Like a Salmon - MBA Life in UW Seattle -

MBA留学、子連れシアトル生活、釣り、北米旅行記など。MBAなことから関係ないことまで徒然なるままに書き連ねます

成功の定義

2005年06月30日 | MBA 渡米準備編
もう31歳にもなるとこんな事は当たり前の話だ。

 アメリカの初等教育において、
 かならず子供たちに教える言葉があります。

 Define your own success.

 あなた自身の「成功」を定義しなさい。

しかし、この大切さを最近は特に噛み締めている。

この1ヶ月、渡米前の事前準備など殆どせず、日本文化を堪能(?)しつつ、友人・知人と再会して色んな話をした。過去の出来事と当時の自分の気持ちを思い出し、また久しぶりにあう皆の考えや近況を聞くと、自分が今後どうするか、どうしたいかを繰り返し考えてしまう。

どうするかどうかを考えるには、未来における自分なりの成功の定義が必要だ。それも時間軸を区切り、35歳・40歳での到達目標のイメージと数値目標(事業規模や年収やポジション)を常に頭に入れて行動する必要があるだろう。それが自分にとって魅力的な設定であれば、没頭して取り組む事が出来る。

ある友人がHBSで自分のCareer Goal(ある世界的有名ブランドの社長ぐらいになるとか)を話した時、「そんな小さな夢ではなくもっとでっかい夢を!」と言われたと言っていた。今の自分にはそれでも大きな夢に聞こえるのだが、それは思考の制約が何処かで働いているからかも知れない。

基本的に他人に与えられる目標をあまり面白いと感じることが出来ない性分なので、自分で自分が没頭するしかない。その設定目標が、現在考えているプランから留学を通じてQuantum Leap(某上司からの言葉)していたら、私の留学は成功だったと、そう定義しようと思う。

さて、何しましょうかね。
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スポーツ記事って読みにくい

2005年06月29日 | MBA 渡米準備編
渡米に向けての準備は、引越しやらVISAやら送別会やらで忙しくしているのですが、実は肝心の英語力向上についてはあまり進んでいない気がします...
しかし、一応は努力を試みてまして、その一つがSeattle TimesをブラウザのHomepageに指定して、気になった記事をチェックする事です。

今日はマルチネス(日本でも有名なメッツの投手)をマリナーズが破ったという記事だったので読み易かったです。
スポーツ記事独特の表現も、少しは覚えたので読めるようになって来ました。
runs(得点)
ERA(防御率)
lead off(先頭打者を務める)
struck out(三振)
got Ichiro to pop out(イチローをポップフライでアウトにする)
toss(ボールを投げる)

しかし、以前にこんな記事を読んだのですが、これは読みにくいの何の...

まず、苦手な外人の固有名詞が大量に出てきます。(当たり前ですが)日本人の名前を覚えるのも苦手なので、DaveとかMikeとかGregとかって言われても、全く印象に残りません(自慢じゃないですが)。どの選手がいいのかとかそういう知識も全く無いので推測も出来ず。また、スポーツ独特の表現が出てきます。単語もTOEFLやGMATとは全く違うものですので、読解の感が働きません。それでも、Baseballのルールは分かるのだからと頑張りますが、かなり読みにくいです。もしこれが身近でないテーマであったら、即死です。

外国暮らしが長い友人には「Survivalするにはまず聞き取れないと。雑食に色々と聞け。」と言われてますが、聞く以前に読むのでこの調子で、2年間生残れるのでしょうか...

