Like a Salmon - MBA Life in UW Seattle -

MBA留学、子連れシアトル生活、釣り、北米旅行記など。MBAなことから関係ないことまで徒然なるままに書き連ねます

AccountingとTG

2005年09月30日 | MBA 2005 秋学期編
Core Classが始まって結構忙しかった今週。今日でやっと金曜日です。

午前中はBuilding Multicultual teamという授業。これは異文化のバックグラウンドを持つ学生同士がどうやって相互に理解しあうかという授業で、アジアとの関わりが深いUWなので、こういう配慮が細かいです。ただ、こうした内容はどうもステレオタイプなイメージを信じるなと言えば言うほどその例として出てくる話がステレオタイプであり、言ってる内容は真っ当でも逆効果な気がしなくもありません。

午後はAccountingの授業。教授はJane Kennedyと言うベテランの女性教授で、授業の教え方には評判があります。授業の英語も聞き取りやすく、Internationalの生徒を教えなれていると感じました。授業は教授の独特な緊張感を持った喋り方にピーンと空気が張り詰めた感じがします。初日なのでアイスブレークにコインとバスケットによるゲームを導入し、その中でExpected valueとRisk aversion/Seekingの関係を分かりやすく解説。コインの色を当てたら掛け金が戻ってくるというゲームなのですが、その掛け方を投資行動に結び付けて解説してました。まぁこれは遊びです。その後はPersonal Balance Sheetの作成というこれもある意味遊び。NRV/Historical Value/Replace Cost/Value in use/Emotional Valueといった言葉を教授のiPodを例にとって分かりやすく解説。初日なので軽かったです。でも宿題はタップリでてるし来週からは週二回の授業(2時間ずつ)なので追いまくられそうです。

夕方からはやっと一週間が終わった!という事でTG(要は飲み会)。学生クラブ(MBAA)が主宰という事で、MBA学生の溜り場にビールやワインとつまみを持ち込んで盛り上がります。ビールはKegというミニ樽に入っていて自分で注ぎます(やや汚いですが写真のような感じ)。

こうした会に参加すると気が付くとアジア人と話をしています。複数のNative Speakerがスラングなどで高速の会話をしていると正直付いていけません。1対1ならまだ会話も成り立つんですけど…修行が足りないでしょうか。そういう場に行くと間が持たないので、アジア人との複数会話になりがちなのです。今日はIris(台湾)・Sindy(韓国)・Chak(タイ)・Joanna(米国)などと談笑。Joannaとはゆずポン酢が素晴らしい!どこかで売ってるのを知らないか?と聞かれて日本の話をしてました。彼女は日本で英語を教えていたので共通の話題が持ちやすいのです。

Joannaのように、留学経験のあるアメリカ人は、留学生の心労が分かるのか会話がしやすいです。まずはその辺りからでしょうか。

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Company Studyの対象決定

2005年09月29日 | MBA 2005 秋学期編
そろそろ午前中に雨がパラつく日が多くなってきたシアトル。午後からは晴れますが、ウィンドブレーカーを来て霧雨を凌ぐようにしています。雲が立ち込める様子が、私の勉強の行く先を案じているかのようです。

午前はStaticsの授業。うーん、私にとっては、難しくもないですが、まだ面白くもありません。テレコムの標本データを使っての演習などもあるようなので、そういう話であれば面白いかもです。教授のAndy Siegelは自らが書いた本を指定教科書にしていますが、StatpadというExcelのアドインソフトがついていて演習問題も多く、分かりやすい教科書だなという印象なので、きっと授業も上手だろうと思われます。

午後はStudy GroupでStrategyの授業の課題になっているCorporate Studyの対象企業を決めるミーティング。教授はTelecomを推奨すると言ってたので、私は貢献したいのと自分で研究した想いもあり、T-mobile(WiFiサービスで全米2位。携帯事業もやっている。シアトル[正確にはBellevue]に本社がある。)を提案しようと思ってました。がしかし、ミーティングが始まって「誰か希望企業はある?」と話が始まるやいなや、Scottが「俺はいい企業を見つけてきた」と語りだしました。口を挟むタイミングもないほどの早口で聞き取りに苦しむ私。Telecomは教授が推奨しているので、皆同じような内容をやるだろうから面白くない。Telecomでないと駄目とは言ってないし、メンバーのバックグラウンドに関係ない業界を推奨するとも指示されている。RedHookというシアトルの地ビール会社は質の良いビールを作っている。本社が車で20分ほどの所にあり、工場見学ツアーやレストランがあるので、皆で見に行こう!と言うのです。
体躯の良いScottの情熱的な話振りに他の人は圧倒され、Telecomの話をする間もなく、一同RedHookに行くことが決定。私は「まだ会社決めたわけではないよね?」と聞くのが精一杯で、こういう流れだと問題がなければRedHookになりそうだな…と少し不満とふがいなさを感じる私。

RedHookに付くと、Brianという人にビール製造工程と社歴の説明を聞く。面白いことに、RedHookの創業者はStarbucksの共同創業者の一人だと言います。ビールはフルーティーで美味しい!$1で飲み放題でグラスもプレゼントされました。説明の合間に少しずつ別の種類のビールを注いでもらって気持ちが盛り上がるメンバーと私。RedHookは日本にも輸出をしているそうですが、小売では見たことはないです。

後でネットで調べてみると、こちらのサイトに情報がありました。
Redhook Ale Brewery (レッドフック・エール・ブリュワリー)は1981年にワシントン州シアトルに設立されました。コンスタントに高品質のエールを商業ベースで生産するアメリカの地ビールメーカーの最初の1社としてレッドフックは早くも1980年代にアメリカを席巻した地ビールブームの牽引役を担いました。現在、レッドフックは全米で最も売れている地ビール・ブランドの一つです。
創業者は、Starbucksの共同創業者の一人らしいし、ふむ面白そうではあります。

