獄中の反体制活動家(正しくは民主化運動だろう。もちろん天安門事件にも関係している)、という人だったので、
中国政府は受賞前から『ノルウェーとの関係が悪化する』と圧力をかけ、
結局受賞後2年間以上、両国の関係は悪いままだ。


(※ノーベル平和賞だけは、スウェーデンではなく、ノルウェー国会が任命する政治的に独立した委員会(ノルウェー・ノーベル委員会)が選考する。)


都合の悪いときは『ノーベル賞は西側の政治的な道具』とまで言い放っておきながら、
今回のようなときは喜んで受賞するのか。

どこまで厚顔無恥なんだろうね。。。


(※山中教授の医学生理学賞受賞も、『日本の謀略だ』なんていうバカもいる国)

ちなみに、2010年のノーベル平和賞は、選考委員の全会一致で決定したそうだ。
それから、劉暁波氏はいまだに投獄されたままだ。





酔芙蓉、毎日咲いてます。





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