エリムの憩い

何の変哲もない日常生活の中で、感じた恵みを広く浅く綴ってゆきます

慣習

2008年06月20日 | Weblog
 地元の市民楽団のメンバーだった友人たちが明日結婚します。ということで、今日、電報を出したのですが、生まれて初めての経験でした。職業柄、文章を書くことが多いのですが、短い文章で、お祝いの気持ちを込めて言葉にすることはそれほど簡単ではありません。二人が付き合い始めてからの仲睦まじい姿を思い出しながら、しばらく考えて込んでしまいました。最後に「お二人の末ながい幸せを北海道の空からお祈りします。」と結びましたが、ただの飾りの言葉ではなく、本当に祈るような気持ちになり、心が温かくなりました。社会的な慣習ということで、電報やあるいは年賀状などを使って、相手のことを考えながら、文章にしてゆくわけですが、無味乾燥な儀礼的なことではないと感じました。言葉をつむいでゆきながら、二人の祝福を分かち合うことができる気分になりました。社会的な慣習の大切さをあらためて感じる今日この頃です。

人をつなげる人

2008年06月13日 | Weblog
 先週の木曜日から、アメリカのテキサスから5人の青年がやってきました。教会のゲストルームに宿泊しながら、英会話などの奉仕をしてくれています。赤ちゃんから大人まで五つのイングリッシュクラスを持っています。全八回のうち、とりあえず初回が終わったばかりですが、期待していた以上に反響がありました。特にベビークラスに出席のママたちが、口コミで広げてくれて、さらに出席者が増えそうです。彼らが公園で遊んでいるだけで、子供が寄ってきます。また、彼らの何人かが近くの大学への顔を出して、”合気道”などに参加するようです。今回、彼らを通して多くの人たちと知り合いになるきっかけを持つことができました。今まで、教会では、人の出入りが少ないほうでしたが、今回、半年間で知り合いになる人数に匹敵するぐらいの人と知り合うことができ、とても嬉しいです。人と人を繋げてゆくのは、やはり人だということを感じます。一人の存在の重さを感じる今日この頃です。

成長

2008年06月06日 | Weblog

 先日、背中の筋を痛めてしまいました。翌日になっても痛みが消えず、呼吸も深くすることもできないので、体を安静にして鎮痛剤を飲みました。二日目には、すっかり癒されて、楽になりました。痛みの原因となったのは、息子の体重が増えたことによります。私は、仕事上、家にいることが多いので、息子と一緒にいる時間が長いです。普段から、子供とのスキンシップを楽しんでいるのですが、その日は、サービス精神が旺盛になりました。いわゆる「高い高い」を腰を低くした状態から何度もしていて遊んでいました。しばらくすると背中の筋に違和感を覚えるようになり、やがて痛みに変わっていったという経緯です。息子はもうすぐ二歳になりますが、知らず知らずに骨格がしっかりしてきて、体重が増えています。私の背中の筋が痛んだのは、息子が順調に成長している証拠だと言うことができます。背中に痛みを感じながらも、息子の成長を喜んでいる今日この頃です。