見学後に会社の受付まで言って情報を貰おうと思って交渉していたら、受付裏のブースから男の人が出てきてUW MBAの出身だと言います。何でも協力するので後日来なさいと言われて名刺を貰ったら何とCFO/COO vice presidentと書いてありびっくり。これは何かの縁かと思い、研究対象はRedHookに決まりました。

Telecomは他のチームが研究するので、たっぷり突っ込むことで個人的には情報を得て、Telecomのスピーカーの人とは個人的にコネクションを作るようにしようと思いました(そんなことが出来るのか?)。将来RedHookが日本でも著名になったりしたら面白いかもね。
それにしても、一種のNegotiationでもあるStudy GroupでのDiscussionは中々ハードです。Scottが押しが強いのか話が上手いのか、私の英語能力が低いのか。うーんどっちもですかね。チーム内でどういう貢献や役回りをするのがベストかを考えると、無難なのがDiscussionで抜けている点を突っ込む(疑問を呈するというのは英語としては楽)こと。とりあえずRedHookにしてもTelecomにしても長所短所(Pros&Cons)があるでしょう、例えばブラブラブラと言っておきました。それがまだ限界です。

夜は車のパンクを$200程度で後ろの二つを交換。釘が刺さってました。その後、出張でシアトルに来ている元同僚R君と家族で食事に出掛けました。彼はTechsupportのMVPとしてMSに招かれて来ているのですが、そのレセプションでSteveBallmerがいつもながらステージでパワフルに踊っているとか、ゲイツとバルマーがマトリックスのパロディービデオを公開しているとか、MVPの内容を色々と聞けて面白かったです。(Ballmerがどのように踊るかは有名な3年前の動画をご参考下さい。バルマーが叫んで踊っているのでPCの音量は控えめにして見ましょう)
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Strategyの授業

2005年09月28日 | MBA 2005 秋学期編
なんと車がパンクしている事が判明。呪われているのだろうか…
確かに昨日車を運転していて交差点で何か変な音がしたので、心当たりが無いことも無く。あぁ、また余計な出費か。

普段はExecutiveのClassで教えているFare Boulos教授。昨年のStrategyの授業は大変だったと聞いているので、どんな授業だろうとやや緊張して今日を迎えましたが、どうやら別の教授のようです。扱うケースはStarbucksとBoeing。しかし資料はハーバード大作成のものではなく、資料集のような感じで50ページほど。Starbucksは読みましたがBoeingは読みきれなくて授業に臨みました。

Fare Boulos教授は長身で色黒。インド系?という外見ですが、英語は大変聞き取りやすいです。どうやら教授は話し方を心得ている人が多いようです。(外部のスピーカーや雇われコンサルの人はInternationalお構いなしのスラングでウケを取ったりするので分かりにくくて困ります。「スラングが多くて大変だったろう」とStudy GroupメンバーのNathanに時々言われます。まぁ原因はスラングだけじゃないですが…)
教授はバンクーバーに住んでいて、時にヨーロッパに教えに行くのだそうです。何故?と思ったのですが、彼はヨーロッパトップスクールのINSEADで教えていたのだそうです。授業面白そう。

で、授業はどうだったのか。実は授業を受ける前はReading assignmentになっている資料を突っ込んでいくような内容なのかな?!と予想していたのですが、実際はStrategyのツールをケースに摘要したらどういう事が分かるのか?!という事を理解させるような授業でした。Strategyのお約束、Porterの5-force,Value Chain,Value Curve,Activity System,Strategic Positioningといったツールを用いて、学生からケースの内容をどんどん引き出し、そのばらばらな意見をツールを用いて生きた"絵"に変えていきます。意見百出する中では、ツールという物が時に有効であるということを感じさせる授業運び。今日は我がクラスの日本人4名(私も含む)も手を挙げて発言。Core classになって気合が盛り上がって参りました。まだ簡単な発言しか出来ませんが、いずれ気の利いたピリリと辛い発言もしたいものです。

Fare Boulos教授はStrategyについて彼なりのフレームワークを持っており、秋学期の授業を通じて、全体を理解できるように構成しています。使うケースはHarvardのCaseでDell,Southwest,Ebay,Circus Industry(これはINSEADのCaseらしい)など。楽しみです。

あと、Group studyのteamとして一週間後にCorporate studyの対象企業決定と2枚の資料を提出するように言われました。お題はTelecomを推奨するというので、私としては貢献もしやすく良い勉強にもなるテーマなので、主導的にやって行きたい所です。

夕方、MBA Loungeでくつろいでいたら、Global Executive MBAに来ている韓国人のDelloiteのコンサルのオジサンと談笑。なんとTelecomのコンサルが生業だったらしく、韓国通信市場について話を聞けて面白かったです。SK telecomからの社費も2名Full timeにいたりして、図らずもTelecomってるUW MBAでした。

さらに、このブログを通じて知り合ったNさんと喫茶店で談笑。MBA以外に短期でUWのBSに来ている日本人が20数名もいるとは知りませんでした。何か役に立てることがあればまた飯でも食べに行きましょう。(写真は大学の本屋にあるCoffee shopで無料WiFiを使っている様子)
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Microeconomicsの授業

2005年09月27日 | MBA 2005 秋学期編
昨日のLunchはStudy Groupで提出課題となっているTeamのGoals/Normsをdiscussionしたのですが、その素案を私のPoor EnglishでSummaryすることになっていて、何となく作って送信。Writingって書くには書けても表現が稚拙だったりするのはどうしたら直るんでしょうか(丁度Essayの添削と同じ状況)。

さて、今日はCore classのMicroeconomicsの初講義。昨年の教授は評判が良かったらしいのですが、体調不良で入院中。代わりにElectiveを教えていたEdwards Rice教授が今秋の本科目を教えることになりました。
この教授、英語の発音は聞き取りやすくて良いのですが、Handout(資料)が全くありません。Syllabusには毎回の授業に必要なReading Assignmentが提示してあるだけです。プロジェクターも全く使わないという今時珍しいスタイル。彼曰く、授業中にメモを取る必要があればThink! Think!だ!なのだそうです。
Economics is the study of the allocation of scarce resources among competing ends.

