Like a Salmon - MBA Life in UW Seattle -

MBA留学、子連れシアトル生活、釣り、北米旅行記など。MBAなことから関係ないことまで徒然なるままに書き連ねます

元MicrosoftのGeekとビジネスプラン

2006年01月31日 | MBA 2006 冬学期編
8:30 マーケティングの授業。今日は理論で当たり前の話が多く学びが少ない。LTV(Life time Value)などを今更聞いてもあまり面白くないし…個人的には知らなかった定量的なマーケティングアプローチをもっと聞いてみたいのだが、これからはケーススタディ中心の定性的な内容が増えそうです。聞いたことが無い様な気づきは得られるのでしょうか。(今までの傾向だときっと何かありますが…楽させてくれません)

10:30 Group studyのTeam Meeting。Marketingのグループ課題でMarket Requirements Documentというのを書きはじめた。これはいわゆる商品企画書みたいなもので、Marketing部門の人が、R%D部門の人に、ユーザが何を求めているかを伝えるための書面なのです。日本語でもそうですが、こうした企画書には書き方の決め事とか構造があり、良いMarket Requirements Documentとはこういう物だというのを身をもって体験し学びます。私はあまり得意じゃないこうした書面作成作業ですが、きちっとした構造があり、それに沿って書くことが良いMRDだとされてます。Cerealの製品開発をMKTG部門の立場でR&Dセクションに伝えるというのは、実際にアメリカ企業はこんな方法でやっているのかと思って見ると面白く感じました。(日本というか我が社ではこんなのは見たことないですがどうなっているのでしょうか?)

13:30 マクロの授業。今日はいままでの授業の知識を全てつかってIS-LM分析が出来るように仕上げの段階となっています。中間テストが来週なので、ここを乗り切れば不安もなくなるのですが、授業を聞いてむしろ不安は増しました



こうして図にすると良く分かるんですが、



この連鎖するのを自分だけで導き出せないので解答に困ります。書かれている物をみれば、何となく分かった気になるのですが。おそらく、政府がMoney MarketでMoney supplyを操作したらNBRが動いてMsが動き、ESM or ESGになり、とか一定のパターンがあるはずなのですが、身についておりません。復習せねば。

3:30 Study GroupのMeeting。昨日作ったMRDを仕上げました。いつに無く早い仕上がりで、明日のMeetingは無くなりました。助かるなぁ。今学期は本当に毎日このメンバーと会ってます。授業→Meeting→飯&Speaker→授業→Meeting→飯&BCN/BPC課題活動→宿題作成と予習で夜中まで。という一定パターンが出来てきました。なので自由時間が本当に少ないのです。

5:30 Biz plan competitionというビジネスプランを競うコンペがあり、今学期中にチームを決めて学期末にプランを提出しないといけないのは以前にも書いたとおりですが、実はまだチームが決まってません。昨年はDean君(台湾人)と考えていたMobile系のビジネスプランが魅力的だったのですが、彼がコンペへの参加をやめてしまったので仕切りなおしです。自分の考えたプランで行くか、Jさんに誘われた点字のSocial Entre系なプランにするか、先日のComputer Scienceなどの学生のビジネスアイデア発表会(?)のプランの一つ(携帯を使ったMicro financeのネタでこれは結構面白そう)にするか、迷っていました。
そんな時、数日前にMBAの二年生でEntre ClubのChairmanをやっているErikさんから、私のプランとよく似た事を考えているかた興味があるので会わないかと連絡があり、今日の夕方から会ってみました。詳細はまたにしますが、彼のプランは教育サービスで確かに私のプランに似ています。彼は2年生で昨年もコンペに出ているので、一緒にやると良いかも。しかしそれ以上に、見たまんまGeekな彼自身に興味が湧いて仕方がありません。挑発を後ろで括るスタイル。Microsoftで1993年から働き、Officeのデザインを担当したりR&Dセクションで働いていて、今は個人会社を持ってVCでアドバイザをしたりしているらしい。実態は良く分かりませんが、昨年秋に初対面してから、何となくお互いに気になりよくラウンジでも声を掛け合ってました。私の経歴とアイデアも一応気に入ったみたいで夜にメールが飛んできました。彼とプランを作ってコンペに出るのも楽しそうですが、もう一人共同提案候補がいるらしく、まだどうなるかは分かりません。なんにしてもコンペは一人ではやれないので、良い仲間が欲しい所です。
コメント (2)
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ポートフォリオ理論

2006年01月30日 | MBA 2006 冬学期編
8:30 Study GroupのMeeting。木曜提出の課題に対するブレストと役割分担。ウォッシュレットのMRDを提案するも、「それって何?」って話になって上手く説明できず。MRDはコンシューマープロダクツの方が良いだろうということで、Bonnieのシリアルのネタに決定

10:30 Micosoftの.Netのケース。.Netを良く知らなかったのでケースを読むのも苦労した。さらにクラスで間違った発言をしてしまって大恥…後に発言をして挽回したつもりだが恥ずかしい間違いだった…ケースをちゃんと読めてないのが原因。反省。
授業の最後にはMSで.Netの開発を担当していた人が来てスピーチとQ&Aをしてました。

12:30 Global Business Forumに出席。Boeingの中国事業についての話だったが1:30締め切りのFinanceの宿題をやり終えてなかったので話をあまり聞く余裕がなかった。中国にはトレーニングセンターだけでなく工場も含め、Boeingの拠点がすでに数十箇所あり、技術移転の問題などが議論されました。

