今週から仕事が再開しました。
しおんさんもワタシも、やっと少し落ち着いて来たように思いますが、余震には相変わらず家庭内失踪のしおんさん。
どうも我が家は揺れて危険だという認識があるようで、やたらとベランダに出たがり、出ると隣に行こうとします。
ごめんね、隣に行っても揺れるのよ。
週末、所用があって水戸に行きました。
ご存知かと思いますが、水戸駅は震度6+の地震で被災、レールもぐにゃぐにゃです。電車は不通です。
そこで、バスに乗って行きました。
混雑を予想して朝早く発ったのですが、たくさんの人が物資を抱え並んでいました。
2時間並びやっとバスに乗れました。
市内はあちこちの家の屋根に青いビニールシートが。瓦が落ちたのだそうです。
古くて重い瓦が、特に落ちたそうです。
そして道路はでこぼこ、橋のつなぎ目はずれていて徐行をしないと車が飛び、歩道のレンガはくずれ、水道管が破裂したのか水たまりも。
ワタシが行った建物では天井が落ちて来たそうです。
東京の震度5+も怖かったのに、6+なんてどんなに恐怖だったことでしょう。
特に子供たちには天地がひっくり返るほどの恐怖だったに違いありません。
そして今度は原発。
人々は表面上冷静で、放射能を恐れてマスクをする人などいません。
日常生活を取り戻そうと必死なように見えました。
物資も圧倒的に足りなかったはずなのに、文句一つ言わずに明るく頑張っていらっしゃいました。
ワタシの住む地区では、まだ計画停電は実施されていません。
どんどんやってくれ、と思っています。
もしそれが東京電力圏内の被災地の復旧に役立つなら、毎日だって構わない。
昨日、修理に出していた時計を受け取りに新宿のデパートに行きました。
デパートはいつもと全く変わりありませんでした。
きらびやかな照明、暑すぎるほどの暖房、エレベーターもエスカレーターも、普段どうり動いていました。
でも、ガラガラでした。
少ない客に比べ店員は多く皆さんヒマそうでした。
新鮮な魚や肉、乳製品、キャビアにスモークサーモン・・・・・みんな、まばゆいばかりに輝いていました。
一体、誰のための、何のための節電/計画停電なのでしょうか。
これでは停電が実施された地区の方々に「東京がいつも通り生活できるように自分たちが犠牲になっている」
と言われても仕方がありませんね。
埋もれるしおんさん。
アースアワーは今度の土曜日です。