新上参上

新上博巳のオフィシャルブログ

14年ぶり パート2

2006年03月04日 06時00分54秒 | Weblog
14年ぶりの再会。それはアルファースタントの小池さんとの再会でした。アクションクラブ時代の先輩であり、何処よりも早く活躍の場を海外に広げて行った、アクション界のパイオニア的存在である。その小池さんから突然の電話。14年間、まったく連絡をとっていなかったので、電話の対応にオタオタ。そんな僕に
小池さん「セイザーX観てるよ」
僕「ありがとうございます」
小池さん「でね、新上君。今度やる仕事を手伝ってほしいんだけど」
僕「・・・」
流石の僕も答えに困った。小池さんの仕事=トップレベルの本格的なスタントの現場である事は話しを聞かなくても分っている。そんな所にセイザーがクランクアップして一か月以上も身体を動かしていない僕がついて行けるわけがない。なもんで、角がたたないよう、別の仕事が入ってるのでと僕なりに丁寧に断ったのだが、
小池さん「その仕事、何時に終る?」
僕「・・・まだ、わかりません(そりゃわかるわけない)」
小池さん「大体でいいから」
僕「・・・早くても八時くらいだと思います(これくらい言っておけばいいだろう)」
小池さん「わかった、じゃあ、そっちが終ってからコッチの現場に来てくれればいい。スタジオをおさえておくから」
僕「・・・」
・・・相手が悪かった。僕は覚悟を決め、正直に本当の事を伝えた。
小池さん「それでもいいから、手伝ってくれ。今回の役は新上君がいいんだよねぇ」
僕「わかりました。お世話になります。よろしくお願いします」
14年ぶりにこんなやり取りが電話であり、そして昨日14年ぶりの再会が実現した。
仕事の内容はと言うと・・・これまたビックプロジェクトでまだ公表出来ません(凄いよ!)。現場にはアルファースタントの小池さん、AACのマーク武蔵(牙浪のスーツアクター)そして僕。小池さんでしか揃えられないメンバーが揃った現場、期待大。そして危険大。