「楽観は意志、悲観は感情」 哲学者アラン

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書評 ~ 私はこうして社内起業家(イントラプレナー)になった

2005年06月28日 | 書評

先日、4年ほど前に知り合ったある上司の送別会があった。社内のインフォーマルなアントレNWを通じて出会った上司で、私の知る限り社内で数少ないメンターと呼べる人でした。お世話になったメンバーが集まり最後は久しぶりにカラオケ大会となり、私はあずさ2号の熱唱で送ったのでした。

その上司とある時に話題に少しだけ上がったのが「わが社にはイントラプレナーが必要だ」という話。イントラプレナーとは「企業内起業家」の事を言います。Corporate Ventureと言われたりもするそうです。 このブログで取り上げる本には、新規事業開発のキャリアを歩みたい私がこれは面白い・役に立つ(所がある)と思った本をPickUpするようにしていますが、その中でも5年前当時、ネットバブルがはじける最中にネット事業のJointVentureのProjectを始めた時に、我が意を得たりと思って読んだこの本を、是非紹介したいのです。

著者は日本総研の創発戦略センターの井熊 均氏。氏は某メーカーでPMを経験し、日本総研にコンサルタントとして転職。シンクタンクという組織から他企業とのJVという形式で事業を複数立上げ、自身もイントラプレナーとして実践を踏まえたうえで以下の著書を書いています。

これらの本が出たのは2000年頃。世はネットバブルで誰も彼もがアントレプレナーと言い出し、起業が一般化するなかで紛い物とややこしい筋の人も巻き込んで弾けていったそんな時代。氏はベンチャーの必要性は分かっていながら、それだけでは日本は変われないと主張。日本の大企業の持つリソースを使って、世の中に新しく価値ある仕組みを作るのは、ベンチャーだけの特権ではなく、企業内起業家という道もあるのだと問います。

本では氏の実戦経験から来るイントラプレナーの一つの姿が記されています。私も含め、既存組織に属しながら、新規事業などを考えている方にとっては、示唆に富む場面や心得なければいけない姿勢(MindSet)、メンターの必要性から健康の重要性まで触れていますので、読むとためになると思います。

私はこうして社内起業家(イントラプレナー)になった

生産性出版

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社内起業家になるための24の法則

日刊工業新聞社

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頑張れイチロー

2005年06月27日 | MBA 渡米準備編

シアトルと言えば皆が「イチローがいるね」と連想するが、そのイチローは今シーズン大リーグに来てからもっとも厳しい時期を迎えている。と言っても、偉大な選手が並みに優秀な選手(?)の成績になっただけ(現在3割前後をうろうろ)なのだが、それでも周囲は色々と書き立てる。一説には、比較的放任主義な上司(仰木監督しかり)に恵まれたが、現ハーグローブ監督はイチローにオフもあまり与えずに管理好きな上司らしく、それがイチローのスタイルと合わないと言われている。挙句の果てには今オフで移籍か?とか言われるが、個人的にはあと2年はマリナーズに居て欲しいわけです。

キャッチボール ICHIRO meets you

ぴあ

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この本は、TV収録されたイチローと糸井重里の対談が本になって売っているのだが、その一説でイチローはこんな事を言っている。

イチロー 最初の年には、こんなちっちゃな、
日本から来たヤツに、打たれてたまるか、
というのはあったんですよ。

実際、彼らに最初会ったときは、
ちょっと小馬鹿にされているような感じがあった。

日米野球なんかでは、
やたらと褒めるじゃないですか。
でも、褒めた内容の通りのこと、
アイツら、ぜんぜん、
思ってないですからね……。

「アイツをオレのチームの一番でほしい」

ぜんっぜん、思ってなかった(笑)。
とんでもないヤツらですからね。

あれはそういう教育を受けているんですよ。
人はとりあえず褒めておけ、みたいな。
メディアへのマニュアルを
持っているんです。
だから、あんなのは、信用しちゃダメで。

だけど、
聞いている側にとって、ちょっと
聞き苦しいことをヤツらが言い出したら、
それは本音ですよ。
糸井 (笑)なるほど。

「ヒット一本がどれだけ嬉しいか」というコラムがほぼ日刊イトイ新聞から抜粋)

これからMBA留学する者にとって、不安が募ります。

また同時に、イチローは「ヒット一本がどれだけ嬉しいか」という事も言ってます。何気なく無感動に打っているように見えて、ヒット一本のために投資をしているわけなので、一本打てるのがとても嬉しい、と思うそうです。日々そのように己を見つめ直しているのが、プロという事だとすると、私は何て甘ちゃんなのだろうと思ったりします。(え?比較するなって?まぁそうですが、見習いたいですね。求道的その姿勢が私は好きです。)