と、Economicsの定義から授業は始まりましたが、初日だからか需要曲線とか供給曲線とかといった話もありませんでした。財の価格と価値がどう変化するか、あるケースにおいて挙手で実感するというだけ。資料なしという言わばノーガードの授業がどうなるか、これから大変楽しみです。

なお、夕方は学校主催の家族同伴BBQパーティ。家族で行ってきました。我が娘がやたらと興奮して笑いまくっていて相変わらずのマイペース振り。ふむ、そのテンションは父親も学ぶべきだなと感心。

それよりも、明日のStrategyの授業のReading assignmentが読み切れません。なんと4時間も授業がありケース2つ(StarbucksとBoeing)なのです。Starbucksは読みましたがBoeingが終わりません。長い…しかも明日の講義を元に、Oct 5th提出のTeam assignmentがあります。さらに木曜はStaticsの授業(これは大丈夫かな?!)で、金曜はAccountingとなり、こちらもassignmentとQuizがありそうです。かなり忙しくなってきましたね…
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Career Development≠就職活動

2005年09月26日 | MBA 2005 秋学期編
今日はCareer Developmentの講義、平たく言えば就職活動セミナー、が一日中組まれている。ほとんどの学生は就職活動をする(しないのは日韓の企業派遣生ぐらい)し、学校もMBAで得るものは「Academic」「Career」「Network」と言い切っているので、就職活動支援は学業と同じぐらい真剣そのものなのだ。と言うことで全員出席のレクチャーとなっており、私も出席した。

ではどんな内容なのかと言えば、まずは昨年の就職活動の総括。職を得たルートはPersonal Networking 40%、Career Center、Internship、On-campus recrutingがそれぞれ15-18%など、就職活動はあらゆる機会を逃さないように精力的に動かないと駄目、とか。UW卒業生はSeattle近辺、North westで多くの人が就職するとか。東海岸とかで就職したい人は他のトップ校と競合するし、North westの有力企業、MSやAmazonなどは他のエリアの学校とも競合するし、つまりは心して行動するようにとか。HightechやコンサルなどはMBA学生を積極採用するが、Retailなどは例えばStarbucks,Nordstrom,REI
でも、あまりMBAは取らない、とかとかそういった話。一方で卒業生はMS,Amzon,Expedia,T-mobile,Boeing,Nordstrom,Starbucks等々に数多くいるわけで、職を得るきっかけがNetworkingやInternshipやOn-campusだとすると、それらの企業へ就職出来る可能性はある(逆に、金融系には卒業生は多くない。CitibankとかWashington Mutualとかにはいるようだけど)のだそうな。実際に2年生でStarbucksに職を得た女性が来ていてその経緯を披露していたりした。彼女もPersonal Networkingを通じて機会を得たらしい。

個人的には、就職活動とは本当に出会いであると思う。ランキングやTop10/Top20などという肩書きではないだろう。自分の学歴と過去の就職活動や実際の採用活動を通じて、そう実感する。
いや、人生の選択や転機というものは、転職・転勤・仕事・恋愛・結婚・MBA受験・就職、全てが出会いに支配されている。確率論と言うのは、何回も試行できる場合には有効な方法論だが一度や二度の勝負においては、つまり個人の選択においてはあまり意味を成さないのではないだろうか。就職活動においては、数十人採用するのに数百・数千人と対話する企業側から見れば確率論は有効だが、個人においてはそうでも無いのだろう。

出会いというのは待っていてもやってこない。だからこそ学校側は、一般論や理屈ではない部分での出会いという化学反応を起こすために、学生にあらゆる機会を見つけて行動せよとアドバイスするのだ。ただ漫然と待つな、化学反応を起こすために行動せよ、と。

ちなみに、同級生が就職活動に励んでいて、そういう話をしていたりすると、社費の身分としては腰の座りが悪い。「You can be relax」とか言われると、いや確かに就職活動をする必要がなく卒業後の職場があるという意味で大変恵まれているのだが、人生は長いし、残りの人生をどのように過ごしたく、どのような仕事に取り組みたいか、そういう自問自答は私費社費関係ないテーマなのだ、と思う。自分が心も体も没頭できる仕事というものは、ただ漫然と待っていても目の前にはやってこない。企業に勤める身であれば、それは尚更のことだ、と職歴9年の私は確信してます。私費学生と同じように、あらゆる機会を自分の人生をレバレッジするために活用するという姿勢は、転職をしない社費派遣の人にも必要なMind Setでは無いだろうか。

という事で、卒業後の事業ネタのために、勉強したいことがあり、シアトルならではの会いたい人や企業がいる、という地の利を生かした行動を始めよう、とそんな事を考えながら、Career Developmentの講義を聞いていた一日でした。

PS;Admissionの責任者のDan Postmanという人はUW名物です。今日の彼のCareer Developmentの講義も秀逸でした。彼はLA出身でかなりのエンターティナーです。MBA Tourなどでは真面目にしているでしょうけど、ジョークと一人芝居を織り交ぜて学生を毎日鼓舞していく現場主義の姿勢には、UWのランキングが向上した理由が分かる気がしました。
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Class of 2007 Japaneseの面々