13:30 Financeの授業。Risk&Returnの話なのだが、まずはポートフォリオの話。「分散投資が大切ですよね!」とかBCGのポートフォリオがなどという薄いお話は一切なく、具体的にどのような理論でどのように計算して最適な分散投資を実現するのかを勉強する。当然はじめて聞く話ばかりだ。Systematic RiskとUnsystematic Riskに分けた上で、Systematic Riskを徹底的に合理的に追求するその理論にちょっと感動。


上記の図は、Ace/Bore/CGEという3つの投資対象のExpected ReturnとVolatilityを加味したときに、どの比率で購入するのがベストかを導き出すための図だ。これが基本となって、これ以降は債権などのRisk freeな投資との組み合わせやマーケットとの比較を行う世界になっていく(その辺りは予習しても良く分からない…)

とりあえず、個人の株式投資に応用できそうだ。(仕事ではどうだろう…いやだから学んでいることが無駄とは思いませんが。韓国人コンサル出身Sindyがキャリア追求のためには畑違いのこともマスターするのだと言ってたその姿勢は素晴しいと納得。)
(金融業界の長いキャリアをお持ちの2年生Sさんに聞いたら、実際にはExpected ReturnやVolatilityをどう見積もるかで結果が違うし、ファンドとかも過去の延長線上でしか予測は出来ないわけだ、と良い話を聞いた。そらそうだろうなぁと納得。理論は凄いなと感心するがそれと成功とは別ということか。でも、仕組みと現状を知れば、その逆張りが出来るんだろうかと妄想…)

16:30 BCN(コンサルPJ)のクライアントとのミーティング。Deboraさん(クライアント)は40過ぎのオバサンなのにいつも元気でテンションが高い。さすがフィットネスコンサルタントが生業なだけある。
ミーティングは我がチームが決めたコンサルのテーマ(事前にDeboraさんから複数提示されていた)の了承を得るのと、具体的な進め方のディスカッション。約2時間ほど続いた。コンサルはMarketing Researchにして、彼女の提供するフィットネスコンサルをネットなど遠隔販売形態にしPullの営業が出来るためには、適正価格や適正サービス内容は何であるか?と調査・報告するというもの。彼女はいかにも独立個人事業者らしく、提供物の対価は「コストベース」で見積もっていた。つまり、自分がどれだけの手間が掛かるのかと、自分から見てこれはどの程度価値があるか、を自分で判断して決めていた。でも、Marketing Researchの手法の一つ、Cojoint分析をすれば、顧客のアンケート(これは別途説明した通り)から顧客が提供物に対してどの程度の価値を感じているか(WTP:Willing to payと言います)を金額に置き換えて定量的に計算できるのだ。私が今までやってきた通常のアンケートと違うのは、質問項目の各選択肢が定量的な金額に置き換わる点だ。あくまで理論ですが、彼女はそのようなアプローチはしたことがないし、そうした参考情報が分かるなら是非参考にしたいと喜んでいた。個人事業だが、Marketingで勉強したことを実地で使って実につけるというコンサルPJの主目的は果たせそうだ。
ただ、調査はメールとWebで済ませるつもりだったのが、調査対象が消防隊員であるため、メールでの資料送付と同時に電話での勧奨を行わなければいけないという結果になったのには困った…その電話は結構大変そうだ。いい経験になるが…
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雨で釣果0

2006年01月29日 | MBA 2006 冬学期編
1月末のこの時期はChinookが釣れるらしいという情報を得たので、またもやEさん、そして初同行のOさんとSkykomishの上流に行ってみました。この時期はカスケード山脈の山々は雪化粧ですが、川には積雪などは全くありません。カリフォルニアと同じく、海流の関係で海岸部はさほど寒くないのです。カスケード山脈から東は別世界でしょう。

釣りに出掛けたのはSultanで支流が合流する地点で、6名ほど釣り人が竿を動かしていた。釣れるポイントなのでしょうか。しかし、開始早々ルアーを1つ失くす。さらにリールが無くなってしまい現場で巻きなおすタイムロス。釣りにならない。水量はあったが流れが少し速い気がします。しかもボートが頻繁に行き来するので魚場を荒らされている気もする…
ポイントを移動しながら他の釣り人に声を掛ける。現場の情報を得るのは重要だし英語の勉強にもなる(?)。一人Stealheadを釣っている人がいた。初めてみたStealheadは70cmぐらいだろうか。餌にはハエのような形の回転するルアーとエッグ(赤)と生っぽい餌(?赤)だった。重りも浮きも無しだったが、赤一色だった。他の人にも聞いたが釣れていたのはこの人だけだった。2時間粘るも我々も釣果0。お勧めのポイントを聞いたのでそっちに移動してみる。

次のポイントはGoldbarとIndexの間。橋のたもとで鉄道の陸橋と滝が見え、景色が抜群にすばらしい。ピクニック兼用で来たら楽しそうだ。流れが遅い深めのポイントなのでエッグで浮きを使い、重りで棚を取って2時間やってみるも反応0...
何でだろうか??
結局4時間やって結果は出なかったが、想定内(?)なためあまり気落ちもしない。新しい情報やポイントも手に入ったし、サーモンには一歩ずつ近づいていると思いたい。