不調のイチロー頑張れというか、彼は「学習する人間」なので、今のスランプも必ず克服するでしょう。(今までもそうであったのですから。私はそう思います。)
私も学習する人間のはず、なので頑張って舐められないようにしたいものです。

 

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引越し当日~さらば住み慣れた我が家~

2005年06月26日 | MBA 渡米準備編

いよいよ引越し当日だ。荷造りは昨日で終わっているので今日は運び出しと家の掃除で大忙しだ。朝からアート引越しセンターの人が3名来てトラック3台に前日梱包のダンボール及び家具や冷蔵庫などの大物家電を梱包しつつ全ての荷物を積み込む。朝9時から昼1時まで4時間ぶっ通しで作業していた。本当にタフである。

どんどんと荷物が運び出されて元の部屋の姿が現れて来ると、徐々に入居当時の事を思い出した。丁度5年前の7月、結婚して生活を始めたのがこの部屋。色んな事があった。子供も出来たし、他の部屋の人には家族ともども良くしてもらった。友人と鍋を囲んだりドリアンを食べたり。泥棒に入られた事もあったし、腎臓結石が初めて出来たときは救急車で運ばれたりしたこともあった。仕事も5年の間に随分と様変わりし、会社も2度変わった(といっても出向の出戻り)。

5年という年月は過ぎるのはあっという間だけれど、振り返ってみるとホントに色んな事があったのだなと思う。ダレずに生きていくためには環境を変えるというのはいい事だ。そう思うと淋しさよりも、これから取り組む事への期待と少しの不安の方が心を埋めていった。

2年という期間は短い。これまでの5年以上に、色んな事に取り組み、色んな思い出を残したいものだ。

夜は友人に招かれて淀川で花火をした。

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引越し前日~荷造り~

2005年06月25日 | MBA 渡米準備編

今日は引越しの荷造り日だ。引越し業者を使っての引越しは初めてで、かつ家族連れも始めてなので大変だ。しかし、私は「引越し前日に考える。当日は荷造りを指示するだけ。」と余裕で構えていたのだが、妻はもう臨戦状態。家族の荷物というのは、子供の服や妻の服がかなり大きいので、引越しの大変さは私の倍以上なのである。

今回我が家は海外引越しも国内引越し(トランクルームと実家に搬送)の両方をアート引越しセンターを使った。理由は特に無く、ただ会社の用意した選択業者の中でアートが目に付いたのと、「ドラえもんのトラックが着たら娘が喜ぶか」と考えただけなのだが、アートからはドラえもんグッズは特に貰えずにガックシ。_| ̄|○

今週末は国内引越しの日。引越しは荷造りの日と搬送の日の2日に分かれて行われた。荷造りの日に荷造りに来たのはレディースパックの女性3名だった。そう言えばアートにはそうしたサービスがあったなぁと思っていたが、特に指示はしなかったのだがそうなっていてちょっと得した気持ち。若いリーダー格の女性がてきぱきとオバサン2名に指示を与えてどんどん荷物をパッキング。台所の食器などは女性がやってくれた方が安心するので良いサービスだと思う。(他社はどうなんでしょうねぇ。)

荷造り作業は約4時間で終わったのだが、途中飲み物を差し入れた時は休憩した以外3名は動きっぱなし。家族は何もせずに指示するだけ。大変楽させてもらったと同時に、引越しサービスはお金を払う価値があるなぁと実感したのでした。

 

 

 

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A9 Yellow Pageで家探し

2005年06月24日 | MBA 渡米準備編

今日はAmazonが開発しているA9という検索エンジンでYellow Pageをやっているので使ってみた。今までRent.comApartments.comで家探しをしていたのだが、どうもソートが見つからなくて使い勝手が少し悪かった。Bellevue Square周辺でApartmentを探したいと思っても、そういうソートは出来ないし。

