1月21日(金)森の図書館で紙しばい入門講座を開催しました。
講師は紙芝居グループ「紙ふうせん」代表の中平順子(なかひら よりこ)さん。
当日は69名の参加で紙芝居の世界を楽しみました。
紙芝居は日本独自の文化だそうです。
中平さんは初めて子ども達の前で紙芝居を演じた時、子ども達やお父さんお母さんの目がきらきら輝いて
いることに感動し、「一番驚いたのは鏡に映った自分の目も輝いていたことです。」とお話されました。
最初に「この作品と出会ったことで紙芝居を一生の仕事にしようと決めました。」と言って、
『おおきくおおきくおおきくなあれ』(まついのりこ 脚本・絵 童心社)を実演してくださいました。
続いて『ひよこちゃん』(チュコフスキー原作 小林純一 脚本 二俣英五郎 絵 童心社)、
『天人のはごろも』(堀尾青史 脚本 丸木俊 絵 童心社)を見せていただきました。
「紙芝居はたくさんの出会いがあるコミュニケーション文化です。文化とは命を守り、育てあうこと。次の世代への願いを込めて演じてください。」今までなんとなく読んでいた紙芝居でしたが、この日教えていただいたことを心にとめ、チャレンジしていこうと思いました。参加者からも「紙芝居には人を優しくさせる気持ち、ものすごい力があることを知りました。」「これからの生き方に良い刺激をいただきました。」などたくさんの感想をいただきました。
参加者の皆さん、中平さん、ありがとうございました。
紙芝居をたくさん持ってきてくださいました。
お話部会に次の紙芝居をいただきました。
『こうちゃんのはたけ』中平順子 脚本・絵 北巣本保育園理事 松本剛一 発行
『ゆかちゃんの花かんむり』中平順子 脚本・絵 童心社
┨中平さん伝授 紙芝居の押さえどころ┨
・紙芝居はコミュニケーションが大切。恥ずかしいという気持ちは捨てる!
・作品をしっかり読みこんで心を込めて演じる。
・対象に合わせて演出は臨機応変に!
・(子どもの突っ込みには)自分の人生を掛けた良い言葉で返す。