エリムの憩い

何の変哲もない日常生活の中で、感じた恵みを広く浅く綴ってゆきます

命名

2008年08月29日 | Weblog

 今度、生まれる赤ちゃんの名前を夫婦で話し合いながら考えています。(もうすぐ出産予定日ですが、まだ母胎の中のほうが居心地が良いようです。)子供が、一生使ってゆく名前なので、それなりに責任を感じながら、真剣に考えています。漢字や言葉の響きなどのバランスなどを気にしながらなので、そんなに簡単に決められるものではありません。子供が希望と喜びを持って人生を送ってほしいという願いを込め、さらには、神様に与えられた使命をしっかりと果たしてほしいという信仰を表して、命名しようと思っています。私自身も親が信仰を持って命名してくれたことをとても感謝しています。もちろん信仰は個人的なことですので、押し付けられるものではありませんが、私自身は、親が大事にしている信仰を自分も大事にしています。それは自分にとって大きな支えになっているからです。子供たちが、神様に支えられ、守られて生きてゆくことを願う今日この頃です。


臨月

2008年08月21日 | Weblog

 妻が臨月を迎えています。今週か来週に出産するのではないかというタイミングです。今度も出産を立ち会う予定です。今回、お世話になる産婦人科の病院から、立ち会うにあたって、今の気持ちを用紙に記入してほしいと言うことだったので、第一子の時のことを思い出していました。
 二年前のことになりますが、真夜中、12時過ぎに激しい陣痛が始まりました。1時に病院に到着し、検査をした後、3時半に分娩室に入りました。妻は、それから二時間、分娩台の上で頑張っていました。その姿を見て、出産は男性にはとうていできない大仕事であることを痛感させられました。「オギャー」と産声を聞いた時の感動は忘れられません。出産後、妻はすやすや寝ていましたが、私は神経が高ぶってなかなか眠れませんでした。女性の強さを感じました。今回も立ち会うにあたって、少し緊張しますが、その瞬間を見届けたいと思います。


七夕

2008年08月07日 | Weblog
 今日、夕方に買い物に行くと、浴衣を着た子供が大勢見かけました。「今度、生まれる女の子にも浴衣を着せたらかわいいだろうな。」と思いながら車を運転していました。買い物から帰ってまもなく、あまり見かけない子供が6人ほど家に訪ねてきました。すっかり、今日が北海道の七夕だったことを忘れていました。「ローソクもらい」と言うらしいのですが、いわゆるアメリカのハロウィンのように、子供が家々を周り、お菓子をねだることになっています。札幌に来て一年目は、よく分からなかったので、「お菓子ないわ、ごめん」と言って帰ってもらいましたが、今日は、たまたま食べきりサイズのポテトチップが6袋あってので、配ってあげました。その子供たちのお母さんも同伴だったので、妻が少し世間話をすることもできました。近所付き合いが希薄になってきている昨今ですが、このような行事を通して、知り合いになれるご近所さんが増えることはとても嬉しいことです。

成長

2008年08月01日 | Weblog
 北海道に来て、土をいじることが多くなってきました。春になって、適度に調合した土を作り、花や野菜の苗を植えて楽しんでいます。今年の野菜はミニトマトとししとう、南蛮がらしを植えました。ミニトマトはすずなりのように青い実をたくさんつけています。もうすぐ本格的な収穫を迎えます。花壇をよく見てみると、去年植えたイチゴの茎が花壇に広がって、葉をたくさん付けています。たしか去年は小さな実を二つぐらいしか収穫できなかったので、イチゴには適さない土壌なのかと諦めていたのですが、雪に覆われた季節を越えて、気が付かないうちに、地中で命を成長させていたのです。人の目には隠れている所で神様が成長させてくださっていたということに気が付かされています。思うように変わってゆかない、成長してゆかない状況に、嘆いたりすることも人生にはありますが、庭のイチゴのように神様が成長させてくださることに期待してゆきたいと思う今日この頃です。