しかし、A9のYellow Pageならある住所を中心に何Mileという基準で物件探しが出来る。これは便利だ。試しにBellevue Squareを中心に物件を探した結果はこれ

http://www.amazon.com/gp/yp/sb/yp-search-browse.html/102-2270665-6131336?%5Fencoding=UTF8&oldRange=5&node=3999141&range=10&keywords=apartment&rank=distancerank&size=10

マップ上に物件が出るだけでなく、それぞれの物件情報ではそのアパートの周辺写真がスクロールで出てくる。物件周辺の雰囲気が何となく伝わってくるのはとてもリアルだ。

アメリカでは日本にないWebサービスが今でも継続的に生み出されている。こうした中から本物のInnovationや新たしいサービスが出てくるんだろうなと思うと、留学がとても楽しみだ。早く英語のHandicapを克服して自由自在に情報を収集・消化できるようになりたいなと思う。

 

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ネット証券は海外からは使えない?

2005年06月23日 | MBA 渡米準備編

あと出国まで一週間という事で、諸手続きを火急的かつ速やかに処理しているのですが、何と楽天証券から「海外に出国するなら口座を閉めて貰わないと困る」と言われてしまいました。オペレーターの女性に何故?と聞いてもそういう決まりだとしか言ってもらえない(まぁそんなもんか)のですが、ネット証券で海外在住の人もOKという規約にすると、何だか会社にとって面倒なことが起こりそうなのでそうしているのでしょう。なお、実店舗がある証券会社だと海外在住でも取引出来る(というか口座を閉める必要はない)のだそうで、法律とかで縛られての話では無さそうでした。 日興コーディアル証券だと、海外在住だと取引は出来ないが、休止口座とかいう制度があるとも聞きました。渡米まで時間がないのでどうしたものかと困ってます。証券取引をしている人はお気をつけて。

なお、CITI BANKの日本口座も、厳密に言えば海外に居住すると口座は維持できないのだとか。UFJ銀行もOn line Bankingを海外から使えるのは、旅行時などの短期間での場合のみだそうです。海外に居住することで使えなくなる契約やサービスなど他にもありそうです。

(上記情報は2005年6月時点なので今後変更になるかも知れませんのでご自身でご確認下さい。)

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ゲームの新しい方向性 ~Food ForceとDSの新作 ~

2005年06月22日 | 雑記

飢餓の島復興支援ゲーム、アクセス殺到 WFP(朝日 5/22)

一体何の事か?と思ったら、なんと世界食糧計画(WFP)がゲームを使って飢餓や人道援助に関心を持ってもらうために企画したゲームなんだそうな。
飢餓に苦しむ島へ支援に向かい、食糧調達から復興までを手助け―。昨年末のスマトラ島沖地震の復興支援をモデルにした世界食糧計画(WFP)のインターネットシミュレーションゲームに世界中からアクセスが殺到している。4月中旬の公開以降、75万人がダウンロードし、非娯楽系ゲームとしては異例の人気となっている。

との事。
ゲームを通じ、飢餓や人道援助に関心を持ち、理解を深めてもらうのが狙いで、WFP日本事務所も利用者の拡大を期待している。

としたWFPの狙いは当ったという事だろうか。


そう言えば最近、Nintendo DSで大人が頭の回転を良くするゲームをCMで流している。ずばり「脳を鍛える大人のDSトレーニング」(東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修)。副題の「あなたの脳は何歳ですか?」というのが人の心をくすぐるのが良い。

しかし、ゲームというツールの新しい分野での利用は大いに楽しみなのであるが、何となく「儲からない」臭いがする。意義はあるんだけど流行らないんだなぁ、と。このDSのゲームは2800円。どこまで行けるか注目してみたい。

ともあれ、一度Food Forceをやってみねば。(早速ダウンロードした。こういう事は早い。)
やった上で、また気が向いたら感想などを書いてみよう。(単にやってみたいだけですが。)
英語の勉強にもなるはずだ。(言い訳がましいですか。そうですか。)


PS;やってみたら、本当に単純なゲームでした。
  でもWFPの活動が分かるし、広く知ってもらうためには良い仕掛けだなと思いました。

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Commencement address @ Stanford by Steve Jobs

