久しぶりに風邪をこじらせてしまいました。咳が出始めたので、薬局で市販の咳止めを飲んでいたのですが、良くなるどころかどんどん悪くなってきました。夜も安眠できず、体力が奪われてしまい、何をするにもやる気になりませんでした。仕事をすることはもちろん、外へ出ることも、食べることさえ面倒になりました。そうなると、気持ち的にも沈んできて、見えない将来に不安になってしまうものです。
結局、病院に行き、抗生物質などの薬を飲み始めると、症状が治まり、だんだんと良くなりました。体の健康と精神の健康は密接な関係があることを改めて感じました。咳が止まり、ご飯をおいしく食べられるようになると、体が軽くなり、希望がまたあふれて活力が出てきました。あれこれと考えて、心配することなく、じっと体を休めて回復を待つことしかありません。今度、風邪が長引いたとしても、「トンネルには必ず出口がある」という気持ちで過ごしてゆきたいと思う今日この頃です。
今年は、いよいよ40の大台に乗っかる年になります。27歳で、サラリーマンをやめてからというもの、神学校寄宿舎に入ったり、卒業後結婚し、千葉に行ったり、シンガポールに留学に行ったり、住所を転々としていました。留学後、札幌に来て3年半が経ちます。神学校に入って以来、引越しを繰り返していましたが、札幌に住んでいる期間が一番長くなりました。３０代は、いろんな出会いがあり、刺激もあり楽しい時間を過ごすことができました。特に海外生活は苦しさ２倍、楽しさ２倍の刺激的な経験することができ、かけがえのない２年間でした。でも、妻は、「これからは落ち着いて生活したい。」と言ってます。私も同感です。３０代は、身軽にいろんな場所に飛び回りましたが、４０代は腰を据えてじっくりやってゆきたいと思っています。牧師職としてはまだまだ若手と呼ばれる年齢でありますが、楽しみながら仕事に取り組んでゆきたいです。