今日はさらに午後からスメルト(わかさぎ)釣りも予定に組んでいたのだ。氷に穴を開けて釣る日本と違ってわかさぎはピアでサビキで釣れるらしいのだ。実は、こっちは先日のイカと同じくかなりの確率で釣れるであろうとと目論でいた。行ったのはEdmondsのフィッシングピア。がしかし、着いた時にはかなりの雨。さすがにサビキでも雨の中では釣れる気がしない。それでもこのまま帰るのもしゃくなので一応3:30の満潮に合わせてつり始めるが、1時間やってもピクリとも当たりは無し。海鳥が海にもぐって魚を咥えて上がってくるのを見てるだけ…
あまりに寒いのと満潮になっても結局あたりがないことから、敢え無く断念。身も心もボロボロになってしまいました。悲しい…

ブログのタイトルを変えたほうがいいかしらん?
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MBA受験は佳境

2006年01月29日 | MBA 2006 冬学期編
MBA受験が佳境を迎えるこの時期、一応(?)MBAブログな私のページへのアクセスも急に増えているようで。下記はGooが提供しているすっごく慎ましいアクセス解析機能の転記ですが、年末年始に私が記事を書かなかった事で激減していたアクセスが、以前よりも多いぐらいになっているのです。

閲覧数アクセスIP数
01/22~01/281346 pv475 ip
01/15~01/211463 pv447 ip
01/08~01/14634 pv269 ip


増えたのは嬉しいですが、すいませんこんなブログで。今期は先学期以上に大変なので、更新が大変不定期になってます。内容もなんだかまとまりに欠ける気がしますが、気にしても無理は続かないので自然体で書き連ねていこうと思います。一応2年間卒業まで続けるのが目標です。

Like a salmonと書いてるがサーモンはいつ釣れるのか?といった辺りにご注目下さい。

今後もどうぞ御贔屓に。
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大雪なのでFinanceの宿題

2006年01月28日 | MBA 2006 冬学期編
1度目は自分がドタキャン。2度目は宿題山積で中止。今日は三度目の正直で一番近くのスキー場に同級生と繰り出した…のですが。当初予定の6人から、一人減り二人減りとなって結局3名1台でスキー場に向かうと、なんと途中で雪によるフリーウェイ通行止め!となってました。折角早朝に起きたのに残念ですが、帰ってくるのも30分ほどだったので、また今度行けばいいかと思いつつ帰ったら不貞寝(こんな字なのですね)してしまいました。
(写真は帰って確認した交通局のWebカメラの映像です。開通したようですがちょっと危なそうです。)

あ、ちなみにシアトルでは雪はほとんど降ってません。カスケード山脈という山で、雪は止まるようです。雨は降ってますが…

昼頃に不貞寝からおもむろに起き出して、Financeの宿題に取り掛かりました。先週授業でやった範囲の復習を兼ねております。risk-freeな前提で、yield of maturity,spot rate,arbitrage,forward rateなど理解できているかどうかを確認しながら解いてみると…解けません。FinanceのKoski教授の授業と資料は驚くほど分かりやすく、授業を聞いていると概念をなんとなく理解した気になってしまうのですが、自分で実際に手を動かさないと覚えないものです。概念も(私は)すぐに忘れてしまうので、計算出来るぐらいに理解しないと、次の中間テストでは手厳しい結果に…タダでさえ英語で文意を理解しかねる(というか私のせい?)事や幼稚な英文を書く(私のせい)ので、計算では落とせないわけであります。

夕方、EさんとOさんからメールあり。実は明日はまた懲りずに釣りに出掛けるのであります。さてどうなるやら…
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教授紹介シリーズ:Dick Nolan(IT&Innovation)

2006年01月27日 | MBA 2006 冬学期編
Marketingの1回目の宿題が帰ってきました。ほぼ満点で幸先が良いです。Teamに貢献できた宿題だったし、ずっとこうであればいいのですが、どうも雲行きは怪しいようで…
次から次へと出る宿題のため、8:30からのMarketingの授業が終わってすぐの10:30からTeam meetingです。今日はITの課題を議論しましたが、Discussionをリードする役の私は、いつの間にか喋りの主導権を他の生徒に奪われる(?)など、どうも不甲斐なかったです。ITのグループ課題は最終提出物のイメージが曖昧な指定になっていて、それを延々と議論してしまったのが原因です。中身で貢献したいところです。

夜は日本人同級生Sさん・Oさん・Eさんと「まねき」という日本料理やで一杯やしました(この店は2回目です)。この店はシアトルで始めての日本料理やだとか?!店に入ったとたん、店の匂いは日本そのものです。日本の匂いって醤油の匂いだったんですね。料理は結構美味しかったです。

さて、最後の教授紹介です。
経歴が立派なNolan教授。UWに来たのは2003年で、その前は
Professor at Harvard University (1991-2003)
Chairman of the Board, Nolan, Norton & Company (1977-1991)
Associate Professor, Harvard University (1969-1977)
と華々しくキャリアを積んできたようです。その前はBoeingで働いていたようです。

そんなNolan教授の得意技は毎回に近い形で呼ぶゲストスピーカー。IBMのTurnoverのケース、Microsoftのケース、NovelのOpen source戦略のケース、どれも現場で実際にそれを経験している人物を呼んで来るのはHBS流なのでしょうか。

