愛知でたった1週間モーニングだけと言う「マッスルモンク」
を見てきました。
2004年の香港電影金像奨、各部門でノミネートされ
作品・脚本・主演男優賞を受賞したらしいです。
大事な人の死をきっかけに、人の業(その人が過去にやっていた悪い行い)
が見え、その人が過去を何をしてきて、現世(現実の世界)
でその過去の行いが原因で死ぬのがわかるーー。
因果の非常さを悟って武僧をやめて俗世おりてきてしまいます。
そしてたどりついた職業がストリッパー(^^;)
どんなに大笑いできるふざけた映画なんだろうと思いました。
ビックガイ(アンディ・ラウ)ののっけからの肉襦袢(にくじゅばん)をつけた
ようなストリップシーンにはその肉襦袢ゆえに大笑いしました
死期が迫る者である捜査官セシリア(セシリア・チャン)との出会い、セシリアは
前世の業はスゴイ重い業を背負っていて、死は目前のセシリア(セシリア・チャン)
をビックガイは守ろうとします。たんなるB級ヒーローものかと思いましたがぜんぜん違い
最後には人間の生き方とか、死とかの仏法感にたどりつきます。
この映画は過去の行いが悪いから現世が悪くなってるんだよと言うだけではく
今現在の行いが未来につづいているんだってことを言ってます。
この映画B級ですが映画に流れている考えはA級です。
仏教感を持っている日本人こういった心を忘れないで欲しいです。
オフザケ、アンディ・ラウを楽しめるので、なかなか貴重な1本でもあります。
監督ジョニー・トゥ 、ワイ・カーファイですが、ワイ・カーファイはこの頃
日本にも入ってきている(香港から)映画「ターンレフト ターンライト」なども
作っています。
●ここからネタバレです。
とてもショックを感じたのは、セシリアの運命です。
映画の中で彼女は語ります。
「私は運がいいと」子供のころも幸せだったし、トントン
拍子にいままできて悪いことはなかったと。
それをビックガイが聞いて本当のことを話します。
君の前世は、日本人の兵隊で何人も何人も人を殺していると
その業の為に君は死ななければならないと・・
ビックガイは何度もセシリアを助けますが、結局
彼女の運命を変えることはできませんでした。
それでも前向きに最後まで生きた、セシリアですが
結局自分のやってきた業をつぐなわせられます
木に目を見開いて吊るされたセシリアの顔が
断末魔の叫びみたいな顔でした。かなり悲しかったです。
ビックガイは一度は復讐を考えますが自分の中の(仏)
とあって考えを変えます。復讐は復讐しかうまないと
そして自分の心を寄せたものを2人も殺した男を
許します。これが仏教の慈悲の考えだと思います。
(これは窮境スゴイ考えだと思いますが、ブッシュとか
この映画を見て考えてもらいたいと思いました。)
雪を手にとろうとするセシリアと
雪の中を歩くビックガイの映像が重ねあって
ジーーンときました。
所々に心を打つ場面が出てきます。カブトムシと男の話
そしてセシリアが自分の死と向かいあいながら、
ビックガイの大切な人を殺した存在を憐れむ場面
そしてラストのビックガイが殺人をした男を慈悲の心で
抱擁する場面。
すばらしいな~とは思いますが、こんな境涯に
いきつけることができるんでしょうかーー
私には全く自信がありません。
それにしても、ラストの警察官がビックガイが高僧
のように扱おうする時に(そうとしか思えないおこないを
ビックガイがするから)タバコを拝借して吸う場面は大爆笑です。
この映画バイクの場面もそうですが、こういう
可笑しい場面もいっぱいありなかなかいいです。
を見てきました。
2004年の香港電影金像奨、各部門でノミネートされ
作品・脚本・主演男優賞を受賞したらしいです。
大事な人の死をきっかけに、人の業(その人が過去にやっていた悪い行い)
が見え、その人が過去を何をしてきて、現世(現実の世界)
でその過去の行いが原因で死ぬのがわかるーー。
因果の非常さを悟って武僧をやめて俗世おりてきてしまいます。
そしてたどりついた職業がストリッパー(^^;)
どんなに大笑いできるふざけた映画なんだろうと思いました。
ビックガイ(アンディ・ラウ)ののっけからの肉襦袢(にくじゅばん)をつけた
ようなストリップシーンにはその肉襦袢ゆえに大笑いしました
死期が迫る者である捜査官セシリア(セシリア・チャン)との出会い、セシリアは
前世の業はスゴイ重い業を背負っていて、死は目前のセシリア(セシリア・チャン)
