12月14,15,18日の3日間で、学校運営協議会の活動(大豆三昧プロジェクト)の総仕上げである「豆腐作り」を行いました。調理室の広さも限られていて、準備も大変なため、3日間に分けて、学年も、5・6年グループ、1年グループ、2・3・4年の3グループにわかれて行いました。
教頭先生を中心に、学校運営協議会の皆さんの協力をいただいて行いました。
学校近くの畑で育てた大豆を委員の方が乾燥してくれました。それを一晩水につけジューサーで粉々にして大豆のジュースを作ります。
次にそれをあくを取りながら、ふつふつと沸騰させて5分おき、サラシで漉していきます。このとき調理室は大豆の良い香りでいっぱいになりました。
それを力一杯絞ってできあがるのが、「豆乳」と「オカラ」です。子どもたちは豆乳、オカラについて知ってる子はいますが、その作り方は初めて知ったことですし、それを作る経験も初めてです。みんな興味津々で取り組みました。
オカラはボランティアの方が調理して下さり。おいしいオカラ料理にして下さり、それを味わうことができました。普段は野菜嫌いの子も平らげていました。(すごい!)
さて、できた豆乳ですが75度ぐらいまで温めてから冷やすと「湯葉」がでてきます。できたてのおいしい湯葉をみんなで試食しました。初めての引き上げ湯葉の濃厚な味に思わず「おいしい!」と驚くみんなでした。
さらにその豆乳に「にがり」を加えることで、豆腐ができあがりました。豆乳の濃さや温度、にがりの割合、かき混ぜ方の違いで、豆腐のできに違いがありましたが、全ておいしい豆腐でした。あっという間に平らげて、「おいしい~。」の声があがりました。できたての豆腐って本当においしいですね。
最後は協議会の皆さんにお礼を言って終わりました。3日間とも、みんなの良い笑顔を見ることができました。
この「大豆三昧プロジェクト」で「種植え」「収穫」「枝豆の試食」「豆腐作り(オカラ、湯葉、豆腐の試食)」と大豆を題材にたくさんの経験を積んだ塩っ子たちでした。協議会の皆さんには「土作り」「肥料」「毎日の世話」「獣害よけの柵づくり」「乾燥・脱穀」「豆腐作りのお手伝い」などで大変お世話になりました。言葉で表せないほど献身的にこの活動を支えていただきました。ありがとうございました。心より感謝いたします。