goo blog サービス終了のお知らせ 

しおちゃんの小学生への教育指導

子どもの自立に向け体験を通し楽しみながらいろいろな知識や技能を身につけていく。机上で覚えさせるだけは学力にはなりません。

やはり、実際の体験はいいですねぇ

2014-12-09 17:53:00 | 小学校の教室で



やはり、実際の体験はいいですねぇ。

学習問題
『この重い砂袋、指一本で持ち上げることができるだろうか』


自分たち班で運動場の砂を詰め、この砂袋を苦労して理科室まで運んできた。



C「無理だよ。ここまで1人で運ぶのだって大変ななのに・・・」

T「自分の考えを書いてみよう」


クラスによっていろいろな考えが出ました。

中には、余りよい考えが出ない組も・・・



でも、試行錯誤でやる中で軽く持ち上がる方法がわかってきた。




やはり、実際のダイナミックな体験が大事で、それを元にわかるんですね。




なぜ教具がないの?

2014-12-08 09:53:00 | 小学校の教室で


「てこのはたらき」の学習に入ります。

教科書にはこのような写真が出ています。


子ども達は実際にやることで、重い荷物もてこを使えば簡単に持ち上がることを体感します。

人間が考え出した「てこ」って便利だな、と体を通して理解するのです。


昨年勤務した学校には自作の教具が8セットありました。

ところが今の学校には1つもないのです。


これまでも理科専科が教えていたと言うことですが、どうしていたのでしょうか?

聞いてみたいところです。


私はこの教具がなければこの単元の良さを子ども達に伝えることができない、

と考えています。


そこで、作りました。


見本を示し、業務員さんにお願いして作って頂きました。

台として使っている椅子は図工室から運んできて一時的に使っています。

おもりは砂を入れて作りました。


これで180人の児童が体感を通して学ぶことができます。

できれば、常勤の先生方が準備してくださるとありがたい。


昨日はやっと晴れyて・・・

2014-12-04 17:15:00 | 小学校の教室で


前にも書いたように、3年生理科は天気との勝負である。

『太陽の動きと地面のようすをしらべよう』の学習のあとは

この『光のはたらきをしらべよう』である。


私の3年生の授業は水曜日である。

その水曜日は、ここ4週間の内、先週しか晴れなかった。

担任なら授業の入れ替えで乗り切るのだが、今年は非常勤講師であり授業が自由に組めない。


そこで、単元を入れ替えて何とか授業をしていた。


そして、ようやくの晴れである。

何枚かの鏡で光を集めること、形の違う光を作ること、色の付いた光を作ることなどを学習した。

やっとこの学習が終わってよかった。



ノート指導は大事

2014-12-01 18:40:00 | 小学校の教室で


理科に限らず一貫してノート指導に力を入れている。

それは、今までの経験からノートをきちんと書くことで学力が向上する、と言うことがわかっているからである。

写真は6年理科のノートである。

板書の内、書かなければならない内容をいっておく。
自分の考えや友達の良い考えを書き留める。
実験結果やわかったことを図や文で書く。


このノートは前回の「検定試験」のための班ごと実験したノートの1つである。

もちろん、定期的な評価も大事である。


昨年は毎時間ノート点検・評価をしたが、
非常勤講師は教材研究やテスト丸付け・評価の時間さえ確保されていない。

それで、サービス残業で単元で1~2回ノートの評価をしている。


1年生も半分が過ぎ計算力に大きな差

2014-11-25 17:05:00 | 小学校の教室で


1年生も入学して3分の2が過ぎた。
最後の難関「くり下がりのある引き算」の学習である。

10はいくつといくつ
10引くいくつはいくつ
一桁どうしの足し算

これらを元にして「12-4」などという計算をしていく。

今日、計算カードをやる児童の様子を見ると次のタイプに分かれた。

A ぱっと暗算で答えが出る
B 10-8=2,5+2=7とやる
C 8-5=3,10-3=7とやる
D 指を使ってなんとか答えを出す
E 手がつかない

BCの子は、カード練習でぱっと答えが出るようになっていく。
Dの子は、なかなか手操作から離れられない。
Eは下手をすると落ちこぼれていく。

Dの子にはBCになるヒントを出してやると徐々に念頭操作で指を使わなくても
答えが出せるようになっていく。
(学年が上がっても指を使って計算している子もいる)

Eの子は親や教師がかなり見てあげないとできない。
できれば、もっと簡単な「9-3」などの計算カード1,
「10-4」などの計算カード2
で指導しておけばここをスムースの乗り切ることもできたのだが・・・。


子どもを全く放任の親もいる。


子どもを伸ばそうと、関わろうとしているが子どもからの信号を見落としていたり
気づかなかったりする親もいる。

そんな親や子どもにコーチしてあげたいと思うこの頃である。
よかったら連絡ください。