UWはITの授業がコアにあります。これには正直、賛否両論です。授業はIT&Innovationということですが、ハイテク企業の戦略ケースなどは、私は楽しいですが、ITキャリアとは関係ない人にとっては?という気もします。
事業会社系のキャリアであれば、ITはOperation分野などで、具体的に企業業績に与える影響は大きいでしょうから、学ぶ必要はあるのでしょう。ITに対する投資額は、企業の全投資においても決して少ない割合ではないはずです。

ただ、学問として王道としてこれを教えるというものがまだコンセンサスを得ていない、手探りな分野であるというのを感じます。人・物・金・そして情報と言われて久しいですが、金を扱う情報システムであるAccounting/Financeが市民権を得たように、ITも近い将来経営者の必須科目として定着すること願ったりします。Nolan教授がその先鞭となる…かどうかは定かではありません。
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教授紹介シリーズ:Karma Hadjimichalakis(Macroeco)

2006年01月26日 | MBA 2006 冬学期編
今日も目が回りそうな忙しさでした。8:30にMBA Loungeで日本人アプリカントSさんと待ち合わせ。1時間ほど学校の良さ、シアトルの良さ、生活の実際、来る前と後での印象の違い、MBA受験についてなどつらつらと喋る。9:30以降 Team meetingがあるので一時離席してS先輩にバトンタッチ。
Team meetingをこなし10:30からMarketingの授業。が終わったかと思えば昼休みはBCNのMeetingが終わったと思えばまたTeam meeting、さらに連続で3:30からMacroの授業があり、極めつけは5:30からのBiz plan cometitionのResource Night(今期毎週木曜日夕方開催)に参加して、ネタになりそうなビジネスプランを探しました。Engineeringの学生が考えるネタには突飛なものも多いですがビジネスマンと視点が違うのが面白かったです。その場で韓国人JamesとTony(二人はSK telecomの派遣。SK TelecomはシェアがNo.1の携帯会社)とTelecomの将来について話をしたのが面白かったです。(ARPUはアープーと発音します。)

ネタを書くと長くなるので、時間が無いから省略。今日はMacroecoのKarma教授の紹介です。

品のいいオバサンという感じのKarma教授。先輩からは「彼女の英語は聞き取りづらいから要注意」と聞いていましたが、そもそも聞き取り能力の低い私にはその違いが分かりません。
授業の内容は、個人的にはMicroよりも面白いです。マクロ経済というのは一企業として現場で感じることではなく、ニュースや日経新聞でしか触れる機会が無い世界なので、その仕組みを理解するのが純粋に興味深いのです。彼女の出している本は英語ですが比較的理解しやすいし、講義スライドを見ながらポイントを掴めば、Microよりもしっかりと理解できそうです。

授業内容は、マクロ経済学。基本概念の紹介、財・サービス市場、金融市場、財政・金融政策、IS-LM分析、AD-AS分析、労働市場、国際マクロ経済学 等だそうです。最新のマクロ経済動向についての分析も多くあります。

Karma教授は、授業で日本の話をしょっちゅう引き合いに出します。日本びいきなのか、日本の存在感なのか、それとも単に経済学の題材としてデフレというケースが興味深いのかは分かりませんが、何となく嬉しいと他の日本人同級生も感じるようです。クラスには二人しか日本人がいないので、私は時々発言したりしています。
(金融ならともかく)事業会社でマネージャーとなって仕事をする上で、Macroが直接役に立つということは恐らく少ないと思いますが、一社会人として世の中の仕組みをより理解するべきという意味で、MBAのコアの多くにはMacroecoが入っているのでしょう。その意義は、授業を受けていると何となく分かる気がします。

(ちなみに、interest rateが上がるとpriceは下がると習いました。それに従うと、今の超低金利政策は住宅価格を下支えしていると言えますし、業界の新陳代謝を先送りしたと言えます。今、景気が回復しつつある日本は、金利が上昇局面を迎えると、住宅の価格は下がるのでしょうか?!もし購買意欲が減退し、価格下げ圧力が掛かれば、住宅の施工単価の下落と業界の淘汰につながり、一時的には住宅の工事品質の低下につながりそうです。授業を受けていて、今の間に景気回復に乗る商品(株とか?)を買っておいて、いい頃合で売って少し前の中古住宅を買って住宅品質の低下を避けるというのが賢いのだろうか?と思ってしまいました。)
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Fire!Fire!!Fire!!!!

2006年01月25日 | MBA 2006 冬学期編
明日の授業の予習が終わり、寝床に着いたのが夜1:30頃。
突然の騒音で目が覚めました。
何だが凄い音がするのですが、何処から出ているのか直ぐに分からず、なんだか凄い大きな電話の呼び出し音か?!と寝ぼけていたら、火災報知機であることが判明。ひょっとして壊れた?!
あまりに大きな音で、しかも夜中なので、とりあえず枕で押さえたら何とか気にならないぐらいの音になったのですが、どうも部屋の外で足音がします。
「うわぁ、こんな音を出したから誰か怒ってくるんだろうか?!」
とか思って少しジッとしていても誰も来ません。

程なく、このサイレンが機械の故障ではなく本物の火事なのか?という気になり、とりあえず寝たまま時の姿で何故か電話機だけを手にとって外にでたら寒い!!!
そしたら、再度中に入れなくなりました…

