しおんの寝言

先代バーニーズのしおんの寝言だったけど最近は2代目にやってきた、うりからしおんねーたんへのお手紙です。

そらが空へ

2008-08-27 07:05:38 | デキゴト
今日はかーさんの日記です。


横丁がバニ飼いとしてこのように毎日楽しく暮らせて
いるのに欠かすことの出来ない存在の、はる家。
はる家のそらちゃんが昨日の朝、虹の橋へ旅立ち
お空へ高く高く昇って逝きました。

そらちゃんは昨日現在で9歳半。
5歳で最初のリンパ腫を発症し、その後も肥満細胞種など
何度も難しい腫瘍との闘いで放射線治療、抗癌剤と・・・
犬生の半分は病気との共存をしていました。

その間のはる家の献身的な看護と苦労は一言では表す事が
できません。
山犬倶楽部の行事等に一緒にバニを伴うことが殆ど出来ない
中も常に事務局として倶楽部の活動を支えてくれていたのです。

何度も余命を宣告されながらも病気を乗り越える姿は奇跡的で、
同じく闘病するバニさん達の目標でもありました。

残念ながらバーニーズは悪性の腫瘍などを抱えやすく、闘病する
バニや看護、介護する飼い主さんも多いのです。

横丁がリスペクトするはる家はね・・・そんな中も決して弱気にならず、
弱音も吐かず、ごく自然に病気を受け入れるんです。
闘病すると気構えてあれやこれあと必死の飼い主さんも多いことでしょう。
病院をセカンド、サードとオピニオンをグルグル回って、犬の負担も
省みず、高度医療、投薬治療を繰り返す飼い主さんも多いでしょう。
それも勿論大切なひとつの選択なのかもしれません。

でもね、はる家はね、その時、その時のそらに最も必要なもの
は何か・・・それが常に選択肢の基準となり無理な治療はなるべく
避けてきました。

そらは犬生の大半を闘病してましたが、それでもはる家は楽しかったと
言います。
そらもパパとママとそして大好きなはる姉ちゃんとの宝物な時間の中の
QOLは最高のものだったと思います。
そらの寿命がこれほど伸びたこと、これは悲壮感なく自然に病気を
受け入れながら暮らしてきたはる家だからこそと思えて仕方ありません。

そらは最期までガンと共存し、痛みを伴う事無くとても安らかに
ス~っと逝きました。
これは何ともそららしく、先住犬のはる姉ちゃんが最後肢体麻痺に
なった時のママ達の大変さも十分解ってかたら、ママ達を困らせる
事無く疾風のように旅立ったのだと思います。

そらはいたずらっ子でお茶目で運動能力が高くて・・・
でも目がくりくりで無垢な顔で天使のような愛らしさ。
でも頑固で臆病で・・・パパとママが大好きで甘えん坊で・・・

うりはそんなそらによく似ています。


そら。。。お空にははる姉ちゃんもしおん姉ちゃんも居るよ。
また余計なことするとはる姉ちゃんの喝が飛んでくるかもね。
病気で一緒に遊びにいったりお泊りしたり沢山は出来なかった
けれどキャンプも水遊びも楽しかったね。

しおんも元気でお空にいると思うから、今度は沢山一緒に
遊びに行きましょう。

そら、ゆっくりお休みなさい。

私達にたくさんの事を教えてくれてありがとう。
うりにとって、貴女のパパやママみたいな飼い主さんに
なれるようにかーさんも頑張るね。

そら、ありがとう。