2005年09月25日 | MBA 2005 秋学期編
もうオリエンテーションも終わりつつあり、いよいよ明日から本番授業が始まるので、もう既に予習で何十ページも英文を読まないといけない状況。いつまでブログが続くやらという感じですが、今日は同級生の紹介をしておきましょう。

略称 性別 社費/私費 職歴・職種 コメント
Jさん 男性 社費 日系メーカー・経営企画 「物づくりは人づくり」をこよなく愛する男。家族連れ留学の楽しさと大変さを共有する仲。妻がいつもお世話になっております!
Sさん 男性 私費 日系メーカー・病院・会計 優秀さとまじめさと積極さが同居するクライマー。日本の医療業界を良くするためにMHAとのDual
Degreeというツワモノ。尊敬しまっす!
Nさん 女性 私費 外資コンサル・外資メーカー 華やかなバックグラウンドと輝く能力に、気さくな人柄が混じった稀有な人。外資コンサルの実際をよくご存知です。
Kiさん 女性 私費 外資メーカー・マーケ 日韓中英の4ヶ国語を自在に操り家族も世界に跨る真の国際人。マーケは感性と言わしめる仕事の出来る姉御です。
Kaさん 男性 私費 日系メーカー・エンジニア やさしく爽やかで笑顔が絶えないおしゃれ系エンジニア。何と偶然にも大学時代の我が後輩をご存知。世の中狭いっすね!
Oさん 女性 私費 国連 国連関連の仕事で世界を飛び回り、直近はアフガンで活躍されていた。国連のことは彼女に聞け!
男性 社費 通信・エンジニア システム開発・事業開発と作り出すことが大好きな夢見る30代。日本のWetな企業文化で9年。妻子持ち。


すばらしいDiversityです。同級生を自慢しても私はちっとも偉くないのですが、それぞれの考えでUWに来たこの同級生を私は尊敬しています。そして皆、シアトルが大好きです。 ランキングは変ってもシアトルの素晴らしさは変りませんから。

なお、受験生は気になる入学者(≠合格者)の受験ステータスについては、卒業生のなかそとさんが表にまとめてありますので関心のある方はそちらもご参考に。
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Woodland Park Zoo

2005年09月24日 | MBA 2005 秋学期編
今日、同期から「LAは半袖で30℃ぐらいだ。シアトルはもう寒い?」と突っ込まれました。えー、シアトルの最近は、9月になっても雨はあまりふらず日中は快晴が多いです。さて10月になったらどうでしょうか。

今日も朝は結構曇ってましたが、昼前には雲が消えて青空が広がってましたので不思議な感じです。ということで、家族サービスでWoodland Park Zooに行ってきました。アメリカの水族館はハズレが多いと聞いていたので、動物園もどうだろうかとあまり期待していなかったのですが、期待は良い意味で裏切られて大変面白い動物園でした。

何でも有名な賞(ヒューメイン・ソサエティ)を2年連続で受賞したことがあるらしく、シアトルの動物園訪問記によると、
シアトルウッドランドパークズーは、動物とその動物の居る環境をそのまま再現するという、生態的展示(ランドスケープイマージョ)の展示手法を世界でいちばんはじめに取り入れた動物園として知られています。

だと言います。確かに、園内の巡回ルートはよく計算されていて、まるでディズニーランドのようです。日本では北海道の旭川動物園が立体的な展示をオラウータン館に採用して話題になってましたが、Woodland Park Zooでは既に取り入れられてました。

また、展示だけでなく園内では鷹やフクロウの調教使いの実演や、自分で小鳥の巨大なカゴに入って餌をあげるなどのアトラクションもあり、日本の動物園で味わえない楽しみもありました。
   
この動物園、家族でシアトルに滞在したり訪れる人には、天気の良い日に是非行ってもらいたいと思います。
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クルージング

2005年09月23日 | MBA 2005 秋学期編
今日でオリエンテーションも1週間が終わり。毎日英語でひぃひぃ言ってるのでなんと長い一週間だったことかと実感。

今日は午前中は試験でした。と言ってもWriting Assessmentということで、予習とかは必要ありません。内容はあるケースにおいて上司に対してBusiness Memoを送れというもの。Business memo??と思いましたが、要は上司に対して具申するメールであるという事です。A4一枚ぐらい書いたらいいというので、TWE/AWAに似せたフォーマットで簡潔明瞭に書くことを心掛けて提出。結果がどう出るか楽しみです。

午後からは学校が用意したクルーズのレク。昼飯がついて真昼間から船に乗るのです。何だか始まってから気が張っていたので拍子抜けですが、クルーズは初めてなのでそれなりに楽しみにして行って参りました(全員参加です)。コースはエリオット湾からピュージェット湾をくるっと回るコースで、ダウンタウンが綺麗に見えます。昨年のワシントン湖ルートと違ってビルゲイツの家が拝めないのが残念でしたが。
船に学生が乗ると料理や飲み物も出ない時から喋りまくりです。大学のサークル・社会人での研修生活と、不特定多数の人とあって気軽に喋ることにあまり抵抗の無い私ですが、英語だと会話の幅がありません。外人と共通の話題を見つけるのって結構難しいです。気が付くと共通の話題が持ちやすい日本人・韓国人と喋ってしまってました…食事と飲み物をカフェスタイルで取ってテーブルについて日本人Jさんと韓国人Tの3人で「授業どうする?」と作戦会議(ボヤキ?)でした。まるで受験時代のT/G談義のようで心地がいいのだろうか(こういう話題はいかんです)。

