白梅同窓生と沖縄で3 【沖縄を自由自在に】 2010年05月05日 | 慰霊 緩やかな坂道を上がり、斎場御嶽の受付で200円の入場料を払い、わたしは玄関待機室のドアを開け、山への入口にある石碑に一礼をした。基本的に山に入る時、一礼は必ず行う。穢れたものが自身の中にあり、その穢れをこの場に落とす事に対する赦しの一礼である。柔らかく包むこの空気の中で、わたしの視線は、ほんの少し先を見ていた。 山と言ってもある程度整備された山道である。1月にはなかった石段の上に作られた木の階 . . . 本文を読む