新上参上

新上博巳のオフィシャルブログ

タリアス、グレン、ライオ、ときどきシロガネ。

2006年06月25日 01時26分53秒 | 超星神シリーズ
前回言った通り、セイザーXの終わりは超星神シリーズの終わりです。なので僕を含め何人かは三作品分の思い出がある(スタッフ含め三作品に関わった人は以外と少ないんです)。
収録最終日はシーン数も多く、どんなに撮っても終わりが見えず、結局明け方までの撮影だったけど、疲れながらもこのまま終らなければいいのにっと思っていた。

何も知らず東宝の撮影所に連れて行かれ、タリアスのスーツを着せられてからの約三年。あっと言う間でした。
本格的にスーツアクターと呼ばれる存在に戸惑い、特撮モノの難しさ知り、主役と言うプレッシャーと戦いつづけた毎日でした。
でも、本当に楽しかった。こんな事言うと嘘くさいとは思うけど楽しかった。出番がなくても泊まりの撮影現場に居たぐらいだから(笑)。

そんなこんなを考えながら、今日は一人、思い出に浸って飲んでます。
あと、たまにワールドカップの事も考えてます。


第38話 最終回。

2006年06月24日 19時07分06秒 | 超星神シリーズ
始まりがあれば終わりもある。当たり前の事だけど、本当に最後の日が来てしまった。
セイザーXの終わりは超星神シリーズの終わりであり、単に一つの作品が終ったのとは意味が違う。
実際は収録が終了した時点で終った事なんだろうけど、僕だけじゃなくこの作品に携わった人達の多くは、今日のオンエアーで本当の意味の終了と感じているだろう。
先週の放送から一週間、今日の最終回の事を考えないように過してきた。情けない話し、僕の人生において、このシリーズ作品の存在は大きく、終るのはかなり寂しい。幸い今週はハードな仕事が毎日つづいたので、思いにふける時間がなく良かったのだが、逆にその事が今日の寂しさを倍増させてるのも確かな事だ。

しかし今、この寂しさを乗り越え、僕はやらなければならない事がある。
毎週セットしていたHDDレコーダーの予約を解除しなくては、「おとぎ銃士 赤ずきん」を録画してしまう。

第37話。

2006年06月17日 09時38分25秒 | 超星神シリーズ
ラスト2回!
今日は朝から出かけるので珍しくオンタイムで視聴。
先週に引き続きコックピットのブレアードは僕ですね。あと、拓人が装着するまでのブラックライオもそうです。最後に拓人相手に芝居が出来て嬉しかったなぁ。ちなみに装着後のブラックライオは田井君です(ネオデスカルも)。

出かける準備をしながらの視聴で、落ち着いて観れなかったので、今日、帰ったらもう一度ゆっくり観ます。

第36話。

2006年06月10日 13時54分38秒 | 超星神シリーズ
ラスト三回!
話しも盛り上がって来ました(もう僕も一視聴者の気持ち)。特撮(ロボット)の活躍する回は本当にオンエアーが楽しみだ(シャークリーガーがあんなになっちゃってるとは・・・)。
ドリルアングラーのコックピットのブレアード、僕がやれせてもらいました。市野監督が「ここまできたらなんでもありだ!」の指示のもと、凄く楽しく、自由に演じさせてもらった。見栄をきったり、サイクリードの頭をなでたり、台本にないアドリブも全部声優さんが、現場のまま言ってくれてました。

来週はとうとう黒い○○○登場。前半僕が演じさせてもらってます。

第35話。

2006年06月03日 15時44分27秒 | 超星神シリーズ
とうとう最終4話に突入してしまいました。
市野監督にはカットしてくれと頼んだのに出てましたねぇ・・・お恥ずかしい。あのピエロ、田井君(イーグル)とはまーん(ビートル)なんだけどわかった人いるのかなぁ?ちなみにもう一人のピエロはアクション助監督の小倉です。そのシーンには他にもアクション監督の松井さん、川名君。サイクリードの富田君、アイン、ツバインの安藤君、石田君などたくさんのアクションメンバーが出てました。
そしてほとんどわかりませんが、我がACファクトリーの劇団員も逃げまどう人々の中にまざっております。これでACファクトリーは超星神シリーズをすべて制覇しました(笑)。

「劇場版 セイザーX」2

2006年06月01日 17時06分02秒 | 超星神シリーズ
劇場版での僕のファーストカットはストーリー上と同じ、Hガレージでの装着と転送だった。あのワンカットに、もの凄く時間がかかり、流石映画は時間のかけ方が違うなぁと思ったものでした。
最終カットはと言いますと、本編中はカットされていたけど、本当は戦いが終わり、グレン、カゲリ、ガントが装着を解き、三人がまたそれぞれの生活にもどるべく三方向へ歩いて行くってシーンがあったんだよねぇ。
最終カットでグレンから翔太に変わり、これで本当にもうグレンのスーツを装着する事もないんだなぁと現場でちょっとウルッと来てしまいました。やっぱりグレンを装着していた時間が一番長いからねぇ・・・。

第34話。

2006年05月29日 01時12分31秒 | 超星神シリーズ
先週の最後と今週前半の戦闘シーンのロケ場所は「花果山」のオープニング映像を撮った場所と一緒です。バレーダのアクションの吹き替えは齋藤がやってました。
あと前半のアクション終了後に装着を解いての拓人、アド、ケインのやりとり(互いの肩を小突き合う所)はACの前回公演「抗菌バスターZ」で、僕と冨田さんと石倉が舞台上でやっていたやりとりを三人がマネしてやってます。(知ってる人はビデオで確認して下さい)
ネオデスカルは(艦内)田井君と(ロケ)優が演じてます。動くの結構大変そうでした。