夜中2:20。厚手のパジャマ代わりのトレーナーだけではたまりません。と、ほどなく消防車が4台ほど登場!放水車にはしご車まで来て、警察は道を封鎖。はしご車ははしごを屋根の上まで伸ばし始めるじゃないですか!(はしごの伸ばし方が悪く、ちょっと屋根壊してました)
え?本気に火事なの?と思ってみてたら、アパートの一角から煙が立ち上ってます。あーーー本物だ…火は見えませんでしたが、これで人生4度目の火事目撃です。というか勘弁してください。寒いし眠いし明日8:30から授業あります。

住民は皆外に出ていて、中にはビール飲んでる奴とか興奮気味の奴とかいますが、総じてみんな普通に黙って寒がってます。(当たり前か。)寒い寒いと歩き回ってたら同アパートに住むNさんと遭遇。「え?煙が出てたの?」「というかマジ寒くない?」「デジカメ持って来たら良かった」とか言いながら、とりあえずNさんの車を外に出してそこに入って暖まりました。

地元テレビ局が来ていてインタビューしたりしてました。住民は寒がっているのでいい迷惑です。と、何だかんだと3:00頃になってサイレンが鳴り止みました。どうやら大したことはなさそうでした。ぞろぞろと皆中に入りだしたので一緒に入ると、1階の一角の廊下が放水でびしょぬれです。Nさんの側だったのでやや不安になるNさん。でも我々の3階は濡れてなかったので、どうやら火元は1階だったのかも知れません。

何となく目が冴えてしまったので、夜中に20分もブログを書く私。
デジカメを持って外に出るべきだったと、とっても後悔しました。
ということで写真は無しです。残念。ではおやすみなさい。

追伸:火事の原因はキッチンでの火災だったようです。そう言えば我が家でもボヤ一歩手前までオーブントースターをやってしまったことがあったので他人事ではありません。
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教授紹介シリーズ:Jennifer Koski(Finance)

2006年01月24日 | MBA 2006 冬学期編
今日は朝一番は、とあるシアトルの大手VCを訪ねて来た。これは授業とは全く関係ない行動ですが、2年間という短い留学期間を有効に実りあるものにするための仕込みです。上手く行くといいのですが、今日はちょっと空振りだった気がします。次に活かそう…
車で学校に向かい、10:30からMacroの授業でした。午後は中国の金融事情に詳しい方がスピーカーとして招かれました。中国にはA/B/Hとか様々な種類の株式があるとは知りませんでした。政府の持分は以前は流通してなかったのに今は流通をさせるように開放が進み、その反動で下げ圧力になっているとか。アメリカ国債の保有高が日本に迫るぐらいあるとも知りませんでした。日本と中国がアジアではダントツにアメリカ国債を購入しています。なぜそうなのか聞き取れませんでした…気になります。

以下、今日はFinanceの教授紹介です。

UW MBAの著名な教授の一人がFinanceを教えるJennifer Koskiです。授業と使う資料の分かりやすさが人気の秘密のようで、何年もProfessor of quaterの栄冠を勝ち得ているらしいと聞いていましたが、確かに授業を受けていると分かりやすい授業であると実感します(1/14時点までの話ですが)。

授業の形式はレクチャー中心です。所々に実際のニュースなどを引用し実感を持たせて理解させようと工夫をしています。無味乾燥な講義にすることはありません。内容は金融商品の基礎知識、現在価値、債券のvaluation、投資のリスクとリターン(CAPM他)、Discounted Cash Flow、Capital Budgeting、最適資本構成、New Venture Financing等。ケースが数回あるようです。

ちょうど1年と少し前、面接のためにUWをVisitした時に聴講したのはこの授業でした。その日は3月の頭でFinal examの直前ぐらい。MM理論というものを勉強する授業でした。M&Mをシャレで授業中に配っていて、カジュアルでフレンドリーな雰囲気の授業だったのを印象良く覚えています。あの時の授業は全くついていけませんでしたが、次の3月に受けるときはさてどうでしょうか?

実務という意味では事業会社志向の私にはAccountingの方が身近かも知れませんが、個人的にはFinanceの方が内容的に面白みを感じます。世の中の金融分野の人が、どのような方法論や理論で行動しているのか、基本なのだろうと思いますが理解しておきたいと思います。
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教授紹介シリーズ:Dan Turner(Marketing)

2006年01月23日 | MBA 2006 冬学期編
今日は朝一番のITクラスでDiscussion Leaderを勤めました。と言ってもクラスでやるのではなくTeam毎にするのだということが判明。6名を相手にするだけだしIT(Microsoft2005というケース)なので、30分のDiscussionはちゃんとリード出来ました。いつもこんな感じでリード出来るといいのですが…
午後からはFinanceの授業。Homework1の提出があったので直前までやってました。授業はSpot Rates, Yield Curve, Zero Coupon Bonds, Forward Ratesなどでした。JV設立時に使ったIRRの理解がやっと出来ました…

