尾崎士郎
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文学賞
作家
詩人・小説家
その他作家
尾崎士郎(おざき しろう、1898年7月2日 - 1964年2月19日)は、日本の小説家。
愛知県幡豆郡横須賀村(現吉良町)生まれ。早稲田大学政治科を中退して売文社に拠り、同社を本拠に活動していた高畠素之を追って国家社会主義に身を投じる。1921年に時事新報の懸賞小説で『獄中より』が第二席で入選し、以後本格的に小説家として身を立てる様になる。1933年から都新聞に『人生劇場』を連載し、これが大ベストセラーとなって以後20年以上も執筆し続ける大長編となる。その一方で戦前に「文芸日本」戦後に「風報」を主宰した。
また『石田三成』『真田幸村』『篝火』などの歴史小説も書き、相撲にも詳しく、相撲関係の著作もあり、長編『雷電』も書いている。
目次 [非表示]
1 著書
2 翻訳
3 記念館
4 註
5 関連項目
6 外部リンク
[編集] 著書
歐米社會運動者 評傳 茂木久平共著 南星堂書店 1920
近世社會主義發逹史論 三田書房 1920
逃避行 低迷期の人々 改造社 1921
懐疑者の群 低迷期の人々 第二部 改造社 1922
チャツプリン 寺田鼎共著 啓明社 1930
世紀の夜 近代生活社 1930
霧と銀貨 アトラス社 1930
悲劇を探す男 新潮社 1930
惡太郎 黎明社 1935
人生劇場 正 続 続々 竹村書房 1935-
情熱の伝説 有光社 1936
情欲 巣林書房 1936
牛刀 隨筆集 竹村書房 1936
空想 新潮社 1936
河鹿 竹村書房 1936
続々人生劇場 残侠篇 竹村書店 1936-1937
人生讀本 學藝社 1937
悲風千里 中央公論社 1937
風雲文章 雄風館書房 1937
相撲随筆 野田書房 1938
八達嶺 春陽堂 1938
石田三成 中央公論社 1938
去る日来る日 大日本雄弁会講談社 1938
文學部隊 新潮社 1939
鶺鴒の巣 新潮社 1939
悪の序章 新潮社 1939
新篇坊ちゃん 新潮社 1939
裸 新選随筆感想叢書 金星堂 1939
古城夢ふかく 大日本雄辯會講談社 1940
成吉思汗 新潮社 1940
関ケ原 随筆集 高山書院 1940
猫 三笠書房 1940
後雁 河出書房 1940
戦場の月に題す 萬里閣 1940
洋車の大将 高山書院 1940
永遠の女性 三笠書房 1940
昭和時代の大相撲 國民體力協會 1941
尾崎士郎選集 巻1-巻12 平凡社 1941-42
篝火 櫻井書店 1941
雲になる男 協力出版社 1941
青春紀聞 小学館 1941
文學論 平凡社 1941
流幻 有光社 1941
高野長英 小学館 1941
日蓮 小学館 1942
春の原始林 平凡社 1942
殘燈 錦城出版社 1942
蒼穹 日本文林社 1942
高杉晋作 黎明篇 亂雲篇 新潮社 1943-
戰影日記 小学館 1943
烽煙 生活社 1943
積乱雲 小學館 1944
芋月夜 随筆 扶桑書房 1946
謫居隨筆 酣燈社 1947
惜春夜話 去來書洞 1947
耳太郎 世界社 1948
夜あけの門 新潮社 1948
黒林の劍侠 少年少女小説 東光出版社 1948
狸風俗 滑稽小説 三潮社 1949
ホーデン侍従 暁書房 1949
新日本笑府 東京文庫 1950
天皇機關説 文藝春秋新社 1951
春雁 酣灯社 1951
舊将軍 小説朝日社 1952
吉良ノ仁吉 小説朝日社 1952.9
青春傳書 池田書店 1953
東西英雄論 小説朝日社 1953
早稲田大学 文芸春秋新社 1953
風霜 新潮社 1954