しかし、まぁUWの同級生はとてもフレンドリーです。大学時代から受験時代まで、多くは無いけど話したことのある外人と比べても喋りやすい人が多い。North Westの気性なんだと思います(他の地域から来る人もそんなにCompetitiveは人は居ない感じ)。3階に上がるとカジノになっていて同級生が遊んでいます。カジノと言っても実際の金ではないダミーの金を掛けて、獲得額に応じて最後の抽選会のクジが貰えるというもの。実はBlack Jackすらルールの良く分からない私に同級生がルールを教えてくれルーレットとかに参加、大きな当りが出たら無邪気に喜ぶ私たち。そうこうする内に、船も帰港を開始。その頃には同じStudy GroupのNathan(芸人)と少し話込んでました。彼と気が合うのは笑いのおかげでしょうか。やはり何か共通するものがあると話をしやすいです。

帰り道、同じバスに乗った同級生の女性Michielと30分ほど会話を持たせるのも一苦労。特に相手は25歳くらいの白人女性で超早口。話題はお勧めの料理店やシアトルの話。女性にシャイな私には白人女性は難関です。ツボが分からないので私の笑いはなかなか通じませんが、なんとか形態模写で1つウケをとりました。分かりやすいのならいけるようですが、捻りの効いた言葉遊びはまだ無理。

コミュニケーションのボトルネックは、私の場合は「笑い」だと気がついた今日。これからは一日一笑で頑張ります。
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ボヤ発生!

2005年09月22日 | MBA 2005 秋学期編
今朝、我が家でボヤ発生!
トーストをオーブンに入れたままにしてしばらく目を離していたら、突然警報が鳴り、何かと思って見たらオーブンの中でパンが炎上してるじゃないですか!!慌ててシンクに放り込んで消火したのですが、警報はしばらく鳴り止まず…5分ほどで鳴り止んだのでした。以前、アパートの地下駐車場の修理の関係で警報機が誤報したことはあったのですが、まさか我が家がやるとは…

と、朝からトラブルがあったのですが、今日の授業は至って順調。午前中はPresentationの授業で、WritingとSpeakingの違いやMS vs SUN/NetscapeのMS独禁法訴訟の際の各リーダーの発言を見て、何がPersuasiveで何がそうでないかなどを検証。最後に、PowerpointがPresentationにおいて有効である時とそうでない時を説明するにあたって、独立宣言の演説文とそれをPowerpoint化したもの(教室爆笑)とを比較して、PowerpointではStoryを語るのは不適切だ、という辺りは楽しませる工夫があって面白かったです。

お昼はいつもの通り学校から提供されました。(今日は中華料理。学校のCaterringは中々美味しいです。)

午後はHoner Codeのクラスがあり、これは何だ?と思っていたら、学生自治による学則の説明会でした。例えば、自宅で受けるテストの時に違反行為(他の学生に回答を教える、または要求するなど)をした場合の罰則規定はどうか?とかそういう話でした。こういう規則って1・2回生の学生と教授などで構成する委員会で決めて、事件発生のときは学校が裁くという仕組みになっているのだそうです。どこの学校もそういう仕組みなんでしょうか。

少し早めに授業が終わったので、家に帰って夜は教会の無料英会話教室に家族と一緒に参加。ご近所のJさん・Eさんの家族も来て1時間半ほど妻たちが英会話。お父さんは慣れない子守で疲れました…私の住むBellevueには市が提供する無料教室が沢山ある(水泳とかお絵かきとか色々)らしいので、調べて行かせてみようと思います。

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LEADの主眼はTeamworkingのWarming up

2005年09月21日 | MBA 2005 秋学期編
9月になってもほとんど晴れの日が続くシアトルも朝晩は冷え込むようになってきました。気の早い木々は秋模様。

今日も午前中は「Breakthrough Conflict and Collaborative Leadership」の授業で、相変わらず講師の英語は分かり辛くて困ります。ロールプレイでは指示が不明で勘違いした応対をしてないか?!と心配になったので、回りのサポートに来ている2回生に聞いたりしながら何とかこなす。この授業、職場で部下がクレームを上げて来た時や、自分が上司に上申する場合のロールプレイをしたのですが、どうやらそれよりもチーム内で意見がかみ合わない場合にどう対処するのかとかを学ぶのが主眼になっている様子。最後にやったのはGroup studyのチームに分かれて、10個の質問に対してAgree/Disagreeを投票し、差が大きい質問に対してチームとして制限内にDiscussionして意見をまとめ、何故その結論にしたのか等を振り返るというもの。あるチームで面白かったのが、「Once our team reaches a decision, we have a responsibility to support and defend it even if we disagree」という質問で、アジア3人はAgree、Native Speaker3人はDisagreeと意見が分かれたケース。どうやらアジア人はResponsibilityを重視し、アメリカ人はeven if we disagreeを問題視している様子。人種で性格が決まるわけではないが、非常に象徴的な結果になり面白い。

昼飯はBBQ。アメリカの牛肉は結構旨い。

午後からはFoundation for team successという授業。チームは目標を達するために、異なる意見を束ねて行かなければならないが、それはどうするべきか?ということをゲームを通じて擬似検証するもの。ゲームはオーストラリアのある田舎町に休暇に来ていた我々が山火事が発生したという状況でどのように生き残るかを考えるという内容で、回答は与えられた所持品リストについて優先順位をつけてその理由をチームメンバーと話し合い、最終的にチームのリストを作って回答と誤差の少ないチームが勝ちというもの。
当然各自の考えた優先順位はその理由からして違うのですが、どうのこうのと話し合ってチームの結論をまとめる。それにしても優先順位を話し合う時の会話スピードは尋常じゃなく、何とか付いていくのに必死。同じく英語に苦しむSindy(韓国人)は言葉少な。私は喋るけどかなり怪しい英語に…
そして答え合わせをすると、何と我がチームが一番。些細なことですが、チームとして盛り上がったのは幸先の良いスタートか?!その後も何となく親近感が増した感じ。何事も結果が出るというのは良いことですねぇ。
このゲーム、面白い分析がありました。実はチームの結果以外に、各人のリストの結果も出して、自分のスコアとチームのスコアを比べるのです。あるチームはある人のスコアは凄く良かったのにチームで話し合って決めたリストは最悪のスコアに…この人は単独で意思決定した方が生き残れたということです。(^^;;
逆に我がチームは各自のスコアよりも話し合った結果のほうがよいスコアに。そういう事もあります。何が原因とは断定出来る事はないですが、各チームの意思決定のプロセスを聞くと、進め方の違いがあって、それとの結果の間に相関関係ってあるのだろうかとか、そんな事を考えさせられるようになってました。