今日から数日、教授紹介シリーズにします。

写真よりもずっと男前のDan TurnerはMarketingの教授。いつもカジュアルでしゃれた格好をしており、マーケティングの教授、というイメージにぴったりな人です。授業の始まりに必ずCMを使ってice breakします。消費者への訴えかけ方の違いなど、話題にしやすい話を振るための工夫のようです。
彼の英語はジョークの時には早口で聞き取りにくく、エキサイトしてくると全く聞き取れないのが難点ですが、授業のスライドやフレームワークの話の時は若干遅く喋っているのか、聞き取りやすいです。(内容が知っている範囲だからGuess出来るだけでしょうか…)授業は定量的な分析(例えばANOVA,Linear regression,Chi-square,Co-jointなど)を学期前半に行い、学期後半は定性的な内容が多いようです。
Study GroupでのGroup課題が多くGradeの半分を占めるので、Team workを強めに要求される授業でもあります。

個人的には、定性的な分析は社会人経験9年もあると、新しい発見は少ないのです。(フレームワークは、それはそれで検討ポイントの抜け防止や、人へ説明する際の枠組みとしては、役に立ちそうですが。)
定量的な分析は新しい視点ですし、ちゃんとマスターしたいところです。
詳細は後日のエントリーで…

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なんとSeahawksがSuperbowlに出る!

2006年01月22日 | MBA 2006 冬学期編
アングラの出身大学が某アメフトに強い大学なだったにも関わらず、明らかにアメフト俄かファンな私ですが、今日はNFLのプレーオフ決勝。シアトルのプロフットボールチームのSeahawksがかのスーパーボールに出るためにカロライナPanthersとシアトルのQ-west Stadiumで対決しております。

ケーブルテレビで3:30から試合なので、それまでに宿題を終わらせて…と思っていたけれど、もうどうにも終わらないので後回し!にして試合観戦することにしたのでした。

対戦相手はノースカロライナのCharlotteにあるPanthersです。

満員のQ-west Stadium。God Bless America(実は国歌ではないらしい)という皆さんも聞いた事がある、メジャーの試合前にも歌われる、あのアメリカの歌が斉唱され、いよいよ試合開始です。
(関係ないですが、上記リンクから我がUWにある日本研究センターへのリンクがあります。)

1stが終わった時点で
それにしても初めてマジマジとプロアメフトの試合を見ますが、大学生の試合とはやはりスピードが違うなぁと感じます。今年は弱かったHuskiesとは違ってOffenceは決まるしDiffenceはInterceptをかましてくれます。見ていて楽しい。凄いなと思ったのは
2ndが終わり20対7でリード。とっても安心してみてられます。とにかくAlexanderというQBがすごい。詳しくないので専門的なことは分かりませんが、彼のパスは通るし、走ればスイスイと抜けて1stdownを取ります。クオーターバックってこんなに走るもんなんですね。(私のアメフトのイメージってこんなもんです。)
3rdも開始早々に1タッチダウン。これでスコアは27対7。そのまま膠着状態で4thに。
もう4thで27対7でリードしていれば、試合に負ける事は無さそうです。残り6分でアレクサンダーがダメ押し4つ目のタッチダウン。正面突破でダウンを奪う力強いものでした。強いよSeahawks。
残り30秒で、34対14となり、両陣営の選手も監督もフィールドに入ってきてそのまま試合終了。紙ふぶきが舞いと花火が打ち上げられる中、SeahawksがSuperBowl出場決定です!

終わってみれば、3つのインターセプトを含め4タッチダウン2フィールドキックでSeahawksの圧勝。パンサーズはカロライナにあるので、実は留学同期のDukeメンバーは応援していたはず。悪いけどスーパーボールは楽しませてもらいます!

いや、ホントに強い。弱かったMariners(野球)やHuskies(大学アメフト)とはえらい違いで見ていても楽しい事この上ありません。
SuperBowlも勝ってNFL32チームの頂点に立ってしまったりしたら凄い事ですね。SuperBowlも絶対見ます。


DEAN RUTZ / THE SEATTLE TIMES
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今期のStudy Group

2006年01月21日 | MBA 2006 冬学期編
土曜日です。何より十分に寝れるのが嬉しい…昼前まで寝てました。
起きてブランチにと台湾料理屋(安くて美味しい店)が近くにあるので車で出かけて行ったら、待ち時間に隣の見知らぬ夫婦に声を掛けられました。なんか日本語がちょとだったので「どこで日本語を学んだんですが?」と聞いたら日本人でした…
お医者さんでアメリカ人と結婚し、もう13年アメリカに住んでいるのだそうです。そのまま同席して昼食を一緒させてもらい、色んな話をしました。今度テニスでも一緒しましょうという話になったのですが、こういう事もあるのですね。異国での連帯意識って奴でしょうか?!

今日はStudy Groupメンバーの紹介。こんな奴らです。
Maxイランに生まれアメリカ育ちスキンヘッド系アメリカ人で一番のハンサム。褐色の肌にさわやかな笑顔が印象的なナイスガイ。すっごくフレンドリーなのが逆に怖いぐらい。SFのBio企業の営業を経てUWに。
Bonnieアイルランド系アメリカ人うん、バイキングの血が流れてますね!って感じの女性。とっても優しく親しみやすいので頼りになる。クラス代表に立候補するそうです。俺は勿論一票入れるよ!どこかでBio産業に関するアナリストをやっていたらしい。
Tammieアメリカ人CPAを持っていて先学期はクラスでもトップクラスの会計のプロ。Huskiesのチケットを売ってくれたのも彼女。物静かで前に出てこないタイプですが、優しく聡明です。チームの重石のような存在になると思います。
Will台湾系カナダ人とても若い。多分25歳ぐらい。一度Microecoの授業で分からないことを教えてくれた事がある。頭が良さそう。フレンドリーだが、たまに目が鋭い時があって怖い。カナダのIT企業で働いていたらしい。
Jong Hyu純粋韓国人とっても韓国人。実はSiebleの時も同じチームだったのでお互いの手の内は分かってます。あまり喋らないですが、ちゃんと考えているタイプ。大学で経済学などを学んでいたらしい。化学メーカーの営業で海外を飛んでいたらしい。