2005年06月21日 | MBA 渡米準備編

MBA留学を通じて、私は今までに無い経験と人との出会いに期待をしています。留学に限らず、人との出会い、また本や言葉や歌との出会いは、時にその人の考え方を変えますが、そういう出会いがMBA留学を通じてきっとあると思っています。(私はチャンスはそれを見ようとした人にのみ見える論者です)

先日、Sotto VoceというIT系で有名(?)なブログで、アップルCEOのスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で講演した話がエントリーされてました。そのエントリーで以下の引用がありビビッと来ました。ジョブズ曰く、

"Remembering you are going to die is the best way to avoid the fear that you have something to lose"
「自分がいつかは死ぬことを忘れるな。それは(地位や財産、名誉などを)失うのではないか、という恐怖に打ち勝つ最良の手段なのだから」

だと。この言葉を生で聞きたい!と思い、実際のスピーチ音声はこちらで聞けるという事で早速聞いてみました。しかし半分ぐらいしか聞き取れません。 _| ̄|○ ガックシ

スピーチのフルテキストはこちらだという事で確認したら、やっぱりそんなもんでした。
来月からのサマーで生残れるでしょうか。

しかし、こういうスピーチを生で聞くと体の中で化学反応が起こるだろうなぁ。あぁ、スタンフォードに行っとけば良かった。(って受けても居ませんが)
MBA留学というのは、単にスキルや知識を手に入れる事だけでない意味があるというのは、こう云う面だろうと思います。(しかしそれと事業上の成果とは直接結びつきませんが) 

 

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クレジットカード顧客情報4000万人分流出

2005年06月20日 | MBA 渡米準備編

米でカード情報4千万人分流出か マスターやビザなど (朝日新聞) - goo ニュース

米カード情報流出、国内で数万人に波及 不正使用も発覚 (朝日新聞) - goo ニュース

なんとも桁違いの事件だ。アメリカのカード被害は桁外れだというのが通例だがそれにしても4000万件って…
しかも、アメリカで利用記録のある番号も怪しいらしい。自分も受験関係でクレジット番号を使う事は日常茶飯事だったので、引越しを気に解約してしまおうかと思ったりする。

渡米後は現地の銀行に口座を作るのだが、どうやらクレジットカードはヒストリーが無いと直ぐには作れないことが殆どらしく、代わりにデビットカードを使うのだそうな。 

そもそもクレジットカードというのはかなりいい加減な仕組みだと思う。16桁の番号と氏名が分かれば、流用が可能だから。チョッと前のレシートでは、その番号が全桁印字されてたりしたので、百貨店のゴミ箱などあさると金持ちのクレジット番号がワンサカ手に入ったはずだ。今はそういうレシートを作らない店が増えていると思うけど、まだそのような機械を使っているお店があればずさんな情報管理だと感じてしまう。しかしこんなのって一般の人は全く知らないだろうなぁーと。ネットなんかと変わらないほど危ないです。

そう言えば、VISAの世界本部(?)というのは株式会社では無く、非営利団体でVISAというものを通貨の替わりにしてしまおうという崇高な理念を持っているんだとか聞いたけど誰か真偽のほどをご存知であれば教えてください。

  

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腎臓結石(Kidney Stone)予備軍のあなたへ

2005年06月19日 | MBA 渡米準備編

ある意味で一番反響がある結石エントリー。もういいから早く留学の事を書けって感じですが、まだ留学してませんので… 
このブログは一応留学ブログですので、これで腎臓結石エントリーも最後にしようと思います。

腎臓結石になってから、Webなどで色々と調べましたが、今回病院から貰った冊子が一番最新・正確・簡潔にまとまっているので、そこから抜粋して腎臓結石にまつわるあれこれをご紹介。何せ私の周りは結石予備軍が複数名存在していますから。
でも大丈夫!結石では命の危険まではないので!