をビックガイは守ろうとします。たんなるB級ヒーローものかと思いましたがぜんぜん違い
最後には人間の生き方とか、死とかの仏法感にたどりつきます。
この映画は過去の行いが悪いから現世が悪くなってるんだよと言うだけではく
今現在の行いが未来につづいているんだってことを言ってます。
この映画B級ですが映画に流れている考えはA級です。
仏教感を持っている日本人こういった心を忘れないで欲しいです。
オフザケ、アンディ・ラウを楽しめるので、なかなか貴重な1本でもあります。
監督ジョニー・トゥ 、ワイ・カーファイですが、ワイ・カーファイはこの頃
日本にも入ってきている(香港から)映画「ターンレフト ターンライト」なども
作っています。
●ここからネタバレです。
とてもショックを感じたのは、セシリアの運命です。
映画の中で彼女は語ります。
「私は運がいいと」子供のころも幸せだったし、トントン
拍子にいままできて悪いことはなかったと。
それをビックガイが聞いて本当のことを話します。
君の前世は、日本人の兵隊で何人も何人も人を殺していると
その業の為に君は死ななければならないと・・
ビックガイは何度もセシリアを助けますが、結局
彼女の運命を変えることはできませんでした。
それでも前向きに最後まで生きた、セシリアですが
結局自分のやってきた業をつぐなわせられます
木に目を見開いて吊るされたセシリアの顔が
断末魔の叫びみたいな顔でした。かなり悲しかったです。
ビックガイは一度は復讐を考えますが自分の中の(仏)
とあって考えを変えます。復讐は復讐しかうまないと
そして自分の心を寄せたものを2人も殺した男を
許します。これが仏教の慈悲の考えだと思います。
(これは窮境スゴイ考えだと思いますが、ブッシュとか
この映画を見て考えてもらいたいと思いました。)
雪を手にとろうとするセシリアと
雪の中を歩くビックガイの映像が重ねあって
ジーーンときました。
所々に心を打つ場面が出てきます。カブトムシと男の話
そしてセシリアが自分の死と向かいあいながら、
ビックガイの大切な人を殺した存在を憐れむ場面
そしてラストのビックガイが殺人をした男を慈悲の心で
抱擁する場面。
すばらしいな~とは思いますが、こんな境涯に
いきつけることができるんでしょうかーー
私には全く自信がありません。
それにしても、ラストの警察官がビックガイが高僧
のように扱おうする時に(そうとしか思えないおこないを
ビックガイがするから)タバコを拝借して吸う場面は大爆笑です。
この映画バイクの場面もそうですが、こういう
可笑しい場面もいっぱいありなかなかいいです。
東京では何日やっていたのか知らないのですが、レイトショーなので、隣の県に住んでいるとはいえ、行くのがおっくうでした。なので、日本語字幕入りは見ていないのです。(これで華仔迷か?)仏教的なかなり深い話だと聞いているので、もう1回、今度は日本語字幕つきで見たいです。
屋台の食事にラードが入ってるとか文句言って、坊さん自ら調理してしまうシーンがありますよね?わたしはあれが気に入っています。あと、ラストで華仔がたばこ吸う場面も。
そうなんですか、日本語字幕なしですか
それはちょっとキツイですね。
はい、正直泣けてきました。
映画館を出て行く人も妙に静かだったです。
一度字幕をお試しをーー
それにしても、この映画を見ている人がいて
スゴウ嬉しいです。
私は、やっぱりバイクと、たばこよかったですよね。
業による運命はわかるんだけれども、結局最後まで運命に逆らえないというのは哀しすぎたような気がします。
映画としての造りは新しいとは思いますが、運命を受け入れてしまったらビッグガイは何のために人の業を見ることが出来るのだろうか、そんな疑問に行き着いてしまいます。
ジョニー・トゥ監督なら「ヒーロー・ネバー・ダイ」が最高ですね。
そうですよね。私もきつかったです。
仏法の考えが根底にあるのでしかたがないんですけど
この映画では限られた人生をせいいっぱい生きる事が未来に
つなげることができるんだとーーとりました。
>運命を受け入れてしまったらビッグガイは何のために人の業を見る
>ことが出来るのだろうか、そんな疑問に行き着いてしまいます。
そうですねーーだからきっと最初ビッグガイは僧侶をやめーー
ストリッパーになったんでしょうね。
「人の業を見る」はわからないですが、自分との戦いで勝った
ビッグガイはすがすがしそうでした。まあそれだけで私は少し安心しました。