そこで、初めてこのオリエンテーションがTeamworkingを育むために色んな角度で手を変え品を変え、考えさせられるように出来ていることに気が付きました。何も学問的なことを覚えるよりも、こうして体験を通じて気づく事のほうが身に付くなぁと思った次第です。会社での研修に取り入れてみてはどうでしょうか?結構面白いですよ。

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Study Group初顔合わせ

2005年09月20日 | MBA 2005 秋学期編

どうでもいいことですが、アメリカ人の白人男性はスキンヘッドないしは五分刈りが大好きなようで。耳に掛かるぐらいの髪の長さの学生は少数派。何故なんでしょうか?!

初日は半分レクだったのでまだ楽でしたが、今日は大変でした。何がって英語が…

まず、午前中はClass Overview。Accountingの教授が授業の方針についてあれこれ説明。教授のJane Kennedyはベテランで、比較的英語が聞き取りやすい人で一安心。次は今年のCountry Theme(UW MBAでは注目する国・産業を決めて、授業で取り上げるケース等々に統一性を持たせることで、より理解を深める工夫をしています。)の発表で、今年は中国。中々興味深いです。

なお、LEAD期間中は朝食と昼飯が無料で提供されます(嬉しくて張り切って食べると眠くなるので注意が必要です)。この昼飯は発表になったStudy Groupの面々と一緒に摂ることになってました。なお、Study Groupとは秋学期の間、授業で出される課題提出やプレゼン発表などを一緒に行う、いわば運命共同体です。面子は以下の通り

 
Scott アメリカ人 体格はアメフトやってます!って感じだが、目が潤んでいる。MS→HPとFinance畑を歩み、またMSに戻りたいとの事。見た目はやや怖いが日本食が好きなナイスガイ。
Abigail アメリカ人 男のような名前だが実は女性。カリフォルニア大学(何校?)のメディカルスクールで女性向けHealthcareの仕事をやっていたらしい?ブロンドショートヘアで田舎っぽい風貌だが笑うと優しい。
Nathan アメリカ人 アメリカ人の中で一番ジョークを言うがイマイチ笑いを取れてないのがウリ。私の気軽なアメリカンジョークに大うけしてくれるので助かる。Washington mutual bank(相互銀行?)勤務のFinance畑。
Sindy 韓国人 韓国IBMでCRMなどITコンサルをしていた女性。英語のレベルは私と同じぐらいで痛みを分かち合う仲。日本の某大学へもコンサルをしていたり、文化の違いなど共通の話題多し。
Chak タイ人 タイ人と言いながら中華系で見た目は中国人そのもの。アメリカの大学(コーネルか?)を学部で卒業し、タイでエンジニアをしていた。我がスポンサー企業の兄弟会社○○○-ATと取引経験あり。英語はNativeと遜色なし。Internationalとは言えないぞ!

まだ個々人の個性は見えてきません。これからが楽しみです。

で、今日の問題は午後。「Breakthrough Conflict and Collaborative
Leadership」という授業で、要するに「コーチング」の授業をTeam workingの視点で作ったようなものなのです。がしかし、この授業を受け持つコンサルタントの英語がマジ分からん。掛け合い漫才のようなロールプレイをコンビで行い、ジョークを交えて学生を飽きさせない展開は見事だと思いますが、そのジョークを笑えないNon-Native speakerの面々(日韓の学生に多し。当然私を含む。)。そしてキツイのは、その分からない授業の中でグループワークをさせられること。それも1対1のロールプレイ。仮想の状況(Hypothetical situation)においてLeaderが直面する難局を即興で演じるのですが、英語がボロボロになり…と言うことで玉砕。ただただ凹む。これは直ぐには何ともならんとしても、授業の指示が分からないという状況は何とか乗り越えないと他の科目が大変だとつくづく思ったのでした。

授業自体はそれなりに気づきがある。授業を受けていて、今までの私や他人の職場の上司・同僚・部下との関係・やりとりを思い出し、あれこれ考えてしまった。上手くいった時もそうでなかった時も。気づきを得たことは、まずは夫婦関係から導入してみようかと。

授業終了後、夕方からはClub Fair。ほぼ全員が入るらしく、多い人は5つとか入るらしいが、とてもそんなに一杯出来るわけもないので、興味のあるクラブの情報を聞く。あれこれ質問をしていたら、勢いでEntreのクラブに加入。気が付くと6時半ぐらいまで時間が経ってました。

帰りは同級生Jさんと一緒にバスで帰宅。お互いに「今日は疲れたね…」とぐったり。夜の7時頃にワシントン湖の橋を渡ると、遠くに見えるMt. Rainierが夕日に赤く染まっていて、やけに眩しかったです。

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オリエンテーション(LEAD)開始!!