伊勢新九郎 大日本雄弁会講談社 1954
明治墮落女學生 新潮社 1955
偽徒然草 実業之世界社 1955
春や昔大阪城 河出書房 1955
雷電 全5巻 新潮社 1955-56
瓢さんの初恋 河出書房 1955
酔中一家言 大日本雄弁会講談社 1956
真田幸村 鱒書房 1956
中村遊廓 文芸春秋新社 1956
塙団右衛門 東方社 1956
私学校潰滅 筑摩書房 1956
人間随筆 六興出版部 1957
厭世立志伝 中央公論社 1957
京濱國道 朝日新聞社 1957
看板大関 随筆集 宝文館 1957
青雲譚 六興出版部 1957
相撲を見る眼 創元社 1957
時は夢なり 雲井書店 1957
うそ八万騎 角川書店 1957
生き馬の眼 大日本雄弁会講談社 1957
戰國兵談 正続 東京創元社 1958
大逆事件 雪華社 1959
花やかな男 東方社 1960
醉中放談 河出書房新社 1960
現代人の日本史 織田信長 河出書房新社 1960
聖妖女 文藝春秋新社 1960
小説国技館 雪華社 1960
箱入り女房 光風社 1960
吉良の男 中央公論社 1961
現代人の日本史 豊臣秀吉 河出書房新社 1961
新人生劇場 集英社 1961
戦記バタアン半島 圭文館 1962
青春記 創思社 1963
雲と殘月 光風社 1963
わが青春の町 河出書房新社 1963
遠き跫音 中央公論社 1964
小説四十六年 講談社 1964
一文士の告白 新潮社 1964
尾崎士郎全集 全12巻 講談社 1965-1966
文学の零点 永田書房 1967
[編集] 翻訳
フェルディナンド・ラッサルレ ゲオルグ・ブランデス 黎明閣 1923
[編集] 記念館
尾崎士郎記念館(愛知県吉良町)
出身地の愛知県吉良町に2002年11月竣工。以前に吉良町立図書館内に尾崎士郎記念室としてあったものを尾崎士郎記念館として独立させた。展示品はほとんどが遺族や縁者から寄贈されたものばかりで、総資料数は4,000点以上にもなる。これらの中から直筆原稿、書簡、著書、愛用品等を順次展示している。また、晩年を過ごした東京都大田区にあった書斎も移築されている。
入館は有料(隣接の施設「旧糟谷邸」と共通)で、月曜(祝日の場合を除く)と年末年始は休館となる。
尾崎士郎記念館(仮称、東京都大田区山王1丁目)2008年(平成20年)公開予定
尾崎士郎が、1954年(昭和29年)から死去した1964年(昭和39年)まで居住していた旧宅。すぐ近くには徳富蘇峰の旧邸だった大田区立山王草堂記念館(蘇峰公園)がある。尾崎は戦前に現在の大田区内に居を構えてより、馬込村中井(現:大田区南馬込4丁目)、大森字源蔵ヶ原(現:大田区山王1一丁目)など数回転居を繰り返し、家族とともに静岡県伊東市での疎開を経て、戦後東京に戻り、山王1丁目に居を構えた。大田区は2003年(平成13年)に尾崎の遺族より敷地を購入、建物は寄付を受けた。現在、客間兼書斎部分を改修し、別棟にあった平屋建ての書斎を設計図を基に復元工事中。この書斎が移築された愛知県吉良町からも了解を得ている。[1]。
[編集] 註
^ 「大田区:尾崎士郎旧宅を改修、記念館に、5月開館目指し」『毎日新聞』(東京版)2008年1月11日付
[編集] 関連項目
早稲田大学の人物一覧
愛知県出身の人物一覧
[編集] 外部リンク
吉良町公式ページ
この「尾崎士郎」は、文人(小説家・詩人・歌人・俳人・作家・随筆家)に関連した書きかけ項目です。この項目を加筆、訂正等して下さる協力者を求めています(P:文学/PJ作家)。
カテゴリ: 日本の小説家 | 愛知県出身の人物 | 1898年生 | 1964年没 | 文人関連のスタブ