<はじめに>
尿路結石症は、その症状が激しい痛みを伴うため症状のあるときの治療は比較的しっかりと行う人が多いが、一旦直るともうそれっきり(私もそうでした)。再発率は5年で5割、20年で8割と言われます。(私はここに20年後も再発しない20%の人になる事を誓います。)男性では100人中9人が一生涯に一度は尿路結石を作り(1995年調べ。現在は更に確率Up!)、一生に10~20個も結石を作る人や、一度に沢山の結石を作る人も珍しくないそうです。(ぞっとします)

<運の良い石、悪い石>
結石は自然排出が一番です。(出来ないのが一番ですが)小さな石は誰しも持っているのだそうです。腎臓で作られるパターンが最も多く、まれに感染症などで尿管や膀胱などに出来たりもするそうです。腎臓で出来る石は、大きくなりすぎると腎臓をおかしくするので大変危険だそうです。一度結石を作った人は定期的(出来れば毎年、少なくとも2・3年に一度は)な検診が必要だそうです。

<結石が出来やすい年齢>
結石は青壮年期の男性に多く、男性は女性の2-3倍になります。なぜか小児には結石は殆ど見られないそうです。

<尿路結石のできる場所>
尿路とは腎臓ー尿管ー膀胱ー尿道の経路全ての事です。尿路結石の殆どは腎臓で出来ます。腎臓で出来た石が尿管に入り尿管を詰まらせたり傷つけたりする事で、激しい痛みが伴います。(私の場合は初めて出来たときは「内臓を直接掴まれて捻られる」ような痛みが襲いました。呼吸も出来なくて命からがら病院に運ばれました。なお、そうなる1週間ほど前から、腰の後ろが何か痛い・筋肉痛のような痛みがあり、それが兆候でした。)
なお、まれに尿管に奇形があったりして、それによって石が出来たりする人も居るようです。

<尿路結石の成分>
約3000個のサンプルを元に集計した結果、尿路結石の主な成分は
1位:シュウ酸カルシウム+リン酸カルシウムの混合石(約50%)
2位:シュウ酸カルシウム(約20%)
3位:感染結石(約15%)
4位:リン酸カルシウム(約10%)
以下略
という感じです。私の成分分析はまだ出ていませんが、石の見た目には1位の石のようです。

<石が出来るメカニズム>
実は結石の原因ははっきりとしていないそうです。石の成分を分析すると成分は一様でないため、一様な原因はこれだとは言えません。ただし、以前はカルシウムが主成分であるために原因だといわれましたが、今は約70%のシュウ酸カルシウム系の石が出来るのはシュウ酸が腎臓に入って石となるからだと言われており、よってシュウ酸を含む食事をするときには必ずカルシウムを同時に摂取すべきだという説が有力です。(つまりバランスの良い食事をしなさいという事。ちなみにほうれん草のオヒタシが大好物な私でしたが、シュウ酸が多く含まれるという事で避けるようになりました。ジャコや鰹節をまぶして食べれば良いそうですが…)

<尿酸結石>
尿酸は通風の原因になりますが、実はシュウ酸カルシウム結石も作りやすくします。血中の尿酸が増えると余分な尿酸は尿によって排出されるらしく、よって尿酸結石を生むのだそうです。また、痛風予防で尿酸を排出する薬を飲んだりすると尿酸結石の確率が上がります。痛風予備軍の人は気をつけましょう。

<治療方法>
1)保存的治療(自然排出待ち)
  小さい石(5mm前後まで)なら、自然排出が望めます。尿管には細くなっている部分が3箇所ほどあるそうですが、膀胱への出口の大きさが概ね5mmまでぐらいらしいのです。(ケースバイケースです)よって、治療に時間を掛けられるなら(そして手術が嫌なら)、自然排出が望ましいです。なお、尿管さえ通れば、尿道はずっと広いので排出時にたいした痛みはありません。(違和感はあります)