2005年09月19日 | MBA 2005 秋学期編
今日からオリエンテーション(LEAD(Leadership Exploration Association Direction))の開始です!
授業ではないですが、Native Speakerと色々と共同作業が始まるので戦々恐々でございます。

午前はBoeing Auditorium(大講堂)に同級生が全員集まってDeanやAdmissionの責任者のDan Postmanが新入生に対してPresentationを聞く。Jump Startとは違って今日が本当に同級生が一同に会する日で、何となく晴れがましい。と言ってもスーツを着た人はいないし、学校側も堅苦しい「訓辞」を述べるわけではなく、Presentationという言葉通り聴衆を沸かせつつも、心に残る言葉を残すのがアメリカらしい。話の内容は、UW MBAが目指している場所と、そのための学校と学生のMissionとは、という話。

今日という日を迎えるために、入学者全員がどれだけ多くの決断と投資をしたかを我々は知っている。投資と言うのは何も金銭だけの事を言うのではなく、時間・住み慣れた土地・ポジションなど、それら全ての物を含めて大きな投資だ。MBA学位を取得するという機会を通じて得られるものは、Academic Skillだけでもなく、職だけでもなく、友達だけでもない。それら全てを得られる機会をMBA Programは提供する。
Build your future.


そんな内容。どの大学のMBAの説明でも、似たような話をするのだが、私は「Build your future」という趣旨の自律自立な言葉が好きなので、改めて学校の方向性と自分の方向性が合っている事を確認できて、嬉しかったです。

その他、今年のプログラムについての説明があり、何と今年は女性比率が48%で留学生比率が44%だと知り驚く。確かに女性が目立つし、韓国・台湾の学生が多いなぁとは思ってましたがそんなにとは。例年だとそれぞれ30%ほどなのですが、個人的にはいいバランスだと思いました。シアトルの強みはアジアへのネットワークがあるでしょうから。また、UW Class of 2005の就職率が99%でハーバードを抜いて全米1位であった事がUS Newsでのランキング向上にも寄与したとの説明がありました。「西海岸4校と言えばStanford, UCB, UCLA, USC」と言われますが、そこにUWが加えられる位がいいポジションだと思いますので、それ位になったらいいなとUW愛が増す一方の私は思ったのでした。(他校蹴って来ているし、選択が間違って無かったと確信するに至っているのでなお更です。)

午後はTeam Buildingのレク。GPSを使って学内でトレジャーハントゲームをして、高得点を競うというもの。がしかし、ゲームの説明が十分に理解できず…その後チームで作戦会議をしたのですがDiscussionについていけず…のっけから不安に駆られます。8名程度のチームを15チーム作って競争しました。私のチームはアメリカ人2名・インド人1名・フランス人1名・韓国人2名・台湾人1名・私の計8名。韓国人と台湾人と私は、あまりに速いNativeの会話についていけずに目が点。話には聞いていましたが、これはキツイ。今までの授業とは全然違います。奴らのマシンガントークは聞き取れません。ゲームが始まり、何も貢献できないと不味いか?と思ってカメラを持ったら、その後ずっとカメラ係に納まってしまいました_| ̄|○
何とか宝物も見つけてチームの得点に貢献したものの、完全に下っ端です。我がチームはフランス人の女性(プランス女性というイメージとはかけ離れた軍隊式リーダータイプでびっくり)が凄いリーダーシップを発揮。韓国人も「ハンター」と呼ばれ下僕決定。3人で苦笑い。しかし、彼女のお陰でキャンパスの端から端まで走り回り、得点ランキングで2位になったのでした。PassionがLeadershipと深く結びついている事を、いつもとは逆の立場で観察した思いです。

たかがゲームとも言えますが、チームの得点ランキングをリストアップするだけでなく、各チームに作戦を立てるにあたってどのようなDiscussionをしたのかとか、各人の貢献はどうだったのかを報告させる辺りが、このオリエンテーションで同級生とのコミュニケーションをWarm upしようとする意図が垣間見れます。見知らぬ人とチームを組んで、高得点を挙げるためにどのようにチームメンバーと相互に影響しあうのか、意思決定は何が支配するのか等を学ぶように出来ていて、中々面白かったです。会社の研修に取り入れてみてはどうでしょうか。

夜は無料ビアパーティがIrish Pubであったので参加。凄い騒音の中、皆叫ぶように会話をしています。私も負けずに声を張り上げていたら喉が痛くなって風邪を引きそうになりました。今から体調崩している場合ではありません。

今日はそんな一日。Study Groupのメンバーが発表になったり、年末までの授業スケジュールが明らかになったりと色々とありましたが、とりあえずボチボチ書きます。

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ワシントン湖でボートに乗る

2005年09月18日 | MBA 2005 秋学期編
さきほど、MBA受験仲間から「白髭さんの授業での奮闘振りに感動っす。ウルウルきます。」という暖かいお言葉を貰いましたが、誇大広告だったか?!と反省。これからは200%伝えるのを控え、120%ぐらいでお伝えしたいと思います。

今日、日曜日は天気がとても良い。と言ってもシアトルの朝は曇っていることが多く、昼になると快晴というパターンが定番。今日もそうだった。9月になっても雨で行動が妨げられるような日は1・2日ぐらいしかなく、それも午前中で大抵上がる。お陰でいつも空気が澄んでいて清々しい。雨上がりっていいですよね。

という事で、今日は昼頃からワシントン湖にボートに乗りに行って来ました。と言ってもクルーザとかではなく手漕ぎボートですが。

ワシントン大学は湖畔に面していて、大学所有のWaterfront Activity Centerという場所でボートが借りれます。学生だと半額で$4/h程度。併設の駐車場も日曜日なら無料という事でかなりお気軽です。通学のバスで橋を渡ると毎日ボートやカヌーに乗った人がいるので前々から行ってみたかったのでした。

私よりも以前に行った弁護士Eさんが「カヌーはオールが2つに分かれていて漕ぐのが大変だった」と言ってたので私はローボート(日本の公園で浮いているようなやつ)を借りました。ボートは無造作に並べてあり、自分で浸水させて乗るルール。思いのほか軽いので簡単に浮かばせられました。