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詩人・小説家
その他作家
尾崎士郎(おざき しろう、1898年7月2日 - 1964年2月19日)は、日本の小説家。
愛知県幡豆郡横須賀村(現吉良町)生まれ。早稲田大学政治科を中退して売文社に拠り、同社を本拠に活動していた高畠素之を追って国家社会主義に身を投じる。1921年に時事新報の懸賞小説で『獄中より』が第二席で入選し、以後本格的に小説家として身を立てる様になる。1933年から都新聞に『人生劇場』を連載し、これが大ベストセラーとなって以後20年以上も執筆し続ける大長編となる。その一方で戦前に「文芸日本」戦後に「風報」を主宰した。
また『石田三成』『真田幸村』『篝火』などの歴史小説も書き、相撲にも詳しく、相撲関係の著作もあり、長編『雷電』も書いている。
目次 [非表示]
1 著書
2 翻訳
3 記念館
4 註
5 関連項目
6 外部リンク
[編集] 著書
歐米社會運動者 評傳 茂木久平共著 南星堂書店 1920
近世社會主義發逹史論 三田書房 1920
逃避行 低迷期の人々 改造社 1921
懐疑者の群 低迷期の人々 第二部 改造社 1922
チャツプリン 寺田鼎共著 啓明社 1930
世紀の夜 近代生活社 1930
霧と銀貨 アトラス社 1930
悲劇を探す男 新潮社 1930
惡太郎 黎明社 1935
人生劇場 正 続 続々 竹村書房 1935-
情熱の伝説 有光社 1936
情欲 巣林書房 1936
牛刀 隨筆集 竹村書房 1936
空想 新潮社 1936
河鹿 竹村書房 1936
続々人生劇場 残侠篇 竹村書店 1936-1937
人生讀本 學藝社 1937
悲風千里 中央公論社 1937
風雲文章 雄風館書房 1937
相撲随筆 野田書房 1938
八達嶺 春陽堂 1938
石田三成 中央公論社 1938
去る日来る日 大日本雄弁会講談社 1938
文學部隊 新潮社 1939
鶺鴒の巣 新潮社 1939
悪の序章 新潮社 1939
新篇坊ちゃん 新潮社 1939
裸 新選随筆感想叢書 金星堂 1939
古城夢ふかく 大日本雄辯會講談社 1940
成吉思汗 新潮社 1940
関ケ原 随筆集 高山書院 1940
猫 三笠書房 1940
後雁 河出書房 1940
戦場の月に題す 萬里閣 1940
洋車の大将 高山書院 1940
永遠の女性 三笠書房 1940
昭和時代の大相撲 國民體力協會 1941
尾崎士郎選集 巻1-巻12 平凡社 1941-42
篝火 櫻井書店 1941
雲になる男 協力出版社 1941
青春紀聞 小学館 1941
文學論 平凡社 1941
流幻 有光社 1941
高野長英 小学館 1941
日蓮 小学館 1942
春の原始林 平凡社 1942
殘燈 錦城出版社 1942
蒼穹 日本文林社 1942
高杉晋作 黎明篇 亂雲篇 新潮社 1943-
戰影日記 小学館 1943
烽煙 生活社 1943
積乱雲 小學館 1944
芋月夜 随筆 扶桑書房 1946
謫居隨筆 酣燈社 1947
惜春夜話 去來書洞 1947
耳太郎 世界社 1948
夜あけの門 新潮社 1948
黒林の劍侠 少年少女小説 東光出版社 1948
狸風俗 滑稽小説 三潮社 1949
ホーデン侍従 暁書房 1949
新日本笑府 東京文庫 1950
天皇機關説 文藝春秋新社 1951
春雁 酣灯社 1951
舊将軍 小説朝日社 1952
吉良ノ仁吉 小説朝日社 1952.9
青春傳書 池田書店 1953
東西英雄論 小説朝日社 1953
早稲田大学 文芸春秋新社 1953
風霜 新潮社 1954
伊勢新九郎 大日本雄弁会講談社 1954