どうやら、このチームは全員参加型になりそう。つまり宿題も全員が参加して解いてきて、それを持ち寄って提出するのだ。手間は掛かるけどその分学べるのでいいだろう。Time managementをよりしっかいしなければ…

と言いつつも、夜はさらにイカ釣りに行ったりしました。昨年からライセンスはあっても行く機会がなかったのです。車で20分ほどの海岸に釣り波止場があり、無料で使えます。満潮を迎える22時の4時間も前に着いてしまったのですが、後で聞いたら1時間前ぐらいでOKのようです。
着いたときには10名ぐらいしか居ませんでしたが、しばらくすると20-30名ぐらいになりました。どうもアジア系が多いですね。釣ったものを店に売ったりするそうです。今日はあまり釣れないとか行ってしばらくしたら帰って行きました。私はシアトルに来て、初めて自力で吊り上げたイカ4杯をGet。寒い釣果ですが一人分ぐらいにはなります。今度はバケツ一杯に釣り上げたいものです。
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この緊張感、久しぶり

2006年01月20日 | MBA 2006 冬学期編
実は週末にスノボに行こうと同級生と企画していたのですが、来週は毎日提出課題があって、それが終わりそうに無いので皆で断念しました…なんか秋学期よりも宿題に追われている気がします。

9:00 授業は10:30からなので遅めの学校到着。そう言えば、とふと思い出し、今月で3歳となる娘が再渡米した後に通う保育園候補の一つに電話をする。どうも人気がある保育園で、順番待ちになっているようなのだ。担当者が不在だったので伝言だけ残す。

10:30 マーケティングの授業。お題はAnalyzing Consumer Preference。顧客の嗜好を調査する方法を色々と学ぶのだが、隣に座っていた韓国人のSindy(ニックネームです)と雑談していると「アメリカのMarketing Strategyは韓国の一般的なやり方とは随分違う。Mature(成熟しているという意味?)だと感じる。」と言っていた。一応「Not perfectだが、学ぶべきだ」と当たり前な答えを返したのですが、こういう時は一緒に盛り上がっている方が良かったのだろうか?!

12:30 Study GroupのTeam Meeting。今日はFinance Projectの打ち合わせ。課題と解決方法を全員でブレストしたのち、問題の担当訳。水曜日提出なので火曜日に再度打ち合わせをした後に提出予定。よって月曜日の夜までに各自のパートを仕上げてメールで何時までに送る事、とテキパキ決めていく。私のパートは比較的簡単な部分になった。相対的に苦手だから仕方ない。ITで貢献します。

13:30 Macroecoの予習をする。メールを書いたりしていたらあっという間に時間が過ぎる…ライブドア情報などをチェックするのが悪いんですが…

15:50 Macroecoの授業開始。今日は日本のデフレが取り上げられました。このテーマなら発言が出来ると思い、今期初めての発言をする。白板が見やすいので今はいつも中央の真ん中に座っているのだが、そこだと発言したときに半円形に座った学生から視線が飛んでくるのをよく感じる。Finalや冬休みなどで間が開いたので手を上げるのは2ヶ月ぶりぐらい。久しぶりで何となく緊張し、耳が赤くなるのを感じた(弱いなぁ)。

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UW 1st round合格おめでとう!

2006年01月19日 | MBA 2006 冬学期編
今日は受験相談のメールをくれていたMさんからUWに1stで合格したと連絡があった。いやめでたい。Mさんおめでとう!
我が校もお薦めですが、納得の行く受験活動をやりきってください。
そして一番自分が行きたい学校を選んでくださいね。

えー、最近時系列的に羅列した書き方が随分省力的だと気がついたので当面そんな書き方で行こうかと思います。忙しいので…

8:30 マーケティングの授業。今日はフレームワークの説明でした。

この図はマーケティングの全体像(Big picture)を示しています。前回までやっていたCojointという定量分析は顧客ニーズの把握に関わる部分、つまりマーケットリサーチの手法でした。Target Segmentだけでなく、その後の4Pの決定の際に、感覚的な判断と天秤に掛けるのに役立ちます。例えば、パソコンのカスタマイズ販売をする場合、どの部品を付けるとどの程度の値段Upになるかは、コストから弾く方法もありますが、顧客のニーズに合っているかどうかはまた別問題です。そこで、顧客へのアンケート調査や実際の購買履歴から、どの部品やオプションに対してどのような値段をつければ売れるかを、計算するわけです。あくまで目安であって、この通りやったら上手くいく、などという手法ではないと思いますが、コスト積み上げで企画している自分のサービスが本当に受け入れられるのだろうか?と思ったときに、ビジネスは現場!まずは実行してから改善していくのだ!という考え方をしがちな私には新鮮な方法でした。今まで自分がやってきたマーケティング上の定量分析が、フィードバック中心の堅い分析(POSみたいなものですね)だけだったので、MR(Market Research)の手法も、過信をしなければ使えるかもと思ったのでした。