ボートは非常に安定してますが、久しぶりのボートなので旨くオールを操れません。ワシントン湖は水路になっていてクルーザーなどがひっきりなしに通るのですが、その通路を渡って少し南にある蓮が浮かぶ公園まで行くのに一苦労。

何とか渡って橋の下をくぐり抜けると鴨が警戒心0で近寄ってきます。手を伸ばせば届く距離。餌をねだっているのでしょう。しかし国立公園で餌付けは生態系に良くない!と教えられた我が家族は一粒たりともお菓子などを挙げたりはしませんでした(持ってないだけでしたが)。しかし鴨も中々諦めず何度も寄ってきました。その他にも見たことのない鳥が浮かんでいたり飛び立っていたり喧嘩していたりと、水面から見るとまた楽しいです。


水辺をどんどん奥に進むと細い水路のような地形になってきました。カヌーだとスイスイ進むのですが、ローボートだと思うように進みません。しかも私は後ろ向きに進んでいるのでどうも景色が良くない。家族が堪能してくれればお父さんはそれでいいんですよ、えぇ本当に。それよりもボートを漕ぐのに必死でした。

1時間弱ほど漕いでいたので、かなり遠くまで来たらしく、帰りは大変でした。別ルートで帰り、広い場所を通ったのですが、大きなクルーザーの作る波に翻弄される我がボート。まるで金持ちに翻弄される小市民という構図。そして必死にボートを漕ぐ私。疲れてきた体を奮い立たすために漕ぎながら歌う歌はソーラン節。いや、この歌が漕ぐリズムにぴったりなんです。是非試してください。しかし漕げども漕げども波のせいで中々進みません。横を水上警察がサイレン鳴らして飛ぶように過ぎていったのがうらやましくて仕方が無かったです。

手にマメが出来そうになりながらセンターまで帰ったら2時間弱過ぎてました。30過ぎの体には翌日筋肉痛を伴うこと請け合いですが、中々楽しかったです。シアトルに来て水に浮かびたい場合はお勧めの場所です。水路はずっとつながっていて、ユニオン湖までいけたりもするようなので、速度の速いカヌーなどに乗っているなら是非漕いで見たいと思いました。
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書評 ~ カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」 ~

2005年09月18日 | 書評
ダイエー創業者、中内氏が死去 (朝日新聞) - goo ニュース

を見て、以前この本を読んだことを思い出した。
カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」

日経BP社

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戦争体験から来る中内氏の執念。戦後闇市での薬品事業の暴利から原資を得て、既に他者が始めたスーパー事業に目をつけその執念で徹底的に拡大させた中内氏。幾度の危機を部下と乗り越えながらも、危機を乗り越えるとまた自ら権力を掌握し続けた中内氏。栄枯盛衰の物語と言ってもよい中内氏の生涯が書かれている。

一時期はカリスマ経営者としてメディアや世間に羨望の眼差しで見られたのに晩節は悪いことばかりであった中内氏。しかし彼は、実業家として一時代を築いた。時代が違うので、同じような歴史を刻む起業家はもう現れないかもしれない。しかし、ダイエーにこうした歴史があったのだという事を知るには良い一冊だ。
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教科書届く

2005年09月17日 | MBA 2005 秋学期編
教科書が宅急便で届く。学校指定の教科書は4冊でMicoroeconomics/Financial Accounting/Statistics/Corporate Strategyの授業用。アメリカの教科書はでかくて重いのだが、それにしてもこの4冊は大きい(比較のためにティッシュの箱を)…なんと合計で2500ページ!250ページの間違いじゃないですよ)。

眩暈がする…先に読んでおこうかという気が一瞬うせたが、やはり予習をしておかないと授業についていくのは大変なのでざっと見てみる。


Microeconomics:Price Theory & Applications, 6e, Steven E. Landsburg
ミクロ経済学。消費の理論、生産の理論、消費者行動、独占、公共財、労働市場、ゲーム理論、等々を勉強する様子。他にも色々と書いてあるが、ざっと見た感じでは何か分からない…

Financial Accounting:An Introduction to Concepts, Methods and Uses 11th Edition
財務会計。財務会計概論、Balance Sheet,Income Statement,Statement of Cash Flows、財務諸表分析、会計原則や計上基準、その他諸々。見た感じではJump Startでやった内容を深堀する様子。社債とか市場についてはFinancial Accountingの範疇ではないのか、やらなさそう。コアなのでそういうものなのか?

Statistics:Practical Business Statistics, Andrew F.Siegel
統計学。ヒストグラムなど統計の基礎の基礎から、確率、相関と回帰と時系列、具体的事例を挙げた統計手法の使い方、等々。Jump Startの内容を具体例で深堀するのだろうか。

Corporate Strategy:The Minto Pyramid Principle, Barbara Minto
戦略論(?)。の授業のはずなのだが、教科書はPyramid Structureとかの説明がメイン。Decision MakingやLogical Thinkingの授業なのだろうか?やや不明。新任教授か?情報なし。


あと、教科書は無いが、Organization Behaviorの授業などはCourse Packという教授お手製の資料にそって授業が進むらしい。上記4つの授業も本だけでなくCourse Packがある場合もあるのだとか。これはオリエンテーションで説明があると思われる。

いやぁ、もう腹いっぱいです。今年のコアの教授は昨年から5名中3名入れ替わっていて、授業の進め方が読めないのです。さてどうなるものやら。しかし、本当に読む量が半端じゃない。現在受験中の皆さん、TOEFLやGMATでのReadingの修練は決して無駄にはなりません。めげずに頑張りましょう。

昼からは近所の同級生の家族と一緒に10名ほどで飲茶。その後は別の人とチーズケーキ(甘すぎ)。こういうお腹一杯ならいいんだが。また行きましょう!

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