明治墮落女學生 新潮社 1955
偽徒然草 実業之世界社 1955
春や昔大阪城 河出書房 1955
雷電 全5巻 新潮社 1955-56
瓢さんの初恋 河出書房 1955
酔中一家言 大日本雄弁会講談社 1956
真田幸村 鱒書房 1956
中村遊廓 文芸春秋新社 1956
塙団右衛門 東方社 1956
私学校潰滅 筑摩書房 1956
人間随筆 六興出版部 1957
厭世立志伝 中央公論社 1957
京濱國道 朝日新聞社 1957
看板大関 随筆集 宝文館 1957
青雲譚 六興出版部 1957
相撲を見る眼 創元社 1957
時は夢なり 雲井書店 1957
うそ八万騎 角川書店 1957
生き馬の眼 大日本雄弁会講談社 1957
戰國兵談 正続 東京創元社 1958
大逆事件 雪華社 1959
花やかな男 東方社 1960
醉中放談 河出書房新社 1960
現代人の日本史 織田信長 河出書房新社 1960
聖妖女 文藝春秋新社 1960
小説国技館 雪華社 1960
箱入り女房 光風社 1960
吉良の男 中央公論社 1961
現代人の日本史 豊臣秀吉 河出書房新社 1961
新人生劇場 集英社 1961
戦記バタアン半島 圭文館 1962
青春記 創思社 1963
雲と殘月 光風社 1963
わが青春の町 河出書房新社 1963
遠き跫音 中央公論社 1964
小説四十六年 講談社 1964
一文士の告白 新潮社 1964
尾崎士郎全集 全12巻 講談社 1965-1966
文学の零点 永田書房 1967
[編集] 翻訳
フェルディナンド・ラッサルレ ゲオルグ・ブランデス 黎明閣 1923
[編集] 記念館
尾崎士郎記念館(愛知県吉良町)
出身地の愛知県吉良町に2002年11月竣工。以前に吉良町立図書館内に尾崎士郎記念室としてあったものを尾崎士郎記念館として独立させた。展示品はほとんどが遺族や縁者から寄贈されたものばかりで、総資料数は4,000点以上にもなる。これらの中から直筆原稿、書簡、著書、愛用品等を順次展示している。また、晩年を過ごした東京都大田区にあった書斎も移築されている。
入館は有料(隣接の施設「旧糟谷邸」と共通)で、月曜(祝日の場合を除く)と年末年始は休館となる。
尾崎士郎記念館(仮称、東京都大田区山王1丁目)2008年(平成20年)公開予定
尾崎士郎が、1954年(昭和29年)から死去した1964年(昭和39年)まで居住していた旧宅。すぐ近くには徳富蘇峰の旧邸だった大田区立山王草堂記念館(蘇峰公園)がある。尾崎は戦前に現在の大田区内に居を構えてより、馬込村中井(現:大田区南馬込4丁目)、大森字源蔵ヶ原(現:大田区山王1一丁目)など数回転居を繰り返し、家族とともに静岡県伊東市での疎開を経て、戦後東京に戻り、山王1丁目に居を構えた。大田区は2003年(平成13年)に尾崎の遺族より敷地を購入、建物は寄付を受けた。現在、客間兼書斎部分を改修し、別棟にあった平屋建ての書斎を設計図を基に復元工事中。この書斎が移築された愛知県吉良町からも了解を得ている。[1]。
[編集] 註
^ 「大田区:尾崎士郎旧宅を改修、記念館に、5月開館目指し」『毎日新聞』(東京版)2008年1月11日付
[編集] 関連項目
早稲田大学の人物一覧
愛知県出身の人物一覧
[編集] 外部リンク
吉良町公式ページ
この「尾崎士郎」は、文人(小説家・詩人・歌人・俳人・作家・随筆家)に関連した書きかけ項目です。この項目を加筆、訂正等して下さる協力者を求めています(P:文学/PJ作家)。
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最終更新 2008年3月5日 (水) 02:17。 Wikipedia®