2)手術療法(非開腹手術)
  この手術では2つの方法があります。

2-1)体外衝撃波破石術(ESWL)
衝撃波を体外から当て、体を傷つける事無く石を破壊します。しかし、私は計7回やりましたが、壊れませんでした。石が硬いのか、医師が不器用なのかは定かじゃないです。ゼリーみたいなのをお腹に塗られて、うつ伏せで1時間半ほどX線の部屋に入って放射能を時々浴びつつ衝撃波の当てる位置を調整して行きます。命中すると石が動いているのが分かるほどで、結構痛かったりします。(望病院での手術代は6万円(初回のみ)でした。保険が2回目から利くのですが、そうすると2000円ほどで同じ手術が受けられました。不思議な制度です。

2-2)内視鏡手術
下半身麻酔をし、尿道から内視鏡を膀胱・尿管まで入れ、石を空気銃などにより直接的に破壊します。石を取り除くまでは行わず、3mm程度の大きさまで砕いて後は自然排出させます。なお、尿管が破石による細菌などで尿管が腫れて排尿に支障をきたさないように、カテーテル(ステントとも言う)を膀胱・尿管・腎臓の間を繋いで残します。破石手術後2週間程度で、カテーテルは部分麻酔だけで抜き取る処置をします(尿道からです)。手術代は入院5日間で10万円強でした。

書いてるだけでも気持ち悪い話ですね。

<予防方法>
原因がはっきりしないし一様でないという事ですが、一応の予防方法はあります。まずどの予防にも共通するのが水分量の十分な摂取です。食事以外に2L程度の水分を取るのが目標です。夏ならさらにそれよりも多くてOK。実はビールはあまり良くないです(プリン体はシュウ酸を含むのです)。排尿効果があるからといってバカ飲みすると逆効果です。カルシウムは600mg程度を摂取しましょう。日本人はカルシウム不足気味だそうですから、極端な場合を除き取りすぎを気にする必要はあまり無いようです。牛乳は通常1ccで1mgのカルシウムを含みます。あと、結石は夜寝ている間に作られる(そして早朝に痛む)ものだそうです。寝る前2・3時間は食事しないことや、寝るときには水分を多くとって寝る(起きたら顔はむくみますが)のが良いそうです。

以上、情報元は日本ケミファ株式会社提供の冊子からでした。
(なお、このブログの情報は医療情報ではありません。ご判断はご自身の責任の下に行ってください。)

あぁ、健康って素晴らしい。          2005年6月 完

参考エントリー:
「術前の気持ち」
「手術レポート」
「Kidney Stone ~ Episode Ⅲ」

 

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海外荷物の引越し

2005年06月18日 | MBA 渡米準備編

いよいよこの日が来ました。今日は海外へ船便で荷物を送る日です。今まで引越しは自力でしかやったことがなかったですが、引越し業者とやると随分と楽チンです。こちらはどの荷物を梱包するか指示すれば良いだけですから。後は荷物のリスト作りなど通関に必要な書類のサポートもやってくれます。

という事で、ただ雑然と荷物を用意。 

 

しかし、これだけだと所定の容量の半分にもならないという事で、この後部屋と倉庫から送りたいものを片っ端からほじくりだしてどんどん追加。そしてどんどんつめていくアート引越しセンターの方(2名)

途中お茶タイムをはさんで、引越し作業は9時から昼12時過ぎぐらいまえの3時間強で終了。殆どやらないゴルフクラブや、野球のグラブ(当然セーフェコフィールドでボールを取るため)まで入れてしまいました。

このトラックにのった荷物は船便で約1ヶ月後にシアトルに到着するというのが不思議な感じです。船内は結構湿気るらしく、革製品は危険だそうな。野球グラブはカビカビになるかも知れません。

最近はテロの関係で食品や薬品など口に入れる物を船便に入れて送るのは通関でトラブルを招くらしく、それらは手荷物に入れることになりました。しかしFedexなどの宅急便だと食品も多少は送れるという事らしく、かなりのザル法でさすがアメリカな感じです。テロを水際で防ぐなんて無理では?って気がします。ドラマ24が非現実的でもないと思ってしまったりしました。

 