10:30 Study GroupのMeeting。今日はFinanceのGroup projectをやりました。内容は自分の子供に対して大学の教育費用を準備するにあたって最適なFinance planを考える、という軽い内容ですが、これをやっていて自分が何も積み立てなどしていない事に気がつきました…早速積み立てます。

12:30 お昼は予定がなかったのでゆっくり食べましたが、Loungeで2年生の皆さんがJapan Tourの打ち合わせをしていました。2週間ほど東京・名古屋・金沢・大阪等々をめぐる弾丸ツアーで、ジブリやトヨタなどの見学もあり、日本人でもちょっと参加したくなる内容です。

13:30 いま、一番遅れを取っているMacroecoの授業。他の3科目のCatch upが何とか目処がついたのですが、Macroecoはこれからなのでまだ授業についていけません。同級生は説明が眠いとか言うし、これは難儀しそうです…

18:00 今日は夜はBiz Plan competitionのセミナーがあります。これは毎週木曜日に今学期開かれるもので、今学期末のBusiness planの提出にあたり、必要な知識付与とパートナー探しを目的としたイベントです。今日は新規創業における法律的な課題や組織形態、その時に予想される問題の数々をざっくりと説明すると言うものでした。今日はかなり眠く、配られた資料を後から見れば理解できそうな内容だったのであまり集中して聞けませんでした。やはり前日4時間半睡眠だったのがいけなかった…
6時間は確保するように努めたいと思います。
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ITとFinanceの授業

2006年01月18日 | MBA 2006 冬学期編
今日もばたばたと忙しかった。文章をまとめる余裕がないので時系列に羅列。

8:30 娘がもうすぐ3歳になるので現地の学校に入れるのを検討している。候補の一つであるめぐみ保育園に電話。入学の担当者がいないらしく、入学にあたりこちらの希望内容を伝える。

9:30 学校到着。今日は初めてのITとFinanceの授業。ITの予習は出来たがFinanceは中途半端にしか出来てない。

10:30 ITの授業を受ける。NolanというHBS帰りの先生なので期待半分で受けたのだが、レクチャー形式の一方的な授業にやや辟易とする。学生の反応も良くないようだ。欠席した先週の授業はIBMのTurnoverの話をしていたようなのでそういうのが聞きたいのだが。来週はMicrosoft 2005という昨年のMSを題材にしたホットなケース(今日2004と差し替えがあった)のようなので楽しみだ。

12:30 昼飯に不思議な豆腐丼みたいなのを食べたらおなかの調子が悪くなった。しかも寝不足とまだ残る時差ぼけのために猛烈に眠い。食後Team Meetingまで15分ほど仮眠。

2:00 Team Meeting。Willも参加でやっと全員が揃う。早速沢山のTeam Projectsの責任者を決める事になった。一番骨が折れそうなのがITのProjectの様で、あとはFinanceとMarketing。どうしようかと思ったけど、ITのProjectを担当する事になった。Team projectなので、あくまで課題は全員がやる。担当は納期やクオリティの責任を負うのだ。IT ProjectはPaper提出とプレゼンの2つがある。どっちも資料を作らないといけないので骨が折れそうだ。Meeting後はFinanceの予習を少しする。

3:30 初めてのFinanceの授業だった。Koskiという教授は評判が高い。用意されている資料も分かりやすく、授業も聞きやすい。ただ、先週居なかった分だけ遅れを取っていて、それを知らないと理解が難しかった。急いでCatch upが必要だと痛感。内容はMorgageの切り替えを題材にNPVとIRRの比較と説明だった。まだ理解がシッカリ出来てない(JV立ち上げの時にIRRを使って審査されましたが、あの時も説明されてイマイチしっくり来なかったので、あまり進歩してないですね…何となく分かるだけでは英語で問題は解けないし…いやこれから覚えますから!)

5:30 授業が終わったらもうぐったり。ものすごく眠い。でも明日もTeamでMarketingの宿題の答え合わせをする事になったので今日中にやらないといけない。Loungeでぐったりしたあとは図書館で勉強。明日のMarketingとMacroecoの予習もやらないといけないので今日も眠れそうにない…

8:00 晩飯はタイ料理屋でカレーを食べました。これが上手い!ココナッツミルクが入っているのか、クリーミーでなおかつ辛い(?)のです。比較的安いし、日本にもお手軽なタイ料理屋があればいいのに。シアトルは西海岸だし、LAとか南部に比べるとMexicanがあまり居ないので、アジア料理が幅を利かせています。安くて美味しいアジア料理は一人暮らしには本当に助かります。

9:30 帰宅。洗濯をして風呂入って宿題の続きに取り組み直したのは11時ぐらい。今回は絶対に全部納得行くまで解いて、明日のTeam Meetingで白髭は出来る奴だと印象付ける作戦なのだ。初めの第一歩は大切ですよね。と思ってやってたら1:30になっても目が冴えて眠れない。すこしワインを飲んで寝る事に。明日は6時起きだ。(ワインは秋学期末試験で呼んだケースの題材のMondaviというカリフォルニアワインの老舗の商品。$15ぐらいの安いものですが、結構飲みやすくていいです。)
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