潮路のとはずがたり雑記 **shioji's notes

*好き*を日々、つらつらと。
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"花達"今月の感想07/4

2007-03-01 16:19:26 | コミック
 もはや、ルーチンワーク(笑)。
 うーん、少し物足りない今月号。〈華〉ってのが足りない。

【二階堂の鬼】(吉田秋生):海街diaryの三弾。前号予告で危惧したほどではなかったけれど、あっさり風味。シリーズものなのでギリってとこかな。サッカーネタ、腫瘍(骨肉腫かなー?)ネタと『よく調べて描いてる』空気がアリ。次は長女ネタかな? 祝、単行本発売(四月らしい)。
【風光る】(渡辺多恵子):このジャンル(新撰組モノ)は、いかに〈きれいに〉終わらせるかがミソだと思う。ので、早くその力のほどを見せてほしい。
【やがてキラキラ】(岩本ナオ):この長さ、作者にとても合ってる。それからなにげない日常の仕草、会話がいい。
【羽衣ミシン】(小玉ユキ):いい感じなんだけど、鶏肉ネタはくどくないかな? 鳥だってのはバレバレなわけだし。
【暁のARIA】(赤石路代):ひー、ベタ過ぎて笑える。
【時の地平線】(諏訪緑):駆け足ですねえ。単行本で復習しないと。
【1812】(さいとうちほ):目新しくはないんですが、手堅くまとまりました。
【波のむこうに】(西炯子):悪くない感じ。しかしこのにーちゃんも軽いよなー。
【白いバラの乙女】(江平洋巳):現時点での感想は「ふーん……」。暇なときにまとめて読み返します。
【次号予告】:吉村明美、やまざき貴子、波津彬子、萩尾望都(ショートはあったけど)復活。波津さんの英国ものは安定していて好き。

 巻頭のツートーンコミック、いいなあと思えたことが五回に一回もないんですが、この枠って本当に必要なのかな? このサイズでちゃんとしたものを描ける力がある作家さんって、いくらもいないんじゃないでしょーか。

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