石田衣良『40翼ふたたび』(講談社)を読みました。ふぅ(←堪能したあとのため息)。ぼちぼち読むつもりだったのに、始めると止まらなくなりました。この方の現代物ってこうなんですよね。分かりやすくてリズムのある文章、この小説だと予定調和の部分もあるのですが、逆にそれがほっと一息つけるところで。そして人物描写、リアル。この作家さんは自分の中にたくさんの少年~中年を抱えてるんですね。
この小説のキーワードは〈ブログ〉かなあ。もともと時代に敏感な書き手さんのようですが、リアルタイムな用語や事柄が出過ぎ。10年後に読むとどうなんだろうと少し不安に思ったりして。まあ、そんなことは想定して書くのも野暮なのでしょうが。
そしてそのブログ、現実でここまで書くのは難しそうな気もしますが……(個人情報……)いくら名前や設定を変えてるにしても。ただこのブログがないと成立しない話でもありますが。
そんな突っ込みはまあ、あれとしてこの小説、笑える箇所も泣けるところもあって満足度高いです。チャイルドガード社のくだりではコスプレ制服も、ヘンな擬声語もニヤニヤしながら読ませてもらいました。
この小説のキーワードは〈ブログ〉かなあ。もともと時代に敏感な書き手さんのようですが、リアルタイムな用語や事柄が出過ぎ。10年後に読むとどうなんだろうと少し不安に思ったりして。まあ、そんなことは想定して書くのも野暮なのでしょうが。
そしてそのブログ、現実でここまで書くのは難しそうな気もしますが……(個人情報……)いくら名前や設定を変えてるにしても。ただこのブログがないと成立しない話でもありますが。
そんな突っ込みはまあ、あれとしてこの小説、笑える箇所も泣けるところもあって満足度高いです。チャイルドガード社のくだりではコスプレ制服も、ヘンな擬声語もニヤニヤしながら読ませてもらいました。
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