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年長組奮闘紀行

後期高齢者の人生年長組員が勝手気ままに綴るほろほろ日誌

孫のインターナショナル学校

2008年09月15日 | 家族

 ウクライナに転勤した孫一家から電話があった。元気でやっているようなので一安心した。孫は毎日、弁当を持って通学バスでインターナショナルの学校に通っている。

 授業はすべて英語だが、身振り手振りで先生と遣り合っているという。日本人は8人いるが、すべて別々のクラスに分けられた。日本人は一緒にいると、すぐグループ化するので、分けるのが学校の方針だとか。同じクラスには英語の分からないポーランド人とハンガリー人の友だちがいるが、分からない同士で意気投合、友だち付き合いを始めたという。本人もやる気満々のようなので、頑張れと激励して電話を切った。

孫たちとの夏休み

2008年08月20日 | 家族

 孫たちとの長い夏休みが終わった。十日間にわたり、三人が入れ替わりの滞在だった。この間、肉体的にはかなり重労働だったものの、心地よい疲労感を味合わせてもらった。日々成長していく孫たちと遊べるのも、もう時間の問題かもしれない。最後の2人が帰った夜、わが家は火が消えたように静かになった。

 長男の孫はウクライナに転勤した父親の後を追って三日後に日本を離れた。もうしばらく会う機会はないだろう。小学三年生の孫は日本人学校のないウクライナでインターナショナル学校に転校するが、外国人の子どもたちと、うまくやっていけるのかどうか心配だ。「頑張るよ」と笑顔で出かけた孫の姿が忘れられない。

デジタルテレビを購入

2008年08月03日 | 家族

 わが家にデジタルテレビがやってきた。大型の液晶42インチ・テレビを購入、居間の雰囲気が一変した。大きすぎないか、買う前に随分悩んだが、設置してみると量販店の店員が言った通り、全くの杞憂に終わった。1ランク下のテレビを買わないで良かったと逆に安心した。

 衝動買いがほとんどのわが家の買い物だが、今回は徹底的に調査した。近くの量販店に何回も足を運び、多くの店員から説明を受けた。説明員は自前の店員もいるが、メーカーから派遣されている店員が結構多い。自社の製品を勧めるのが普通だが、今回買った製品は、他社の説明員が勧めたこともあって決断した。インターネットや雑誌等の紹介記事も参考にした。

 購入は当初、デジタルに切り替わる3年後を想定していたが、友人から「70歳すぎて明日のことを考えてどうする」と言われ、それもそうだと考え直した。4年後のロンドン・オリンピックよりも目の前の北京オリンピックをハイビジョンで楽しもうと、急きょ購入に踏み切った。部屋はちょっとしたシアターに変身した。

ウクライナ転勤の孫一家

2008年06月22日 | 家族

 仙台にいる息子が「ウクライナへの転勤が決まった」と電話してきた。本社から仙台に転勤してまだ1年半なのに、海外転勤とは驚いた。真っ先に小学2年生の孫の学校がどうなるか聞いたが、日本人学校はないとのことだった。インターナショナルの学校はあると言ってたが、これから詳しく調べると話していた。日本語社会からいきなり英語社会に放り出される孫にとっては厳しい教育環境が待ち受ける。

 恥ずかしながらウクライナがどこにあるか知らなかった。慌てて調べてみると、面積は日本の1.5倍で、黒海に面し人口は4千万人超。在留邦人は160人しかいないとの資料もあった。首都キエフは樺太と同じ緯度で、雪はそれほど積もらない。孫を連れて行くかどうか、親としては思案のしどころだが、孫は電話で「パパと一緒に行くよ」と張り切っていた。

アジサイと岩手宮城地震

2008年06月14日 | 家族

 団地の斜面に植えたアジサイが満開になった。昨年、開花が終わった後、背丈を半分ぐらいに伐採し、花柄を摘んだ。この効果が出たのか、今年は花の付き具合、容姿がどの株も見栄えがいい。梅雨はまだ中ごろだが、木陰で咲くアジサイは、しとしと降る雨の日が似合う。

 一瞬の梅雨の晴れ間、アジサイ鑑賞を楽しんでいたら、東北地方で大きな地震があったとテレビが速報する。大きな山が完全に陥没した映像などを見て、震度5弱だった仙台に住む孫一家に電話を入れた。しかし、すでに規制されて固定も携帯もつながらない。心配していると、間もなく向こうから無事の電話が掛かってきて、ひと安心。それにしても次から次と事件、事故や災害の続発。大騒ぎした事件、事故があっという間に消えていく。

楽天一色の仙台商店街

2008年05月07日 | 家族

 仙台の商店街は楽天イーグルスの球団応援旗で埋まっていた。「頑張れ楽天」の垂れ幕なども見られ、球団創設3年で、すっかり根付いた感がある。孫も何回か父親に連れられて球場に応援に行くうちに楽天フアンになり、生意気にも試合の解説をするようになった。札幌からやってきた母親の両親も日本ハム・フアンに変身、試合の経過に一喜一憂していると話していた。高い占有率を誇った巨人フアンは北海道や東北から確実に減少していることを実感した。

