7月8・9日と、美ヶ原高原へ。
車山とか蓼科とかは何度も行っているんだけど、
美ヶ原には、実は一度も行ったことがない。
美ヶ原で、一度は天の川が見たいな~と思って。
しかし、時期的にはまだ梅雨シーズンなので、とにかく天気が心配だった。
毎日天気予報を見ながら、1週間前くらいにはもう、
ずっと雨なんだろな~ とあきらめ感もあったんだけど、
前日になって予報が上向いてきた。
そうは言っても、快晴にはならないだろうから、
天の川は諦めて、まずはニッコウキスゲを見に車山・霧ヶ峰へ寄り、
そのあと美ヶ原の王ヶ頭・王ヶ鼻を目指す。
車山では、ニッコウキスゲが満開だという情報だった。
おおお~
スゴイ満開!!
空は曇りだけど、そのおかげで花の色がくっきり見える。
富士山のシルエットも遠くに見えるよ
↑ 色違い(?)も 涼し気な薄黄色
↑ 紅い筋の入ったものも
これは今年、ニッコウキスゲの当たり年じゃない?
それにはちゃんと理由があった。
昨年2023年の5月、車山の南側・霧ヶ峰の草原地帯に山火事が発生。
ニッコウキスゲの群生地の8割が消失した。
しかし、これが「焼畑農法」的効果があったらしく。
枯れ草が燃えて日当たりが良くなったことなどから開花が促進された、
栄養も豊富となった、
鹿の食害防止の電気柵の効果が出始めているなど、様々な要因も重なり、
今年はほんとに花が多い!!という結果になっているようだ。
とてつもない数の花が咲いているけど、実はニッコウキスゲって鹿の大好物?
鹿よけの電気柵の内側だけが、唸るように咲いているんだけど、
電気柵の外には全くと言っていいほど、ニッコウキスゲ咲いてない。
↑ 白い細いロープのようなのが電気柵。
触るとビリっとくるらしい。
柵の右側(内側)は咲いてる。↑
ビーナスラインを車で走っていると、電気柵の効果でニッコウキスゲエリアがくっきり。
どのポイントも、たくさん咲いている。
当たり年だけど、開花は早いね。
夏休みの頃にはピークは過ぎてしまいそう。
ニッコウキスゲ以外にも、いろいろな山野草が咲いてたよ。
(つづく)
90年代に行ってから、時々行きます。
最後に行ったのは2年前の6月。
突風が吹いてめちゃくちゃ寒かったです。
あそこ、風を遮るものがまったくないですからね。
歩いている人も少なかったです。
虫主婦さんが行かれたときも、あまり人は
いなさそうですね。画像を見る限りでは。
あそこはもともとどういう状態だったので
しょうね。日本の山の頂上部分で草地が
広々とあるって珍しいと思います。
初めて行ったときは11月の霧の日でしたが、
驚きました。
ド平日でしたので、それほど混まないだろう
と思っていましたが、駐車場はいっぱいでした。
駐車場のキャパシティ分だけの人がいるので、
混みあうことはなかったですね。
駐車場に入れない限りは、お花畑に来れませんから。
ピーク時(昨年の海の日の連休)は、
ビーナスラインの車山のゴンドラ乗り場から
八島湿原まで車が連なって、通過に3時間かかったそうですよ。
今度の週末は大渋滞でしょう。
どうしてこんなに混むようになったんでしょうね?
昔(20年位前)は夏休みとか土日に来ていましたが、こんなに混雑していなかったです。
霧ヶ峰や車山の草原は、自然草原ではないそうです。
森林限界ではない(標高2000m)ので、通常なら森になるはず
採草地や放牧地として利用されたため、草原になったようです。
霧ヶ峰の大規模な草地は、人為的に作られた二次草原なのだそうです。