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Kidney Stone ~ Episode Ⅲ

2005年06月17日 | MBA 渡米準備編

「では今日抜いて帰りますか」
「...はい、お願いします」

えぇ、今日病院に行ったのです。二週間前のカタをつけるために、今日は膀胱から尿管を通じて腎臓まで排尿を確保するために入れっぱなしになっていたカテーテル(ステントとも言う)を抜きに行ったのです。
辛いですよ。辛すぎます。先生、本番の手術よりも辛いじゃないですか。(カテーテルを抜くのは手術というより処置だそうです。処置室という場所でやられました)
今回は半身麻酔じゃなく部分麻酔なので処置中の感触がモロに分かるので、「はい口を開けて我慢して!」って言われても困ります。(ていうか何故口を空けさせる?痛すぎて歯を食い縛り過ぎて歯が欠ける人が続出するのか? [多分力を抜くようにさせるための指示] )
前回は半身麻酔で全く感覚が無くて痛くなく、内視鏡で写る自分の膀胱と尿管をじっくりと画面で確認し、破壊の瞬間も笑顔で確認するほど余裕があって、看護婦さんに「この画面デジカメで取ったら良かったです。」とにこやかに言えるぐらいだったのですが、今回は本当に余裕がなく、「はいカテーテルが見えましたよー。画面見えますかー。今から抜きますからねー。」と教えてくれるのですが、こっちは辛すぎて一刻も早く終わって欲しいので「早く抜いてください!お願いしますっ!」って涙ながらに強く要請する始末。
「はい!終わり!これが入っていたカテーテルですよ」って見せてくれた先生。ありがとう…画面で見るよりもずっと深緑でやわらかい素材だって分かりましたよ。(何だかんだとしっかり見ている私)

これ以上詳細のレポートは公序良俗に反する(もう遅い?)ので詳しく書けないのですが、簡単に言えば部分麻酔だけして管を膀胱まで入れて、内視鏡で確認した上でカテーテルを引っ張り出す、という事です。とりあえず術後2時間でトイレで排尿時に出てきた石はこれ。

(上から) (横から)

シャーペンの芯が0.5mmです。出てきた石は2-3mm程度で排出時に痛みは殆どありません。何せシャーペン本体ほどの太さの管が膀胱まで到達していた......のですから。

あまりの壮絶な経験に、いつしか人は私の事をジェダイの騎士と呼ぶ、…わけはありません。

石はどうやらあと2つほど残っているようですが、これなら出国までに排出完了しそうです。我ながら素晴らしい締め切り直前振りです。

参考リンク:

参考エントリー:
「術前の気持ち」
「手術レポート」
腎臓結石(Kidney Stone)予備軍のあなたへ


PS; 2日後にさらに石が出てきました。手術で破壊される前はこれらが引っ付いて1cm弱ぐらいの大きさだったので、そら自然排出されへんわって感じです。

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迷い探し続ける日々が答えになる、といいのですが

2005年06月16日 | MBA 渡米準備編
最近、様々な社内外の部署の人と送別会などで久しぶりに色んな話をする機会が多い。その度に、受験で疎くなったアンテナの感度が磨かれる思いがするが、そうした刺激を消化して自分なりの自分の未来へのイメージを紡ぐという思考を繰り返しするのが、どうも私は好きなのか、つまりはここ最近はそんな事をぐるぐると考えているのである。

「MBA留学したらまた考えが変わるからあまり考えても仕方が無いよ」という意見はもっともなのだが、どうやら私はアレコレ考えるのが好きなので止められないようだ。別の意見では「目標を設定するところから行動が始まる」とも言うので、まぁ好きなだけ考えればいいだろう、と思って考えるのを楽しんでいる。(好きな物を買う前の心境と同じで、そんな時が一番幸せなのかも知れない)

「どんなときも、どんなときも、迷い探し続ける日々が。
答えになること、僕は知っているから。」
♪♪ 「どんなときも」 槙原紀之

文脈は違うが、そういう事なんだろう。

という事で、このブログの趣旨がハチャメチャなのもお許しを。
渡米したらきっと留学ネタに統一されるはずなので。

コメント
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