 両球団の地方転出は成功だった。札幌ドームが4万人のフアンで埋まるなど地元の両親も想像していなかったという。巨人中心で進められてきたプロ野球の体質が徐々に変革しているのかもしれない。開幕して40日近く経過して、前評判が高かった肝心の巨人の不振が目立つ。反対にわが阪神は順調なスタートを切った。5月中旬から始まる交流戦が第1のヤマ場になる。

9分間の山形新幹線

2008年05月06日 | 家族

 連休、孫のバレエ発表会を見に仙台に行った。現職時代に3年間勤務した土地だが、高層ビルが立ち並び、大きく変貌していた。当時は東北新幹線も大宮までの暫定開業だったため、大宮で在来線のリレー号に乗り継ぎ上野まで3時間近くかかった記憶がある。ところが、東京駅から乗った「はやて」は仙台まで1時間40分というから驚きだ

 翌日、将棋の駒作りで有名な山形県天童に行き、帰りに天童から山形まで山形新幹線に乗った。在来線と一緒に広軌の軌道を共有して走るが、以前の在来特急と変わらない感じで、スピード感はない。所要時間をみたら、各停の普通電車に比べ天童ー山形18分を9分で走った。運賃230円と特急料金730円を払ったが、これはちょっと高過ぎる。

携帯電話が24時間無料

2008年04月03日 | 家族
 携帯電話会ドコモが4月1日から家族同士のメール、通話料金を24時間無料にする新制度を発足させた。無料対象者は3親等までだが、さっそく娘から制度加入を勧める電話がかかってきた。孫が4月から中学生になるので、携帯を持たせたという。新制度に入ると、無料でやり取るできるから申し込もうということだった。異論はないので手続きを任せた。

 1日、孫から初メールが夫婦それぞれの携帯に送られてきた。それ以降、連日、日常話をメールで送ってくるようになった。小学校卒業式の模様や記念写真、中学校の制服を着た写真、眼鏡を買った話などうれしそうに知らせてくる。孫のスピードにはついていけないが、2人して携帯とにらめっこしながら、せっせと返事を打っている姿は滑稽でもある。

テレビ視聴率ランキング

2008年01月11日 | 家族
  朝日新聞が毎週、テレビ番組の視聴率ランキングを作成、掲載しているが、毎回知らない番組が上位を占めるのでがく然とする。それも一度も見たこともない番組が多いからなおさらだ。友人と話をしても最近のテレビは面白い番組がないという点で一致する。それなのに高視聴率になるのはなぜか。

 正月元旦から6日までの週間高視聴率ベスト20を見ると、見た番組は箱根駅伝(日本テレビ)、大河ドラマ「篤姫」(NHK)、朝ドラ「ちりとてちん」(NHK)、NHKニュース7の5番組しかなかった。あとの番組は題名も内容も全く知らない。出演者が大騒ぎして楽しんでいるだけの番組は基本的に見ないことが多い。

 しかし、どうしてこんな番組がこぞって高視聴率になるのか不思議でならない。60代以上の散歩仲間たちに聞いても同じような意見だ。それでは誰が見ているのか。秘密に包まれた視聴率調査は霧の中というわけだ。スポンサーも思案のしどころだ。楽しみにしていた映画「武士の一分」を見たが、CMの多いのに興ざめし、途中でやめた。もうテレビで映画を見る時代ではないとあらためて痛感し、ビデオ店に走る羽目になった。

孫のサツマイモ掘り

2007年10月08日 | 家族

 仙台の孫がサツマイモ掘りで収穫したサツマイモを送ってきた。大小6本のサツマイモだが、スーパーの店頭ではちょっと見かけない変形ぞろいのサツマイモを見て大笑いした。春先に植えた水稲の稲刈りもしたそうで、都会では体験できない珍しい地元の行事に参加できて楽しい、と電話してきた。

 父親の転勤で仙台に行って2年近くなるが、引っ越しで小学校を転校する時は、傍で見てもかわいそうなくらい落ち込んでいた。仙台に行ってからも「いつ東京に帰れるか」と両親を困らせていたが、今ではすっかり東北が気に入ったようだ。旅行や行事などに参加すると、すぐ電話を掛けてきて、体験談を楽しいそうに話してくれる。孫の電話が待ち遠しい。

孫との夏休み(2)

2007年08月12日 | 家族

 自宅近くのハミレスで食事をして帰宅途中、孫が公園でセミの幼虫を発見した。地中から出て間もないのか、暗闇の遊歩道脇を元気よく動き回り、羽化場所を探しているようだ。50センチぐらいの木の枝を置くと、幼虫がうまく乗り移ったので、孫が慎重に自宅に持ち帰った。ベランダのプランターに枝を垂直に挿し、部屋の中から観察していると、間もなく羽化が始まった。

 羽化は速いスピードで進む。先日、仲間のカメラマンが撮影した羽化と同じように、そっくり返って殻から出たセミは、急速に羽を伸ばしていく。初めて見る孫たちは興奮しながら羽化の進行を見守った。宿題の絵日記帳を取り出し、メモ書きする孫もいた。翌朝、セミは旅立って姿が見えなかったが、この日から連日、孫と付き合い、夜の幼虫探しが日課になった。

孫との夏休み(1)

2007年08月10日 | 家族

 猛暑続きの東京。早朝5時半、散歩に出掛けようと玄関を開けると、廊下に大きなカブトムシがいた。夜、廊下の明かりを目当てに飛んできたらしい。夏休みで遊びに来る孫たちに見せようと捕まえてバケツに入れ保存した。孫に電話して飼育方法を教わり、ホームセンターで飼育箱とゼリーの餌、止まり木を買い込んだ。

 翌日、仙台にいる小学2年の孫が第1陣でやってきた。興味深そうにカブトムシを観察し、時々、籠をのぞいて様子を伺っていた。ところが翌朝、孫が箱の中のカブトムシがいないと騒ぎ出した。ベランダに置いていた飼育箱を見ると、確かにいない。飼育箱が小さかったため、天井の扉を内から持ち上げ、自力で脱出したらしい。力持ちと感心したが、大量に買い込んだ餌のゼリーが無駄になった。第2陣でやってきた孫の姉弟からは「箱にゴムバンドしておかなければ逃げられるさ」と非難され、面目なし。

消えたパソコンデータ

2007年08月01日 | 家族
 わが家のパソコンが起動不能になった。慌てて購入店に持ち込むと、リカバリー作業で購入時の設定に戻すしかないと宣告された。しかもリカバリー作業を業者に依頼すると、料金が1万5千円がかかるという。知人のパソコンが故障して気の毒がっていたら、いつの間にかこちらに伝染してきた。

 目の前が真っ暗になったが、金を惜しんで解説書を頼りに自力でリカバリー作業をすることを決断、四時間近くかけてようやく復元した。パソコンを開いてみると、案の定、保存データはすべて消えていた。アドレスなどはいいとしても、悔やまれるのは十年近く蓄積していた取材用のデータや参考資料、旅行などの写真アルバムの消滅だった。リカバリーでパソコンのスピードが驚くほど速くなったが、高い代償を払う羽目になった。

ブラックバス捕獲

2007年06月17日 | 家族

 全国各地でブラックバスが繁殖、在来魚の生態系破壊による被害が急増しているという。ブラックバスは繁殖力が旺盛で在来魚の稚魚を捕食、急激に増殖する。先日、仙台に転勤した息子父子が、仲間と宮城県伊豆沼・内沼でブラックバス駆除運動を続けるボランティア団体「バス・バスターズ」に参加し、駆除作業を体験、現場写真を送ってきた。

 宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターのホームぺージを見ると、「バス・バスターズ」は水産試験場が開発した人工産卵床を湖沼に沈め、集まってきた親魚や稚魚を一網打尽にする捕獲作戦を展開している。ブラックバスの親魚は卵を守って産卵床を離れない習性があるため、集まったブラックバスは小型刺網でも簡単に捕獲でる。ふ化した稚魚も密集して泳ぐので容易に捕獲できるという。

 息子たちは防水服を着て水の中に入り、網を使ってブラックバスを追い掛け回した。一緒に行った小学1年の孫は、ボートに乗ったままだったが、「黒いバスは面白かったが、退屈だった」と電話を掛けてきた。

赤いカーネーション

2007年05月12日 | 家族

 母の日に仙台市と埼玉県入間市に住む長男と長女夫妻から相次いで母親あてにカーネーションが送られてきた。宅配便用の大きな箱に入れられたカーネーションは、取り出して花瓶に生けると、たちまち元気になった。鉢植えのカーネーションは、日当たりのいい室外に出して育てるよう注意書きがあったので、すぐにベランダに出した。いつもは室内で育てて、つぼみが咲かないうちに枯らしていたので、ちょっと意外な気がしたが、今年はベランダで元気に育てることにした。

 カーネーションの由来を調べると、十字架に張り付けになったキリストを見送った聖母マリアの落涙の後に生まれた花と言われているそうです。花言葉は、赤は「母の愛情」「愛を信じる」、白は「私の愛は生きている」、ピンクは「熱愛」「あなたを熱愛する」、黄色は「軽蔑」。母性愛を象徴する花として母親に贈る花に定着したと書いてあった。母親は、うれしそうに電話で感謝の気持ちを伝えていた。「母の日」に続いて、次は「父の日商戦」がやってくる。